「横川山のこと」と題した、遠山伊与吉さん（８５歳）の録音テープからの起稿に書かれている、入会山の訴訟が示談になり和解したときの契約証で、駒場区の方に残されたものの表紙です。(「郷土史巡礼」昭和５８年５月号)

　本文はキャラメルの粒ほどもある一号活字で了解事項を印刷してあり、いかめしい感じがします。駒場区にとっては、山の半分を横川に分割した無念の契約証でもあります。富士見台の「岩田石」といわれている境石の文字も、この時に彫られたものだそうです。 　（Ｓ58・５）