題名:お礼 


 塚本様へ

  懇切丁寧なるご教授ありがとうございます。恐縮です。なかなか反応がなかったので諦めていました。
塚本様の文章たいへん楽しく拝読いたしました。掲示板に質問文を掲載してよかったと嬉しく思います。
 
 昭和24年につくられた規約の中に基本的な礼儀作法までもりこまれていたといういたということは棋士の対局姿勢に問題が出ていたのだなと推察されます。 また呉清源さんが椅子対局を提唱されていたということにはいろいろ感じるところがあります。勝負の世界では強い人の言葉は重いもの、戦前から戦後にかけて最強であったであろう呉清源さんが正座を重要視されていなかったとあっては正座の減少に拍車がかかったことでしょう。

 それと塚本様がはじめは正座で打たれていたというところに時代の雰囲気やプロ棋士の影響力、初心の精神を感じます。数年前からNHK杯が椅子対局になり棋士の正座姿がますます見られなくなりました。囲碁将棋に限りませんが正座姿は見ているだけでも気分がよくなります。現在のタイトル保持者では山下敬吾さんの対局姿勢が一番絵になると思っております。(対局姿勢といってもテレビでたまに見かける程度ですが)。
 
私のごときダメ人間でも正座をしている間だけは心の中の悪い虫が眠るような気がします、といってもすぐにしびれてあぐらになりますが。囲碁の上達より正座の上達の方が重要ではないかと思いつつ趙治勲さんの棋譜を並べている今日このごろです。 佐々木