さとう動物病院
 長野県 千曲市 
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 ブラジル技術移住者が見た世界
山口正邦 著
柏企画 2009年5月出版 定価1,800円(税別)
 長野からブラジルへ渡った技術者
  1961年、妻と1歳の長女を連れてブラジルへ技術移住者第1号として渡った著者。その後、持ち前の技術を生かしてブラジルの企業で働き、国の発展を見守ってきた。移住までの経過、移住当時のブラジル、その後のブラジル、定年退職後の世界各地の旅行などを本書にまとめた。
 48年前にブラジルへ移住した著者の、衰えることを知らない「日本語力」には驚かされます。博識に富んだ文章と、素晴らしい日本語を堪能できる一冊です。
 技術移住者第1号 ブラジルを新たな視点で!
 ブラジルへ移住というと、農業をすぐに思い浮かべる人が多いが、著者は技術者の目でブラジルや日本、世界を見続ける。ブラジルからの報告には、技術分野のほか、柿、リンゴ、おやき、ヌートリア、烏骨鶏などといった動植物や食物などがよく出てくるのも魅力の一つだ。
 第2部では、ブラジルへ移住後、3人の幼子を妻をブラジルに残して著者がアメリカへ1年間留学するところがあって、その大胆さには驚かされる。
 
 著者プロフィール
 山口 正邦 (Masakuni Yamaguchi)
 1931年長野市生まれ。市立加茂小学校、県立長野工業高校、日本大学工学部卒。科研化学株式会社に勤務後、1961年、妻と1歳の娘を連れて技術移住者第1号としてブラジルへ移住。最初の就職先は4カ月後に倒産するもマタラゾ工業連合に入社、クエン酸工場の工場長として3年間勤務。1964年に米国のパシフィック・ルースラン大学に1年間単身で留学。1965年に日本特殊陶業株式会社(NGK)のブラジル特殊陶業に入社、ファイン・セラミックス部門で南米のパイオニアとして勤務。1993年に同社を定年退職後、モジ・ダス・クルーゼス市の文化協会副理事長、モデル日本語学校学校長、サンパウロ市日伯援護協会常任理事等を歴任。退職後は妻への感謝を込めて夫婦で世界各地を旅行。本書はサンパウロ新聞に掲載された紀行文を中心に編集し、ブラジル日本移民百周年を記念して出版。現在、サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市在住。
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