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専門・認定看護師

ここ最近、注目されている『専門・認定看護師』について書いてみたいと思います。
何度か『検査室』でも掲示板でも質問を受けてたんだけど、これってやっぱり 『救命病棟24時』の影響?って思っちゃうわ。

この専門・認定看護師という資格は、1996年に設立した資格制度で、ここ数年の医療や看護の高度化によってより専門的で水準の高い知識や技術を持った看護のスペシャリストが必要とされ始めた事を受けて、日本看護協会が設立したものなのね。

専門看護師と認定看護師はどう違うのか?

なんて素朴な疑問が湧いてくるよね。

●専門看護師とは

日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することが認められた者をいい、次の各項の役割を果 たす。

1. 専門看護分野において、個人・家族または集団に対して卓越した看護を実践する(実践)
2. 専門看護分野において、看護職者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う(相談)
3. 専門看護分野において、必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う(調整)
4. 専門看護分野において、個人・家族または集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる(倫理調整)
5. 専門看護分野において、看護職者に対しケアを向上させるため教育的役割を果 たす(教育)
6. 専門看護分野において、専門知識・技術の向上、開発をはかるために実践の場における研究活動を行う(研究)

(引用:日本看護協会)

専門看護師とは、個人や家族・集団に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するために特定の専門看護分野の知識や技術を高めた看護師というわけね。
上記引用5箇条の役割をはたすことによって、「保健医療福祉や看護学の発展に貢献する」とされているものです。

この「専門看護師」には、1:がん看護、2:精神看護、3:地域看護、4:老人看護、5:小児看護、6:母性看護、7:慢性疾患看護、8:急性・重症患者看護、9:感染症看護の9つの分野があります。

[注]以下の分野の名称が変更になりました。
感染看護→感染症看護、クリティカルケア看護→急性・重症患者看護、 成人看護(慢性)→慢性疾患看護

●認定看護師とは

認定看護師に必要な教育課程を修了し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた者をいい、次の各項の役割を果 たす。

1. 特定の看護分野において、個人・家族または集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。 (実践)
2. 特定の看護分野において、看護実践を通して他の看護職者に対し指導を行う。 (指導)
3. 特定の看護分野において、看護職者に対しコンサルテーションを行う。 (相談)

(引用:日本看護協会)

認定看護師とは、特定の看護分野で熟練した技術と知識を持ち、高い水準で看護を行う看護師というわけ。
すなわち、特定の看護分野でのスペシャリストってことね。
独自の知識と技術を用いて患者のケアや家族へのケア、看護職員や他職種への指導や相談などを主な役割としてます。

この「認定看護師」には、1:救急看護、2:皮膚・排泄ケア(WOC)看護、3:集中ケア、4:緩和ケア、5:がん化学療法看護、6:がん性疼痛看護、7:訪問管理、8:感染管理、9:糖尿病看護、10:不妊症看護、11:新生児集中ケア、12:透析看護、13:手術看護、14:乳がん看護、15: 摂食・嚥下障害看護、16:小児救急看護、17:認知症看護と、様々な分野があります。

[注]以下の分野の名称が変更になりました。
創傷・オストミー・失禁(WOC)看護→皮膚・排泄ケア、重症集中ケア→集中ケア、ホスピスケア→緩和ケア 、不妊看護→不妊症看護、認知症高齢者看護→認知症看護

このふたつの資格には試験がもちろんあるんだけど、この試験を受けるための受験資格も当然あるのね。

【専門看護師】
専門看護師認定審査を受験する者は、次の1〜3のすべての資格を満足する者であること。
1. 日本国の保健師、助産師、看護師のいずれかの免許を有すること
2. 所定の教育を修了していること
(1) 看護系大学大学院修士課程修了者で特定の専門看護分野の所定の単位 を取得した者。
なお、看護系大学大学院修士課程修了者で特定の専門看護分野の所定の単位 に満たない者は、必要単位をさらに取得するものとする。
(2) 看護学以外の関連領域の大学院等を修了した者で、看護系大学大学院修士課程において必要単位 をさらに取得した者。
(3) 外国において(1)〜(2)と同等以上の教育を受けたと認められた者。
3. 専門看護師としての必要な実務経験があること 保健師、助産師、看護師の資格取得後、実務経験が通 算5年以上であること。そのうち、通算3年以上特定分野の経験があり、その特定分野の経験のうち、1年以上は専門看護師に必要な所定の教育修了後の実務経験を含まなければならない。
【認定看護師】

1. 日本国の保健師、助産師、看護師のいずれかの免許を有すること。
2. 認定看護師として必要な実務経験があること。
保健師、助産師、看護師の資格取得後、実務経験が通算5年以上であること。
そのうち通算3年以上は特定の看護分野の経験を有すること。
3. 日本看護協会が認定した認定看護師教育課程を修了していること。
または、外国において上記と同等と認められる教育を修了していること。

(日本看護協会「資格認定制度について」より引用)

受験資格からも、かなりしっかりした資格だということは伺いしれるよね。
この資格を取ることで、より看護能力を高めることができるということはとってもいいなと思うけれど、実際、臨床で忙しく働いている中での取得は難しいと、わたしの周りの看護師友と話してるんだよね。
組織に属していれば、なおさら難しいんじゃないかな?
しかも、まだまだこの資格を生かせる場が少ないという現状。

今後はきっとこの資格制度が役に立つとは思うけど、今現在色々調べたところによると、今の看護職の資格制度そのものの改定をした上でなければ、なかなか難しいんじゃないかなと思いました。
スキルアップするには最適な資格であるというのはよくわかるけどね。

★--- ヒトリゴト ---★

「スキルアップしたい!」という目的で、「専門看護師」「認定看護師」を目指すヒトもいるけれど、やっぱり敷き居が高い部分があるよね。
なので、わたしの周りの看護師友(もちろんわたしも含むんだけど)たちは、ネットをフルに活用して色んなスキルアップにチャレンジしていたりします。

一番多いのが、やっぱり大学や大学院への進学。
大学卒業資格も欲しいし、専門分野(心理学や人間関係学など)の勉強もしたい!なんてあっつーい気持ちを持っていたりするヒトが結構いるんだよね。かくいうわたしも「ケイコとマナブ」さんの「社会人・学生のための大学・大学院」を活用して資料請求し色々検討した結果 、○○大学へ進学しました。ただいま大学生活満喫中です。

次に多いのが、気になる資格を取っていくヒト。
最近流行りのアロマコーディネーターとか、本格的に「行政書士」の資格なんてのを選んで勉強しているヒトがいたりします。(←何で行政書士なのよなんてツッコミをみんなで入れてたりするんだけど:汗。)
みんな興味のある資格を、資格と仕事.net通 信講座.netといったサイトで色々探して御勉強に励んでいたりします。看護師ってもともと勉強家というか向学心があるというか、そういうヒトが多いのでお互い刺激になってとても楽しんでいます。

しかも、こうして違う分野のお勉強をしていると、職場のストレスなんかが結構解消されたりするから、凄くありがたかったりします。

看護師って、広い視野を持たないといけないと思うのね。
だから、「看護」以外を学ぶ事で「看護」を見つめ直す事って大事だと思ったりするの。
違う分野を学ぶことで得られるものがいっぱいあるし、なにより自分の感性を磨くことができるのが本当に良いと思う。

「看護」ばかり見つめているヒトは、わたしはあえて「看護」以外のスキルアップをお薦めしたいなと思います。
きっとそこから今まで以上に「看護」が広がるはず。

::: LinK :::

「ナース生活を充実させたい!」をコンセプトに作成した姉妹サイト。わたしが自信を持ってオススメできるアイテムしか掲載していません。良かったら遊びに来て下さいですvv 看護だけじゃないアイテムも少しずつ揃えてゆきたい!です。

Pick uP!!

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