★「仏説阿弥陀経」第2話 「お釈迦様が最後に伝えたかったことA」

前回、お釈迦様が最後に、私たちにこれだけは伝えたかった事とは「仏の国に生まれたいと思って生きていきなさい」という事だというお話をしました。

西法寺の前の道を通って、桐蔭学園の信号を左折した先に、横浜総合病院があります。ご主人の看病のため、西法寺の前を通って毎日この横浜総合病院に通っていた方がいらっしゃいました。三年後、残念な事に、ご主人は看病の甲斐なくお亡くなりになりました。奥様はお葬式の為に、浄土真宗のお寺を探さないといけないと思いながら帰っていると、西法寺の看板が突然目に飛び込んできたそうです。三年間毎日通った道なのに、何故今まで気づかなかったのでしょうか?

 それは、その道を歩く目的が変わったからです。私達はいろんなものを見て生きていますが、全てのものが見えているわけではありません。目の前にあっても、意外に見えていないものは沢山あります。目的が変われば、見え方が変わり、見えてないものが見えてくるように、生きる目的が変われば、人生の見え方が変わり、見えてないものが見えてきます。

 私たちは、日ごろどのような目的で生きているでしょうか?「お金をもっと稼ぎたい」「もっと地位のある仕事に就きたい」「家族で旅行に行きたい」等々。お釈迦様は「西にある極楽に生まれたいと願って生きていきなさい」と勧めます。どのようなものが見えてくるのでしょうか?