同乗走行レポート『レーシングカーに乗せてもらっちゃった』 2001.12.2
ニスモフェスティバルの人気イベントのひとつ、同乗走行になんと当選してしまった!!
ニスモのファンクラブ『クラブルマン』の会員限定の先行抽選で、一番確率の高いN1のGT−R(6台)に
応募したら本当に当たってしまった。いやぁ〜、ビックリ。
当日までどのマシンでドライバーは誰になるかは分からないのでドキドキ、ワクワク♪
当日、当選者受付に行って自分が乗せてもらえるマシンとドライバーを確認した。
マシンは「FALKEN ニュルスペシャル」、ドライバーは木下隆之選手だった。
正直、第一希望ではなかったが、全く知らない選手ではなかったので良かった。
(ちなみにN1はマシンの選択ができません。出たトコ勝負!です(^^ゞ)
集合時間になり、自分が乗せてもらえるマシンのピット前に行くと、スタッフのお姉さんが「どうぞ」と、
中に入れてくれた。本当に乗せてもらえるんだ…私…(^^;)
ピットの中でレーシングスーツを着て(思っていたより重かった)、ヘルメットを被って待っていると
私の番がやってきた。グローブをはめてマシンに乗り込む。うわぁー、緊張!
以前、GTマシンの運転席に座らせてもらったことがあるので乗りにくいことは分かっていたものの
乗り込む時、頭(ヘルメット)がこつんとあたった。
シートベルトを締めてもらうと、もう、動けませーん状態(笑)
メカニックの方から「右足元の配線にだけ気を付けてください」と言われ、ドアが閉まった。
木下選手に「お願いします」と言ってちょこんと頭を下げたが聞こえていたんだかどうだか…(^^;)
マシンが動きだした。ピットロードを出るまではなんてこともなかったが、コースに出たとたん、
凄い勢いで加速したかと思うとすぐに1コーナーで減速、気がつけばサントリーコーナーだった。
いつもはフェンスの外から見ているヘアピンだけど、コース側から見ると全然違う場所みたい。
こんなふうに見えるんだ…(どんなふうだ?)
ダンロップコーナーでは右に左に振られて体が斜めになってた。
レーシングカーって真っ直ぐ走らないらしい(笑)
上下動のないジェットコースターって感じかな。
最終コーナーを周ってストレートに戻ってきた。またまた凄い勢いで加速する。
えっ?1周だよね?ピットに入るんだよね?ってくらいギリギリまで加速したかと思うと、
ピットロード手前で急に減速してあっという間に帰ってきちゃった。
マシンが止まるとメカニックの方がドアを開けてシートベルトを外してくれた。
木下選手に「ありがとうございました」とお礼を言うと、ニコッと笑って手を差し出してくださり、
握手をしてもらってマシンを降りた。
ちびるかと心配したが大丈夫だった(爆)
プロのドライバーが運転している安心感か、さほど怖いとは感じなかった。
面白かったというか、楽しかったというか…
う〜ん、“すごいっ!”っていうのと“感動!”っていうのが一番ぴったりくる感じかな。
(ってゆ〜かぁ、細かい事覚えてないだけやん(^^ゞ)
できることならもう一度乗ってみたい。
今度はもっとちゃんとプロのドライバーのドライビングを見たいね。1周は短いよ。
貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。
……来年、リベンジだぁー!
Photo By P