NO.9 「たまには車も乗りたい…?」 2001.8.1
モータースポーツを生で観るには、サーキットまで行かなきゃいけない(当たり前だ!)
予選日から行くこともあれば、決勝日だけって時もあります。
決勝日だけっていうことができるのは、MINEとTI。
その日の朝出て、その日のうちに帰る(そのまんまやんか)
予選日から観る場合、車中泊するほどの度胸はないので、
いつもホテルをとることになるわけですが、
貧乏人である我々2匹は少しでも安いホテルに泊まりたい。
特に定宿にしているところはなく、安いホテルを探しては、いろいろ泊まってみて、
いいの悪いのと、またそれをネタに車ん中で盛り上がる。それがいつものパターンです。
当然、鈴鹿だ、富士だってとこへ行くには、お泊まりするしかないわけで…。
宿なんて、行ってみるまでどんなところかわかんないでしょ。ケチってるから、余計に不安です。
Fポン鈴鹿に行ったときのこと。
四日市(はっちゃんの地元だー!)のホテルに泊まったのですが、
ここは我々2匹の人生の記憶に燦然と輝き(?)残るであろうホテルでした。
ホテル…っちゅうよりその付属施設って言った方がいいか。
部屋そのものには別になんの問題もなく(すごいところに泊まったことあるしね)、
価格を考えれば充分。
それよりもなによりもびーっくりしたのが駐車場です。
ホテルに到着し、フロントで
「車で来てるんですが、駐車場はどこですか?」
と訪ねたところ、ホテルの横に駐車場の入り口があるからと言われ、
そーいや立駐(立体駐車場)の入り口っぽいところがあったわ、とおしゃべりをしつつ、
その入り口に車をつけたところ、ガーッっと入り口が開いた。
『え?うっそー!!!なに?コレ???』
そこにあったのは車ごと載せるエレベーター。
ホテルの屋上が10台くらいおける駐車場なんですね〜。
上を見上げると、人間の乗るエレベーターとは違って、ふたがされていない為、
吊り下げるワイヤーがむき出して見えていて、怖いのなんのって。
でも、仕方ないから、おそるおそる車ごと乗りましたさ。えーえー。
てっきり、立体駐車場だと思ってたのにさ。落ちないでね、落ちないでねと祈りながら、
無事エレベーターは車と2匹を屋上へ連れていってくれました。ホッ。
「でも、明日朝は降りないといけないんだよー」とsacchin。
げーっそうだった。忘れてた。でも、もう乗りたくない。
そんなこと言っても乗らずにすむわけもなく、翌朝再び怖い思いをしながら、
エレベーターで降りましたとさ。チャン、チャン。