1速での異音と、3速のシンクロ不良での
シフト時ガリ!!音の修理です。
まずはミッションを降ろさないとね。
さくさくっと降ろしちゃいましょ
まだまだ元気一杯のクラッチ君。
がんばれぇい!!
カウンターシャフトのギア達の整列!!
フロントのベアリングと1速ギア内の
ベアリングを交換しちゃいます。
メーンシャフトのギア達も揃ったよ。
みんなで力を合わせて頑張ってるんだよ!
こちらに3速のシンクロがいるので
交換しちゃいます。
カウンターシャフトの仲間達。
左からリアベアリング、6速ギア、6速シンクロ
5〜6速スリーブ、5〜6速ハブ、5速シンクロ。
5速ギア、スペーサー、4速ギア、3〜4速スリーブ
4速シンクロ、3〜4速ハブ、3速シンクロ
3速ギア、で、メーンシャフト、
1,2速,バックギアはメーンシャフト自体に
形成されてるっす。
こっちはカウンターシャフトの仲間達。
左からリヤベアリング、6速ギア、スペーサー
5速ギア、4速ギア、スペーサー、3速ギア
画像がダブってるけど、3速ギア、2速ギア
1〜2速スリーブ、2速シンクロ、1〜2速ハブ
1速シンクロ、で、下に1速ギア、でその左側に
カウンターシャフト。
これがシンクロナイザリング。
内側のギザギザでシャフトとギアの回転数を
同期させているんだ。摩擦力でね。
1〜3速までは同期しやすいように
シンクロナイザリングがダブルになってるっす!
左のリングが両面にギザギザが刻まれていて
右のリングの内側と左のリングの外側の
間にセンターのリングが挟まれて
シンクロするのだ!
まわりの突起の角がなくなってきたら
シフトの入りが悪くなるぞ(´ヘ`;)
メーンシャフトができましたo(^-^o)
これからカウンターシャフトのギア達を
組んでいきます。
ちなみにベアリングはすでに交換済〜〜♪
まずは1速ギアと内側のベアリングを装着!!
それから先程のシンクロの一番内側の
リングを組みます。
組みますって言っても
乗っけるだけなんたけどね(;^_^A
その上に2番目のリング下面の爪が
1速ギアの穴にはまる様に取り付けます。
ちなみにこのリングはギアと同速で
回転しちょります。
そして見慣れた形のリングを上に被せて
1速シンクロ部は完成
こんどは1〜2速のハブを組み込みます。
分かりやすいようにスリーブは組まずに
シンクロだけ組んでみるね( '∇^*)
さっきの1速ギアとは順序が逆になるっす。
まずは1番大きいリングを乗っけて・・
2番目のリングをつけて・・・
3番目の1番小さいリングを組みます。
こんな感じ。。
この上に2速ギアが装着されるのだ!
今度はキチンとスリーブも組んで
2速ギアを組みます。
スリーブの外側に刻まれた角張ったギアは
バックギアよん
間髪入れず3速ギアをブチ込みます!
スペーサーを入れて、4速ギアを装着!!
5速、6速ギア、ベアリングを組んで完成!!
う〜〜ん
美しい
ホントはメーンシャフトは上下が逆
なんだけど、こうしないと立たないから・・
ごめんね〜。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
シャカシャカっと組み上げていくっす!
ここにシフトのコントロールが入ります。
コの字形のレバーを左右にずらして
1〜6速+バックのギアを入れていくのだ!!

おまけ( ̄∇ ̄+)

 おまけの画像。。

 何度となくミッションを降ろしギア達を見ていただきましたが、そのギア達がどんな風にバラされたり組まれたりしているのか?
肝心な部分を皆様にお見せするのを忘れていましたよ(-_☆)
と言うか私自身も一夜明けたら組み上がっていた。。なんて事がしょっちゅうですから、なかなかギアを組んでいる場面に遭遇できなかったんですよ〜。
 まあ、車にとって大切な部分なだけになかなか見る事の出来ない光景です。何故かっていったらやっぱり集中する事が大切ですからね。そうしたらどうしても静まり返った工場の隅で夜な夜な作業するしかないんですよね。
ですが、今回はその珍しくも貴重な1枚を皆様にお見せしたいと思います。
 なかなか地味な作業で、笑え…いや、失礼。足が痺れようが、背中が凝ってどうしようもなくなろうが、こんな感じで日々こつこつと作業をしています。
 ちなみに左側にちょこっとおしりが見えているのが今回作業したalfa156 V6です。

■アルファロメオ156 V6 〜ミッション異音〜■