今宮八幡社の(旧)御神体
安布知神社境内の末社今宮八幡社の社殿が老朽したため改築をすすめていましたが、昭和62年3月完成し竣工奉告祭が執行されました。この神社は、徳川家康の側室で駒場出身の「お松」が、家康に直々に許しを得て創建した特別の由緒をもつ社です。(寛政譜収載)
下の写真は、その御神体として祀られてあったという阿弥陀如来の懸仏(かけぶつ)です。神仏習合の時代には、八幡神の本地仏は阿弥陀如来とされていました。明治維新の神仏分離により、現在は、上町の山田さんが自宅に安置しています。 (S62・3)