夏山ハイキングの旅 那須


今年の夏休みは、那須に週末一泊旅行だよ。ワン仲間の間で最近評判の宿があると聞いたママがさっそく予約しちゃったの。どんなところか、楽しみだね。

東北新幹線に乗って那須塩原下車、そこでローカル線に乗り換えて、一駅戻って黒磯まで。お宿に行く前に、茶臼岳に登るんだって。

那須塩原駅で
乗り継ぎの電車を待つ僕
東京より少し涼しいかな。


黒磯駅からは那須ロープーウエイの茶臼岳山麓駅まではバスで1時間。時間によっては、那須塩原発のバスもあるので、確認してから出かけてね。茶臼岳は標高1915mだけど、標高1700mくらいまでロープーウェイで登れちゃうんだよ。で、その先は、朝日岳や三本槍岳などの那須連山に続く登山ルートが続いているんだ。だから、登山のハイシーズンには、ロープーウェイに乗るのも行列で大変らしい。

ロープウェイは、
キャリーバックに入っていれば、
ワンコもOK
キャリーを忘れちゃったコ用に
駅にはレンタル・キャリーがあったよ。
こんなの初めて!
100人以上乗れちゃう
大型ロープウェイだよ。
3分ほどで
あっという間に着いちゃった。
ここが山頂駅。
ここまで登ると
風がひんやりと冷たい。

山頂駅からは、茶臼岳火口はもうそぐそこ。でも、夏休みなので、登山道には、まるで日曜日の竹下通りみたいにハイカーの長蛇の列が出来ていて、ウンザリしちゃったママたちは、茶臼岳を左に回って、牛ヶ首というところから那須五山の1つ南月山へ向かうルートを歩くことにしたんだ。茶臼岳は、昔登ったことがあるんだって。それに茶臼岳火口への道は、まるで月面みたいな岩とジャリの急な坂道だけど、南月山への道は、両脇に夏草が茂るのんびりした尾根道なんだよ。

駅から見た茶臼岳
右に見えるのがハイカーの列。
茶臼岳の山麓を回って
牛ヶ首に向かう道。
硫黄の香りがかすかに漂う。
牛ヶ首から南月山への道は
夏草が茂る尾根道だよ。
道の両側には、色とりどりの花が咲いていて、とてもきれい。
ロープウェイ駅付近は、夏休みの親子連れや若者のカップルも大勢いたけど、
ここまでくると、いつもの中高年登山のオジサン・オバサンばっかり。
皆、立派な一眼レフを構えて大撮影会。
ママは、ポケデジ専門。
途中の眺めの良いポイントで
景色を愛でる僕。
ちょっとかすんでいるのが残念。
あの先に見えるのが、
南月山かな?
夏草の香りがいっぱいだよ。
あともう少しで到着なので
ハイになって歩く僕。
目的地到着!
さあお待ちかね
お弁当タイムだ!
ママ曰く、
お山の上で食べるお弁当は
どんなご馳走より美味しいそうです。
一休みしたら、
ロープーウェイ駅まで
また歩くぞ!
見よ!、僕の後足!
筋肉モリモリでしょ。
エヘヘ。
同じ道を通って戻ります。
でも、下りはジャリが滑って
ちょっと怖いの。


幸いカンカン照りのお天気ではなく、風も涼しかったけど、さすが山の上の遮るもののない道での太陽の日差しは暑いので、今回は、いつもより短めの休憩込みで往復3時間のハイキングでした。僕のことを心配したママが、途中でヒヤロンという簡易保冷剤で首筋を冷やしてくれたよ。

あの向こうの山の頂上まで
行ったんだよ。
どんなもんだい!
白い煙を吐く茶臼岳。
無限地獄と呼ばれている
場所なんだって。
近くに行くと
かなり強い硫黄の匂いがしたよ。
僕、この匂い、好きかも!?


夏山をすっかり堪能した僕でした。そろそろお宿に行く時間だよ。直行のバスで那須塩原まで戻って、そこからお宿の送迎バスで30分、ホテルに到着。

今回のお泊りは
那須リゾート倶楽部喜美の森
お部屋に入って寛ぐ僕。
たくさん歩いたので、
パパにマッサージしてもらってます。


このお宿には、ひろーいドッグランがあるんだよ。さっそく連れて行ってもらいました。誰もいなかったので、こんなひろーいランを独り占めして遊んじゃった。

ね?広いでしょ
飛んでます!
盛大に芝生をかきあげる。
都会では味わえない醍醐味!
エヘヘ、ラン独り占め♪
お腹すいちゃった。
オヤツはどこかな?
テッテコ、テッテコ、走ります。


翌日も、午前中、ランでたっぷり遊んで、お宿の周りを散歩しました。たった2日だったけど、僕はお散歩とドッグラン三昧、ママとパパもハイキングと温泉三昧の充実した楽しい夏休みでした。


おしまい

2005年8月

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