靖国神社みたま祭りの巻

8月の声を聞くと「コウシキサンパーイ」という枕詞がついて新聞を騒がすのが靖国神社。
なにかと物議をかもす場所ですが、地元で生まれ育った僕のママにとっては、
小さい時から慣れ親しんだ近所の神社ってかんじで、小学校の授業で写生に行ったこともあるし、
「昔はもっとのんびりしてたのよぉー」ってことらしい。

そんなママだから、九段の風物詩とも言われる7月のみたま祭りは、
毎年、マストのお出かけ行事。

で、今年は僕も連れて行ってもらいました。
九段の地下鉄の駅を上がると、参道が続いていて、
おいしそうな匂いがする屋台がいっぱい。
つい、何か落っこちていないかと下ばかり見て歩く僕です。



みたま祭りといえば、この黄色い提灯が参道沿いにずらっと並ぶのが壮観だよね。
1個奉納するのに何万円もするらしいけど、1人で何個も奉納している人もいたよ。




これが神門です。
お盆の飾り付けがきれいでしょ。

ところで、靖国神社っていうと、太平洋戦争の戦没者がまつってあるところってイメージだけど、
もともとは、明治2年に、戊辰戦争でなくなった人々の魂をまつるために作られたってこと
知ってた?

その後、明治10年には、
ペリーさんの黒船来航以来国内の戦乱に殉じた人々も
合わせてまつられるようになったそうだよ。

だから、坂本竜馬とか高杉晋作なんかも
靖国神社にはまつられているんだって。
靖国神社のホームページに書いてありました。
(でも高杉さんは病気で死んだんだよね)




これが拝殿です。
参道の屋台の周りはたくさん人がいたのに
ここまでお参りする人はすくないんだね。

僕も、さっきからいい匂いにちょっと気もそぞろ。

境内には有名人が描いた灯篭がたくさん吊るしてあるんだよ。
夜になって明かりが点るときれいだね。

お神輿が出たり、灯篭流しをやったりイベントも盛りだくさん。


そうそう、靖国神社に行ったら、これは絶対見てね。



立派なワンコでしょ?
「兵隊さんのお友達、軍犬の慰霊像」だよ。
モデルはシェパードらしい。

でも平和主義者の僕たちワンコまで戦争に駆り出すのはやめようね。


さて、お参りもすませたし、これから屋台で色々食べるんだよね。ママ?


おしまい。

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