阿智の大栗
伍和河内の洞地籍、新しくできたバイパスから200mほど東の農道の道端に、原祐次さん所有の栗の大木があります。
岡山県の自然愛護協会の方が調査に来て、この栗の木を調査し、全国で第6位、長野県では第2位の太さであるとの判定をしました。
その数値は、木の高さ約15m、目通りの太さ4.92m、根本の周囲5.5m、枝張りは東西13.6m、南北14.5m、推定樹齢は500年と見ていったようですが実際は300年くらいではないかと思われます。樹勢はきわめて旺盛です。
この栗の木について特に伝承等はないようですが、村ではこの木を平成6年8月25日付で村の天然記念物に指定しました。 なお参考までに全国第1位とされる栗の木は、岩手県九戸郡軽米村の「市野々の大栗」で、目通りの太さ6.55m、樹齢650年(前期愛護協会調)といわれます。
(H7・7)