緑内障
緑内障は、目の中にある房水(栄養を運ぶ液体)が排水されにくい状態や排水されない状態になり、目の中の圧力(眼圧)が上がって、目の機能が落ちる病気。放っておくと、見える範囲が少なくなったり、視力が落ちたりして、失明してしまいます。 また、眼圧は正常なのに視神経などに障害を起こす正常眼圧緑内障が日本人には非常に多いことが最近わかってきました。   緑内障には主に下記の4種類があります。

<急性型の緑内障>
急性型の緑内障(閉塞隅角緑内障)は、もともと房水が流れる空間が狭い人に起こりやすく、急に激しい頭痛、目の痛み、虹視症(光の周りに虹のようなものが見える状態)、嘔吐などにおそわれます。全身症状が強いために脳の病気や胃腸の病気と間違えられることもあります。 治療が遅れると数日で失明してしまいます。発作を起こした状態で24時間経過すると視神経の50%が死滅すると言われています。治療はレーザーで虹彩に穴を開けます。早期の閉塞隅角緑内障であれは100%治癒しますが、高眼圧状態によって視神経が受けたダメージは回復しません。   危険因子としては中年女性で遠視、狭隅角の方に多く見られます。こういった方には予防的にレーザー手術を行います。

<慢性型の緑内障>
慢性型の緑内障(開放隅角緑内障)は、房水の出口はあいているのですが、目詰まりしたような状態になって排水がうまくいかず、眼圧が高くなります。緑内障でいちばん多いタイプ。やはり自覚症状がほとんどなく、少しずつ目の機能がおかされていきます。強度近視の方や血縁者に緑内障の既往歴を持つ人がいる場合は要注意です。 近視の強い人(20cm以上離すと見えない人)や血縁者に緑内障患者がいる人は30歳を過ぎたら検診を受けましょう。 40才以上の17人に1人はこのタイプの緑内障になっています。

<先天性緑内障>
先天性緑内障は生まれた時から存在するもので、目の構造の発達に異常があるために起こります。手術で修復することが必要です。

<続発緑内障>
続発緑内障は、一部の目の病気 (ブドウ膜炎)や全身性の病気、一部の薬(コルチコステロイド)により起こります。
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