題名:夢は果てても(3) 


 次に中終盤心得編


      何もやらなきゃ先手はとれる

            手抜きで死んじゃアホやけど


  「そんなに先手先手というならば、何もやらなきゃ先手じゃないか」と仰言ったのは

故岩本薫プロだそ
うです。「確かに仰言るとおりなんですが、でも死んじゃうよ、と

いじめに遭うよ」とか、その時思ったものでした。どこで手を抜けばよいのか未だ

に分かりません。でも「手抜き」という言葉、現実の世
界では感じ悪いですねぇ。


    序盤の失敗クヨクヨするな

         次は相手がミスる番

 負け碁の打ち易さ、誰しも覚えがある筈。時間制限秒読みなしの碁では特にこうい

態勢からやぶれかぶれの手をポンポン打ってゆくと、案外勝ってしまったりする事

もあるようです。
                      

「人間万事、塞翁が馬」とかいう諺もありました。

      脅しハッタリうわ手の手口

            それにビビッちゃ勝ちはない

   脅しとハッタリは違うものですが、居丈高になって相手より優位に立とうとする点

では似ているようで
す。俺のこの手に対して受けるのか受けないのか、どうするんだ

と迫って、いう事をきかしてしまおうというわけですが、大体いう事をきくのが下

手(したて)、きかないのが上手(うわて)という事にな
っています。

  でも、下手に何時反乱を起こされるかと、上手も怖い筈です。特にハッタリ手は見破

られないだろうか
と当の本人が一番ハラハラしているのではないでしょうか。読み違

いは仕方がないとして、自分なりによく読んで負けてもいいから反乱を起こしましょ

う。これ実は半分は自分に言い聞かせているのですが。