栗矢薬師堂の仏像

 栗矢八幡社の裏手にある薬師堂が非常に荒廃していたので、地元の井原清美さんらの提唱で昭和56年10月再建されました。このお堂には明治維新により廃寺となった光明院の仏像も納められていたので、改めて光明院(伊那坂東第十五番札所)と合堂ということになって再興されました。

 このお堂に安置されている仏像は、薬師如来立像、阿弥陀如来座像、聖観世音菩薩立像、魚籃観音立像、馬鳴菩薩騎馬像と閻魔大王座像の六体です。写真は薬師如来(右)と聖観世音菩薩ですが、薬師の方は大分傷んでいます。観世音菩薩は像高50p、台座に造立銘がありますが造立年は記されていません。  (S56・10)

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