井原春岳さんの童画
 井原春岳さんは阿智村大野に生まれ、本名は勇、智里村役場に奉職し、収入役・助役を歴任、のち村議会議長も勤めました。
 若い頃から絵に親しみ、漫画や童画を描かれたが、公職を退いてからは片桐白登画伯の指導をうけて日本画に専念し、県展入選17回、南画院展、日本南画院展にも毎回入選し、村内の小中学校や公民館、浄久寺にその大作が寄贈されています。

 昭和60年2月85歳で逝去されましたが、平成9年その遺作画集が出版されました。上の絵は「コドモノクニ」に採用された童画で、本誌三百号の結実に因んで巻頭に転載させて頂きました。  (H8・12)
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