2001年9月17日(打碁評)
梶原九段の打碁評からの寸言
「こんなに相手のいう通り、ハイハイと打っていて、碁が勝てたらオメデたいものだ」
山部九段の打碁評からの寸言
「すぐやってくるかどうかは別として、いつでもこの筋を狙われているのはイヤですね」
2001年11月15日(天王山)
着手するとき、考えなければいけない事は、これから打とうとする所へ、相手がすぐ
打ってくるだろうかと、吟味する事である。
ヨセの場合は、手拍子を避ける事が大切であるが、そのためには、調子に乗ること
なく、これは先手か、これは後手だが、それでもよいかと自分に問い掛ける事だ。
2002年1月21日
サンサンで打つ心得(自省)
(注 これは自分に対する心掛けを言っているので、他の人に言っている事ではあ
り ません。皆さんは皆さんのやり方でどうぞ)
1. サンサンの点数にこだわるな。点数が下がったら、対局を多くして又上がればよい。
2. 時間を使うな。時間を使わないときの碁がもともとの自分の姿なのだ。負けても、
それが本来の自分の棋力だと思え。
3. 勝敗よりも、碁の内容が大切。あまりにも、みっともない手を打った時は、ハッキ
リと勝っている場合を除き、投了しよう。
4. 碁は負けてもらうゲーム、匹夫の勇による猪突猛進や玉砕戦法を避け、恥を忍んで
も相手の転ぶ のを待て。
5. 形勢判断は、石の流れによる判断と、面積による大まかな判断により見当をつけ、
目算をしないよう心掛けよ。
6. 後手の大利よりも、先手の小利が大切。
2002年3月26日(執着心)
ポンポン早く打ってみる。やはり負けが込む。遅打ちの私が意識して早く打つよう
にしたら、なんだか勝負に対する執着心が薄らいできたような気がする。或いは、早く打つ
故ではなくて年の故かもしれないが。「ここは大事なところ」と腰を落ち着けて
考えることが出来なくなってきたのである。
昔、陸上競技の練習でインターバル走法といって、
トラックを速く走ったり、速度を落として走ったりする練習をさせられたことがあっ
たが、碁も訓練として遅速両方の打ち方をしてみるのがよいのかもしれぬ。
(おわり)