昭和44年4月20日、
アララギ(短歌結社)の元老
土田文明が、
森田草平の終焉の地
長岳寺をたずねて来村しました。これは、ちょうどその日「
阿智短歌」の編集会を私宅でやっていたので、水野甲子三・巳年男両氏と3人で長岳寺の山門でお迎えしたときの写真です。
お迎えといっても、私たちはアララギの会員でもなければ、名を名乗るほどの歌人でもないので、土屋文明とはどんな人か見に行った……というのが真相で、直接言葉をかわした記憶はありません。
写真中央のお二人が文明夫妻、手をあげて説明しているのが長岳寺住職の
山本慈昭さん、あとの同行者はだれなのかわかりません。
この写真はとくに出来がよいとはいえませんが、記録としては意味の深い映像となりました。 (H6・4)