平安装束
女房装束 / 五衣・唐衣・裳 装束
紅梅の匂い



京都 西陣織会館で着せて頂きました。
管理人の都合により、顔はモザイク処理させていただきます。

* デジカメ撮影ではありませんので画像はそれなりです。

【 小袖 ・長袴 】
あえて説明する事はないですね。
一番下に着ている着物ですね。

【 単 】
 萌黄色・幸菱の単です。
 ここまでが下着です。

 【 五つ衣 】
 紅梅の匂いです。
 薄い色から濃い色に重ねていきます。

【 五つ衣 】
 だんだん濃くなってきました。
【 打 衣 】
表着と同寸で生地・織り方が違う着物。
 【 表 着 】
打衣と同寸で生地・織り方が違う着物。
この紐一本で全てを留めています。
着せて頂いたのは2月なのですが、着付けの先生は汗をかいていました。 着せる方も大変な体力を消耗しますね。 
【 唐衣 ・ 裳 / 前 】

唐衣・裳を着けて帖紙・檜扇を持ち、女房装束晴れの装い完成。

唐衣を着てから裳を着けるのが現在の装着方法ですが、裳を着けてから唐衣を羽織るという装着方法もあるそうです。

【 唐衣 ・ 裳 / 斜め 】







【 唐衣 ・ 裳 / 横 】







【 余談 】

私は常日頃から猫背です。(苦笑)
せっかく着るのだから気をつけねば・・・と、ぴしっとしていたつもりですが、何枚も重ねていくうちに、重みで背中と肩の感覚が鈍くなり、どの状態が正しい姿勢なのか分からなくなりました。
そして、出来上がった写真は、やっぱり猫背。
・・・せっかく着せてもらったのに・・・
後ろを向く為に方向転換をするのですが、
足を前に・・・と言われても足が出ません。
歩き出してしまえばズリズリ行くんですけど
でも上手くいきません。これで普通に歩いている方々はスゴイと思います。

【 唐衣・裳 / 斜め 振り返る? 】 【 唐衣・裳 / 後ろ 】
【余談】

座ったのはいいが、
立ち上がれません。
カメラマンのオジサマに
手を借りて立ち上がり
ました。
【 唐衣 ・ 裳 / 座る 】 【 唐衣 ・ 裳 / 座る 斜め上から 】

【空蝉】


モヌケノカラという言葉はここからきていると教えて
いただきました。
しかし・・・
私は一度持ち上げてしまったので、
ぐちゃぐちゃになっています。
本当はもっと山ようにキレイな形をしていました。








おまけ
おすべらかし(前) おすべらかし(後)
 京都のペンションに泊まった時
 着せていただきました。
 確か、唐衣・裳以外を一気に
 着せられたので、何が何やら
 解らずに出来上がっていたような・・・
 ずっしりと重かった記憶があります。
 後ろを向いたんですけど
 実は・・・
 床の間の上に乗ってます。(汗)