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脳外科看護をしていく上で

脳外科看護をしていく上で大事なことは、色んなことを知らなければいけないということ。

というのも脳外科疾患患者の特性が、幅広い年齢層、病因、症状、経過、予後の多様性にあるので、本当に幅広い知識が看護師にも要求されるのね。
看護師のレベルによって患者の生死が変わると言い切ってもいいくらいだから(きっぱり。

さて、こんなわたしがいうのもなんだけど:汗。
脳外科看護をしていく上で大切な事を挙げてみたいと思います。
注:急性期に焦点を当てて書いています。

● 脳外科っていえば『怖い』とよく言われがち。
そんなことはないのよう。
自分がちゃんと疾患を理解していればね。(←ここ強調。
どんな看護でも、疾患を理解・解剖整理を理解してないと看護を展開していけません。
ということで、やっぱり一番大事な事は『勉強』『向学心』だとわたしは思う。
脳外科に限らず、看護をしていく上で一番大事な事。

⇒ 脳外科の入門書としておすすめするのが、「お・も・し・ろ看護脳神経外科学 」。
これは脳外科医が看護師に向けて書いた本なのでとてもわかりやすいです。初心者必読。
本気で脳外科を勉強したければ「標準脳神経外科学 」を激しくおすすめします。
どっちも持っているけど、本当に重宝しました。本は財産だよね(しみじみ。

● 脳外科の超急性期といえば、予後を左右するくらい一番大事な時期。
そんな超急性期をみるためには『観察能力』が大事。
観察できなかったら患者の状態が把握でけないどころか、死ぬからね(きっぱり。
そう考えると、他の科よりも『観察能力』を鍛えないといけないかな。
さらにいうならば、五感が大事。観察能力に大事だからね。

● 脳外科といえば、急変がつきもの。
というのも、出血の殆どが再出血を招く恐れがあるから。
なので、『急変時の対応がきちんとできること』が大事。
挿管介助は当たり前。DCもちゃんと理解していないとね。

⇒ 「実践臨床看護手技ガイド」は急変時の対応だけじゃなく、看護に必要な様々な手技が図解入りで載っているのでとっても便利です。

● 脳外科の患者(急性期)は、モニターをつけてる事が殆ど。
心電図モニターから始まって、AラインやICPモニター、Bpモニターなどなどなど。
そういった『モニターを見れる能力』が必須になってきます。

● 脳外科患者は、モニターだけじゃなくME機器を使う事が多い。
なので、看護師はME機器を苦手としないで積極的に使いこなせるようにしていくことが大事。

● 脳外科ではアンギオは必須検査?
アンギオを筆頭に、各種検査の必要性、その検査から得られた情報、検査後の看護を展開していかないといけないのね。
だから、検査の種類・検査時の看護・検査後の看護・検査の目的などなどを理解してないといけません

⇒ 検査の本として1冊持っていて便利なのが「侵襲的検査とその看護」。
アンギオはもちろんのこと、代表的検査の目的や種類、方法、留意点など知りたい事がきっちり書いていてとても勉強になります。

● 脳外科急性期は、何度も言うけど急変が多い。
なので、チームワークが凄く大事
自分の役割・責任をしっかり捉えておくことが大事になってくるのよう。

● 脳外科患者は、意識レベルが悪いヒトが殆ど。
看護師はどうしても救命を優先させる事が多くて、患者への心理面 のアプローチが二次的になりやすいのね。
脳外科患者にとって一番辛いのが症状なので、そういった患者への精神面 での看護を忘れないことも大事

● 脳外科看護をしていると、いつしか患者を物体視しがち。これは一番なりやすいこと。
患者は物じゃない。(←あたまえのことよ。

● 脳外科(だけに限らないけれど)急性期には一連の行動が慣れになってしまい、さらにパターン化された 業務の中で応用がききにくくなってミスをおかしがち。だけえ、行動に責任を持つ事が大事。

つらつらと挙げてみたけど、これだけは必要最低限なこと。
さらにいうならば、体力をかなり使います。
だので、健康管理もかなり重要かな?(←わたしは出来てなかったけどorz

脳外科だけが特別じゃない。他の科にも言える事がたくさんあったと思うけどど。
脳外科看護って、特別じゃないようで特別な事が多いよね。
そこが難しくもあるんだけど、やっぱり楽しいからわたしは脳外科看護が止められなかったりします。
脳外科で働いているヒトは同じような思いのヒトも多いのでは?(…いないって?:汗。

脳外科看護の楽しさを知ってもらえたら嬉しいなあなんて思いつつ、これから少しずつ御勉強ノートを作成してゆきたいと思います。

…果たして需要はあるのでそうか(´・ω・)

::: 脳外科の逸冊 :::

初めて脳外科で働き始めた時、強制購入させられた本なのだけど、「強制購入させられて良かった!」と心底思えた逸冊です。脳神経の解剖生理から病体生理まで理路整然と見やすくまとめられています。医学生さんの教科書的存在。本気で脳外科をお勉強したい看護師は購入必至です。

標準脳神経外科学


看護師を対象に作られた脳画像診断の本。「これだけは」とあるとおり、SDHやSAHなど主要な脳外科疾患を全ておさえているのは本当にありがたかったです。ひとつひとつの疾患に対して、疾患の特徴、CT・MRなどの画像、症例、看護などをわかりやすく説明してくれていて、さらに画像が豊富なので目で見て文章で理解する事ができるのがとても良かったです。

これだけは知っておきたい脳画像診断


脳外科で働く看護師には必至の看護専門雑誌。わたしも脳外科時代には毎月必ず購入していました。内容はとても身になるものが多いので、脳外科勤務のヒトはぜひチェックしてみてください。本当に勉強になりますよう。

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