唐突ですが、遊戯さんとファラオ様と瀬人さんとモクバちゃんは(なぜか)四人で水族館へやって参りましたの。
表遊戯「えっとーチョコミントとバニラとストロベリーと抹茶とオレンジとレモンと・・・あとミルクで☆」
店員「かしこまりましたわ(^^)」(営業スマイル)
闇遊戯「腹壊すぞ相棒」 遊戯さん、アイスの食べすぎは良くありませんわよ?
モクバ「見て見て、兄サマ! サメがいるぜぃ!!」 瀬人「おお、水族館とはなかなか面白いところだな」
闇遊戯(もしかして来たことなかったのか・・・!?) 表遊戯「あ、イルカショーがあるんだって☆」
モクバ「わぁー!じゃあそこ行こう!!ね、兄サマ!」 瀬人「そうだな」 イルカショーに来ましたわ。
モクバ「兄サマ、イルカって可愛いね」 瀬人「モクバの方がもっと可愛いぞ」 闇遊戯(今さらっと クサいセリフ言った―――!!!)
飼育員「イルカさんと遊んでみたいお方はおりませんこと〜?」 表&モ「はいは――い!!」
闇遊戯(モクバは解かるが なぜ相棒まで手を上げる・・・) ツッコミどころ満載ですわね、ファラオ様。
飼育員「ハイ、じゃあそこのヘンな頭の子・・・」 表遊戯「ボク!?やったー☆」 飼育員「・・・の隣の黒髪の子に決まりですわ――v」
表遊戯「ピシッ!」 モクバちゃんは飼育員さんにつれられてステージへ。
瀬人「コラ貴様!!モクバをどうするつもりだ!!」
闇遊戯「お、落ち着け海馬!イルカと戯れてくるだけだ!!」
瀬人「ええい、これは立派な誘拐だ!死刑だ!射殺だ!!」
闇遊戯「人の話を聞け!てゆーか なんでそんな物騒な刑罰なんだよ!!」
表遊戯「・・・ヘンな頭・・・の、隣の子・・・・ヘンな頭って言われた挙句に隣・・・☆」
闇遊戯「何ブツブツ言ってんだ相棒〜!?」 やっと海馬さんは平常心を取り戻し、着席しましたの。
飼育員「ボク、こうやって サッと手を出してみてくださいな」 モクバ「こう?」
飼育員「イルカくんの大ジャンプ〜ですわ〜!!」 モクバ「すっご〜い!」 瀬人「モクバ楽しそうだな・・・」
表遊戯「離れ離れになっちゃって寂しいの?」 瀬人「・・はぁ・・そんなことは断じて無いぞ・・・ふぅ・・・」
闇遊戯(すっごい落ち込んでる・・・;)
飼育員「では最後に、遊んでくれた坊やへイルカくんからお礼の『ちゅう★』をして頂きますわよ〜v」 瀬人「なにぃいいいいい!!!?」
飼育員「さ、イルカくん どーぞ!」 ちゅv ぷっつ――――――――――――――ん
瀬人「ふざけるな!責任者を呼べ!!こんな水族館など『滅びのバーストストリーム』で消し去ってくれる!!」
表遊戯「ついに我慢の限界ってヤツだね☆」 闇遊戯「海馬、所詮イルカだ!」
瀬人「黙れ!俺のモクバに『ちゅう★』などするヤツは許さん!!!俺もまだ触れたことの無い唇にあの爬虫類とも魚ともつかぬ意味不明な生物が 『ちゅう★』だと!?何様のつもりだ!」 表遊戯「イルカは哺乳類だよ海馬クン☆」
瀬人「それに あやつ(イルカの事らしい)がモクバのあまりの愛らしさに惚れて連れ去って行ってしまうという可能性も充分にありえるのだぞ!」 闇遊戯「(ありえねえ―――!!!)」
瀬人「とにかくモクバは俺だけのモクバだ!!近づくな触れるな見るな!!」
闇遊戯「・・・・・・・・・・(ガキかお前)」 表遊戯「独占欲強いんだね☆」 闇遊戯「もうそんな段階じゃないと思うんだが・・・」
モクバ「ただいま 兄サマ!遊戯!」 瀬人「モクバ!何もされてないか!?」
モクバ「・・・は?・・・それより兄サマ、観客席で騒ぐのは迷惑になるからやめてくれない?」 瀬人「す、すまん・・・」
表遊戯「怒られちゃったね〜☆」 闇遊戯「・・・なんか疲れたな・・・相棒、そろそろ帰ろうぜ」 表遊戯「そーだね。じゃ バイバイ☆」
遊戯さんとファラオ様は帰っていきました。 瀬人「俺たちも帰るか モクバ」 モクバ「うん」
帰り道でのことですわ。 瀬人「モクバ、楽しかったか?」 モクバ「すっごく楽しかったぜぃ!」
瀬人「そうか・・・それなら また行こう」 モクバ「・・・兄サマ、今日はありがとう」 ちゅっ・・・
瀬人「・・・・!?」
モクバ「・・・・・あ、あの・・・オレ、兄サマの事 大好きだぜぃ?////」
瀬人「ああ・・・俺もだ」 瀬人さんはモクバちゃんに にっこりと微笑みかけましたの。
並んで歩く二人の姿は とても幸せそうですわ☆
|