ネタバレ感想コーナー


ここは、タカツキが今まで投稿して頂いた皆様の作品について、
一言感想を述べさせて、頂く場です。ネタバレなので、皆様の作品を読んでから
読まれることをお薦めします。(あくまでタカツキの独断と偏見なので、お気を悪くされた方が
見えたらすぐにひっこめますので、言ってやってください。)


1日付変更線(鬼灯杏様 up 7/9)
★モクバの誕生日に瀬人からの電話・・・vそれだけでも十分においしいシチュエーションなのに、じりじりっと進んでいく会話に、ドキドキしながら読んでいくと、最後にモクバが「ねぇ兄サマ、気がついた?」「これからオレと兄サマの年の差は4歳なんだよ。」といきなり爆弾をおとされて、「縮めるよ」宣言!!!なんてこったいモクバ、かっこいいじゃないか!!!そして電話の向こうの瀬人の様子が手にとるようにわかって、あ〜〜兄サマ混乱してるだろうなとか思ったりして苦笑してしまいました・・・。守られているだけじゃない、先へと進もうとしているモクバを読ませて頂いて大感謝の作品でした。

2逃亡者(はるひん様up 6/14)
★遠い過去、それは瀬人にとっては苦い記憶でしかない、しかしそれをモクバが大切に思っている。宝石のように。それが瀬人には気にいらなくて、「何よりも今が幸せだ」とモクバに言わせたくて、オーバーワークで入院・・・。結局瀬人が逃げていたのは、過去の自分なのか、という瀬人大好きなタカツキにとっては、このうえもなくカッコイイ瀬人が堪能できたお話でした。モクバが最後、救いになっているのがいい!!「兄サマはいつもオレのため、なんだね」とか「強くても弱くても兄サマが好きだよ」とか!!!くうう!うやらましいぞ、瀬人!とか思ったりして・・・。最後、舌打ちする兄サマ。あまりにも兄サマらしくて笑ってしまいました!シリアスなのに、ラストが爽やかで、読み応えのある作品でしたvvv


3金魚
(萩矢様UP 2/11)
★金魚というと、タカツキは縁日とか夜店しか思いつかなかったのですが、萩矢様は金魚をモクバの心の中にすんでいる、瀬人に対するせつない気持ちというように書かれていて、おおっ!!と思わずときめいてしまいました。それだけではなく、瀬人側の気持ちまで書かれていて、兄サマファンのタカツキは、ラストの『海馬瀬人という名の、檻の中に。』という一文がすごく好きで、モクバの気持ちを知ってて素知らぬフリをしながら罠をはっている兄サマに、ひたすらときめきました!!

4仮面(赤井様予約)

5絆
(東屋の魔法使い様UP 5/31)
★「絶対、謝らないぜぃ!!」っいう、意地をはってしまうモクちゃんが非常に可愛かったです。この作品のモクバは、とっても元気で、ちゃんと男の子してて、背伸びしてないところがすごく好感がもてました。でも何よりもタカツキのツボにはまったのは、ラスト近くの、  「フハハハハ!!もう逃がさんぞ、モクバ!邸に戻り次第、お前に罰を与えてやる。」っていう瀬人が一番好きですね!!さすが瀬人!上手です〜。こうでなくては!!そして、やはり罰というのは、やはりムフフな罰ですかね?邪な想像をかきたてさせて頂きました(オイコラ)

6サファイアの指輪
(アリス様UP 1/23)
★シャンパンに指輪・・・!!兄サマってば、やってくれます。小学生相手にサファイアの指輪送ってしまうところがさすが海馬瀬人って感じで、ニヤリとしてしまいました。アリス様の書かれる瀬人は、クールそうに見えてモクバにはメロメロって感じが伝わってきて、見ているこっちが照れくさくなってきます。兄弟仲良く幸せになってください(いやんもう・・照)


7腐ったミカン
(タカツキUP)
★腐ったミカンでどう書くよ・・・と汗をだしながら頑張って書きました。結果は・・・。この頃のタカツキは大人ぶりたいモクバが書きたかった模様です。ささやかな反抗期。お題を見た時に、まか瀬人だったら腐らせる前に食うよな・・と下品なことを思いついて、そのまま書きました。極悪兄サマ・・・いつものことか(苦笑)

8 「さよなら」
(伊達屋もとじろう様予約)

9はてしない物語
(モモ様up 9/19)
★乃亜〜〜〜!!!!!あ、失礼しました。モモ様。素敵です。しかもはてしない物語って!!本当にミヒャエル・エンデのあの作品が絡んでいるのに、びっくりしました!!でも私も大好きな本だったので、嬉しかったな〜〜・・。常に先だけを見つめる瀬人にはわかるまいでしょうね、モクバは全ての過去の痛みも喜びも心に刻んで、今を生きることができる子だからな・・・。瀬人が孤児院で読んであげていたっていうのが、また想像すると顔がニタつきます。モモ様の書かれる兄サマかっこいいです!本当に。二人一緒に眠っているっていう描写に、うき〜〜って感じです。兄サマの腕枕。うらやましすぎる・・・。でもその本が、乃亜の本だったっていうオチがまた、素敵です!最後にそれが明かされるから憎い演出ですな。「一緒に行こう」っていうモクバの最後の言葉にじわりときました。乃亜もまた幸せだといいのですがね・・・。(いやきっとモクバに会えたことで幸せでいるはずだ!!!)


10テレホンカード
(タカツキUP)
★ポエムを書こうとして、見事に玉砕してますね。乙女チックモードなモクバ君です。てか、電話に背が届くのかという疑問はまぁおいておいて、ラストの瀬人が何の前触れもなく現れるところは何か書いてて楽しかったです。

11最後の賭け
(水口 樹雨様up 8/24)
★ばかしあいの可愛い兄弟に笑わせてもらいましたvvモクバ最大の武器「泣き落としうるうるモクバ作戦」も、瀬人には通じなかったんですね(笑)一枚上手な兄サマに、にやりとさせていただきました!だけど瀬人が心配しているのは、本当で本気だと思うから、「・・・お前の護衛から連絡があった時、俺がどれだけ心配したと思っている?」という瀬人の台詞には、ドキッとしました。その後、お茶目な瀬人の耳ひっぱり行動がはじまるわけですが、本当は照れ隠しだったんじゃないのかなとヒソカに勘ぐってしまったりします。(笑)ああ、しかしどんな罰なのか、気になる〜〜〜!!!


12 去り行けど君は(寒空雪乃様 8/19)
★胸が痛い・・。痛いです。誰よりも愛していて、必要だと思っていた存在が消える、いなくなるのは、本当に辛いことです。モクバが死んでしまう悲しい話なのに、ダークになっていないのはなぜだろう。瀬人が純粋に悲しんでいるのが伝わってくるからでしょうか・・・。お題の「去り行けど君は」というのに、話がとてもリンクしていて、最後の流れるようなシメの文が印象的なお話です。胸は痛いけれど、最後までお互いを思いあっていたふたりの絆を感じられる素敵なお話です。

13傷痕
(かさね様up 9/15)
★ダークで色気のある小説です。艶っぽい話!私はこういうセトモクが大好物であります!!!詩のように紡がれるモクバの言葉は、そのどれもが色っぽく艶めいている。そしてそれは皮肉にも、罪に彩られているためか。
 
 甘美な夜に抱かれて、躯を闇に沈めていく。
 押し寄せる快楽と絶望は、
 傷痕となって同じ夜を繰り返えさせる。

特にこの部分が好きです。まるで本当歌のように、耳と目に心地よく響きます・・・。苦しんでいながらも離れられない、離れたくない二人が、本当にいいです。

14ペテン
(ナカムラ様UP 2/16)
★よりにもよって、城之内とモクバが入れ替わってしまうってのが面白かったですね〜〜。さぞや、城之内怖かっただろうなって思います。(いろんな意味で)「「城之内ーーーッ! 貴様許さんぞォォーーーッッ!!」とヘリコプターで屋上に乗り付けてくる海馬が、おかしくておかしくてたまりませんでした!ペテンというお題で、入れ替わりネタがくるとは思わなくて驚きましたが、どたばたオールキャラコメディとしても楽しませていただきました(自サイトでは滅多にというか、絶対に拝めないので笑)

15赤い自転車(如月様UP 2/3)
★力作です。こんな力作を送っていただいてよかったのだろうか、と今でも恐縮しております。これで一冊本でも作れそうな勢いな長編小説です。海馬兄弟の子供時代が上手く話にからめてあって、読んでてドキドキしたものです。懐かしさとせつなさ、これを憧憬というのでしょうか。
ラスト近くの会話で、
『「ずるいよ  兄サマ。 」 から、 「兄サマ悪いと思ってないでしょう?」  「ああ。」「  もうっ。 」
  ああ、拗ねている。
  そんな顔も好きなのに。今は良く見えない。』
・・・ここのくだりがすごい好きです。つくづく兄サマ確信犯で素敵です!二人の台詞のやりとりが心にしみる作品でした。


16雑踏
(赤井様予約)

17最後の破片(ピース)
(水無月様up 4/5)
★小説書くの初めて・・というお言葉に、嘘でしょう?と言いたくなるようなセトモク小説です。しかもおまけのイラストまで頂いて・・・。ありがとうございます。素敵な言葉や台詞はたくさんあるのですが、特にタカツキが好きなのは、
『とこしえに想う事こそが、共にあるという事…。オレがオレで在り続ける為には、お前という「光」が必要で…それは永遠にオレの、心の破片(ピース)…。―…そうだろう、モクバ?』
そうだよ!!瀬人!!と叫んだのはきっとタカツキだけではないでしょう(笑)王国篇に目をつけられるところがさすがだなって思いました。セトモクさいっこうっす!!


18キャンディ(飴)
(ハビ様up 9/15)
けなげなモクバ、一人前になろうとしてもがくけど、体はそれに追いつかない。きっと歯がゆかっただろうなとい思います。誰よりもモクバが。そしてそれに気づいてやれなかった瀬人。瀬人の悔しさが短い文章の中からでも十分に伝わってきます。
「…もっと子どもらしくしていろ。オレが、お前一人護れないような人間に見えるのか、」
おそらくため息と一緒に呟かれたこの台詞が、瀬人の悔しさとか歯がゆさとかすべてをあらわしていると思います。
この作品のモクバは、頭をよしよしと撫でてあげたくなります。けなげなモクバ、でも体には気をつけてね・・。

19楽園
(はるひん様予約)

20雨やどり
(なつめ様予約)

21涙
(アリス様up 3/10)

★これ、好きです。タカツキ。短編なんですが、瀬人の格好よさとモクバの可愛さがむちゃくちゃ素敵に表現されてて・・・。特に、瀬人が「俺が泣けない分、お前が泣いてくれればいい。」っていうのがね、瀬人ファンのタカツキにとっては「く〜〜〜っ!」
ときました!!アリス様の小説は、いつも瀬人がモクバのことをせつないくらい大事に思っているのが伝わってきて、私まで幸せになります・・・。ええのう。


22小切手(ランプ様up 9/19)
★あさっての方向を向いている兄サマと、それを見てもじもじしているモクバ君の対比が可愛いです。モクバめっちゃ可愛いです!!瀬人語り手って本当、何か文学作品読んでる気持ちでした・・・。でもところどころで、モクバが瀬人のことを明らかに意識している描写があって、鈍感な瀬人に思わず笑みがこぼれました。私が。まだ半覚醒状態の瀬人とモクバのお話。唇をグラスにつけたまま、夏の冷たさを感じて瞳を閉じる瀬人・・・・!!!なんて甘美なのでしょう!それを見つめて、モクバがもじもじするのが尚よしで!!抱きついていったモクバが「重い?」というのに、「いや軽い」と答える兄サマが、兄サマがかっこよすぎます・・・!!小切手という言葉がさりげなくでてくるのもいいですね。面白かったですよ!

23銃口(ナカムラ様UP 2/16) 
★最初の瀬人の台詞からヤラレマシタ。見事に。「お前はこういう事はしなくていい」って、言われてみたい〜〜〜(オイコラ)てか、ナカムラ様の瀬人、めちゃくちゃかっこいいのですが!!それに武器の描写とか詳しく書かれてあって、すごいなぁと尊敬してしまいました。格好いい小説だなって思います。ナカムラ様は兄サマが怖い人になったと書かれてみえましたが、ナカムラ様の書かれる瀬人は、モクバに対して好きとか大切とかそれ以上の何か深い感情・・・なんでしょうね、執着ですかね?を抱いているような気がします。ちょっと悪役っぽい兄サマが素敵です。

24ブランコ
(アヤ様up 10/3up)
★誰にも心を許さない瀬人が、唯一信じていて守りたい存在。それがモクバ。モクバのことなら何でもわかっているかのような、瀬人のお兄さんぶりが素敵なお話でした!!ああ、私もモクバみたいに瀬人に抱きしめられたい〜〜〜!!!何かきっと辛いことがあっただろうけど、瀬人には何も言わなくても伝わっていると思う。

 瀬人はモクバの背に合わせるように地面に屈んだ。
ふわりと弟の黒い髪をなでる。

「何故お前が謝る…?気にするな」

いや〜〜ん、こんなことを言われたら本当余計に泣いてしまいますよ!愛がつまった本当に素敵な作品でした。

25指先(赤井様up 5/7)
★モクちゃん可愛い〜〜!!モクバ語り手っていいですね。元気なモクバが活躍してくれるこの小説、タカツキ非常に楽しく読ませて頂きました。意志の疎通のまるでない兄弟で、二人のやりとりに何度か吹き出しましたが、特にタカツキが気にいったのは、
「反抗期か・・・それもよかろう・・・だがな、」(このよかろうも結構面白いですが笑)
「何?」
「かわいくなくなった」←これです!!この瀬人の台詞がタカツキのツボに見事にはまりまして、さらに男が可愛いって言われても仕方ないじゃんとか思いながらも、ショックを受けているモクバが可愛くて可愛くて・・・。いやぁ非常に楽しませてもらった作品でありました。

26月光
(あさこ様up 12/1)
★モクバの気持ちで読んでいると、じわ〜〜っと涙が滲んできました。敬愛する兄との突然の別れ。それでも、行かないでなんて我侭を言えないまま、夜の道を歩いていたら、つい口をでてしまったモクバの言葉「アメリカでも同じに見えるよね・・・」が、せつないです・・・。回想で瀬人の子供時代がちらりとでてきたのもまた良し!で、互いを思いあう兄弟の様子が目に浮かんできました。とっても素敵な作品だと思います。それにしても皆さんこれで小説初トライって・・・汗、どういうことでしょう。うますぎです・・・。

27水晶
(0−5様予約)

28苺のケーキ
(ひさぎ様up 9/3)
★ショートケーキっていう薔薇があるんですね〜〜。のっけから瀬人と一緒に驚きました。私も。でもモクバには、ナイスアイディア賞をあげたいです!これだったら、瀬人の心にも深く残るはず・・・。いやあの兄はモクバから貰ったものなら何でもきっと嬉しいでしょうが。
『モクバを守り、そのために全ての闘いに勝つこと。
  これは俺の義務ではない。大いなる特権だということを、今の俺は知っている。』

最後の方にでてくるこの一文に、惚れました。瀬人、かっこいい!!そうですよね、かなり私のもっている瀬人像と近くて嬉しかったなぁ。義務ではないんですよ。特権なんです。そう言いきってこその海馬瀬人。ひさぎ様の兄サマはかっこいいですvv

29 0(ゼロ)
(AYA・NIKKO様up 10/18)
★『瀬人は、また、溜まり始める熱に、耐えるしかなかった。』
この最後の一文が!!!すべてをあらわしております!!無邪気すぎるモクバに惑い、悶々とした夜をすごす瀬人が悩ましく・・・。キスもエッチもないのに、こんな色っぽい話を書けるのは、さすがAYA様だと思います。欲望渦巻くのはタカツキも同じことで、きっとこの作品を読まれた方全てが、欲望悶々状態になったかとおもいます(笑)
手を伸ばせば、届く位置にあるのに、それができない。しない。それこそがセトモクの醍醐味であるかと思う今日この頃。美味しいお話、ご馳走さまでしたvv


30嘘つき(南 千絵様up 2/20)
★可愛い嘘つきモクバなお話です。読みやすくて、笑えるギャグタッチな作品で、いきなり競争を始めるモクバと瀬人が笑えました!友人Aの命のために嘘をつくモクバがいい奴です。でも瀬人なら命まで奪いかねませんよね、マジで。
そんな無敵な瀬人も、モクバの「嫌いになっちゃうから」攻撃には負けてましたね(笑)
いやそれでこそ、瀬人!こんなほんわかした笑えるセトモクも大好物なタカツキでした。


31天使と悪魔(アサト様予約)

32徹子の部屋
(古花様up 6/16)
★このお題でどんな小説がくるのかなと思っていたものが、こんな素敵なちょっといいセトモク話になってくるとは思いもよりませんでした・・・!
一瞬、兄サマに幻滅したモクバが「弟はオレの自慢だ」と言われて、じわ〜〜ときてしまうっていうのが可愛くて可愛くて・・・。古花様のモクバは以前から思っているのですが、ちゃんと男の子って感じがして好きですvv
特に好きなのが。
『やっぱりオレはテレビだろうと何だろうとコビない兄サマは凄いと思う。
  だってテレビを見てる奴が自分をどう思おうが関係ないってことだろ?』
まさにそれが海馬瀬人。私もそんな兄サマだからこそ好きです。


33水族館
(かさね様UP 6/8)
★シリアスも書けるかさね様のギャグ小説ですねvv台詞形式になっていて、非常に面白い小説です〜〜。ところどころに入る常識人闇遊戯のツッコミが笑えます^^。あのメンバーで水族館に行く様を想像するだけで笑いが・・・。でも衆目もはばからず、いちゃいちゃしまくりの海馬兄弟が鼻血がでるほど素敵で無敵で・・・。ラストのシメも、可愛くて、可愛くて・・。こんなラブラブなセトモクもいいなぁと思います!!(てか書けてうらやましいです・・・。)

34裏切り(古花様UP 1/30)
★古花様というと、抱腹絶倒の素敵なギャグ小説を書いてくださる方だと思ってましたが、でもこの小説(ポエム)はそれを見事に覆してくれました。いいですねぇ。こういう大人びてて、どこか冷めたモクバ、好きな方きっと多いと思います。かくいうタカツキも好きで
す。「さぁ、お芝居の時間だ。から「ねぇ。オレはいつまであなたを裏切ればいいの?」っていうくだりが好きです。裏切りってお題がこんな形でくるとは思ってなかったっすよ。でも、非常に効果的につかわれてると思います。この小説の二人が幸せになってくれる日はくるのかな?

35善哉(ぜんざい)
(タカツキup 3/9)
★もういいからっていうタカツキ第四弾です。ごめんなさい・・・。もうこれで打ち止めにします。起案者が四作も書くなって感じですね。ええとこれは、善哉には餅が入ってたよな、ではやきもちでいこう・・・というくだらん理由で兄サマ嫉妬ネタになっております。
ちゃっかりモクバの浮気相手(?)には、城之内を選んでいるあたりが、タカツキですな。

36未成年
(ぺい太様UP 11/22)
★『二十歳になる前に死のうと思ってる。』この出だしからノックアウトでした。引き込まれる重厚なストーリー。兄サマはちらっとしか登場?しないのに、モクバの背中に刻まれたタトゥーと同じくらい強く瀬人への思いが伝わってきて、それがすごいと思います。大人になりきれない未成年なモクバの行く末が気になって仕方ありません。ラストもびしっとしめていて、さすがぺい太様だなぁと尊敬しております。蛇足ですが、オリキャラの鷹夜が、大好きなタカツキです。こういうセトモクもありだと思います。


37偽り
(アリス様 up 4/16)
★アリス様の作品です。あ、アダルトだよって読んだ瞬間びっくりしました。でも、瀬人のやってることはかなり非人間的なことになるのに、なぜかそれさえもが愛を感じてしまうのはなぜでしょうね?
アリス様の書くセトモクは、どれをとっても根本に愛があるからでしょうか。偽りのない瀬人の愛に、モクちゃん早く気づいてほしいです。

38鳥籠
(AYA・NIKKO様up 9/13)
★色っぽ〜〜〜〜〜い!!!セトモクです!!しかもモクバ中学生!!!嬉しすぎなタカツキです。聡くてずるいモクバが、兄サマをあの海馬瀬人を手玉にとっているのがいいですねぇ・・・。最初は瀬人がモクバをずっと守ってきたのに、いつのまにか、瀬人がモクバの鳥籠の中にいる、なんて素敵なストーリーじゃないですか!「久しぶり」って八時間しかたってないだろ〜〜〜って、赤面しちゃう台詞もありで、どこか大人なセトモクです。瀬人、絶対に逃げられないだろうな・・・。


39どこへも行かない
(あずさ様予約)

40猫とピアノ
(小林くん様up 8/31
猫とピアノというお題をちゃんと生かされているお話です。しかも、乃亜があんな形ででてくるとは思わなくてびっくりしました・・!瀬人語り手もお上手で、カッコイイです。「凛」という名前が乃亜っぽいです。しかも白い猫なのがまた・・。凛という猫の存在が皮肉にも余計に瀬人のモクバへの思いを強調している。素敵なストーリーだと思います。

41壊れた玩具
(ハビ様up 7/30)
せつないです・・・・!!!短い詩なんですが、壊れた玩具というお題がすごくあってます。モクバを壊してしまった、それほど愛していた瀬人の苦悩が、短い中からも伝わってきて、何度も読み返しては、せつなくなります。壊したいほど愛しているという言葉もありますが、本当に壊してしまった後、その後を見続けるのは、何よりも辛い罰だと思います・・・。最後の「壊れているのは、自分?」という瀬人の台詞がいいです。

42PM5:00
(東屋の魔法使い様up 2/25)
★ある意味では、モクバが一番幸せだったその時代が、描かれてます。もはや、二度と自分を迎えにこないとわかっている父を待ち続けるモクバの心理がせつなくて辛いです。でも、兄サマがいた。本当はそれだけで、モクバは幸せだったと思うのですが・・。瀬人にはそれがわからなくて、これから待ち受ける辛い運命を暗示させるラストの一文が、重く心にのしかかります・・・。
子供時代兄サマ大好きタカツキには、嬉しいお話でしたvv

43愚者
(かさね様up 6/18)
★「わかるよ・・・兄サマ」
なんですか、この色気たっぷりなモクバは!これでは瀬人でなくても堕ちますよ(笑)愚かだとわかっていても、相手を求める気持ちは本物で本当だから、ためらいなんて入る余地もないんですよね・・・。ああ、ビバセトモク!!!さりげなく唇うばっちゃう瀬人がめっちゃカッコイイです。

44 目覚まし時計
(アサト様up 4/4)
★オレだけの目覚まし時計・・・。まずはこのタイトルにやられました・・。いかん鼻血がでる。乙女ちっくモクバ大歓迎です。恋をすると誰もが我侭になるものです。その心理がよく描かれていて、思わずのめりこんでしまいました・・。いいなぁモクバ、瀬人の腕の中で眠れてしかも瀬人が「目覚まし時計」なんて!!!!うらやましすぎ!!詩のようでいて、ちゃんとひとつのお話になっている素敵なセトモクですvv読んでて幸せな気分になります。恋せよ、弟!!

45アルバイト
(赤井様up 6/15)
★イメクラって・・・。お注射天使リリーって・・・。笑えます・・・。タイトルも可愛いんですがね。小学生でも脱税とかにやたらと詳しいモクバが、いい味だしてます。そして兄サマ・・。あんたはどんな汚い手段で金を手にいれたんだ〜〜。十億円の小切手を投げつけて、至上の愛だとか叫ぶ海馬瀬人!!笑えます!!
でも私も、リリーの格好したモクバ、見たいな〜〜。なんて邪なことを考えずにはいられないお話でしたvv


46人形師
(小林くん様up 5/16)
★すごい独特な雰囲気のある作品です。タカツキは、作中にでてくるT氏が誰だかはわからないのですが、「血のように赤い薔薇」という言葉が、すごく心に残っております。謎を含んだちょっと大人っぽい作品で、艶っぽい雰囲気にドキドキします。そしてタカツキも、この作品のモクバはきっといつか瀬人のために願いを口にしてしまうんだろうなって思います。それが正しいことかどうかは、さしたる問題ではない気がします。セトモクってもともと禁断の関係だし。奥底にものすごく暗いものを隠していながらも、求めることはやめられないっていうか・・・。すいません、感想になってませんね。

47ブランク(空白)(えりせ様up 2/2)
まさかこのお題で、こうくるとは思わなくてびっくりしました。しかも手紙形式ですか・・。弱いんですよね、タカツキ。こういうのには、ぐっときます。すごい裏設定の元に書かれた話は、やはり厚みがありますね。
モクバのこの最後の手紙を瀬人がどんな気持ちで読んでいたかと思うと、そっちを想像して心が痛くなりました。残していく方も辛いんですが、残された方はずっと辛いですものね。モクバを失ってしまった後の、瀬人の心の空白を埋めてくれるのは、きっとこの最後の手紙かもしれませんね。

48冷たい密室
(タカツキuP 5/31)
★ひたすらに、海馬兄弟の子供時代が書きたかった話です。幼い兄サマ初書きですが、結構くせになりそうなほどです。子供時代だけで、一冊本がだしたいくらいですわん。いいですね〜〜。上品だった兄サマが、変貌とげていく様は、書いてても読んでても非常に楽しいです。

49宵の闇(えりせ様up 1/27)
★バトルシティ篇直後の海馬兄弟ストーリーですね。ハワイにいるっていうところが何かリアルな話で、いいなぁ。それにしてもえりせ様の書かれる兄サマは、独占欲強くて、素敵です。モクバ監禁してしまうところか、さすが瀬人様だと思いました。そうやって強く見えるのにどこか弱くて、モクバなしではきっと生きていけないだろうなっていうのが、話にすごく現れてて、よかったです。
瀬人の心の闇が一日も早く晴れるといいなと思いながらも、闇があってこその瀬人だと思ってしまうタカツキ。かなり歪んでるな・・(笑)


50白いコート
(イサナ様予約)

51百年の孤独
(あずさ様UP 2/23)
★せつない話です。それゆえにリアルな。タカツキは、セトモクは密かに完全なハッピーエンドだとは思っていないので、あずさ様の書かれたこの小説は、結構胸にくるものがありました。永遠に一緒にいられないことを知っていた瀬人もせつないし、最後、モクバが自分でも気づかないまま、泣いているっていうのがね、またせつないです〜〜〜。でもこういうセトモク、タカツキは好きだなぁ。

52眩暈(めまい)
(いくら様up 5/4)
★世界一鈍感な兄サマが可愛くていい・・・。読んでるこっちにはあんたのことだろってすぐにわかるのに、最後まで気づかない瀬人が、笑えます。可愛いです。こりゃモクバも苦労しそうですね。いくら様の書かれるモクバは、ちょっと大人っぽくってドキドキしますね。いくら様のサイトにはこの話のモクバ君バージョンも置いてありますので、ぜひぜひ見にいってみてくださいね。視点が違ってて面白いですよ!

53ブラックコーヒー
(小林くん様up 7/17)
★これもまたセトモク・・・。な作品です。現実的で、きっとこれを世の中ではハッピーエンドというんだろうなと思いながら読ませて頂きました。すべての過去の執着をのりこえて、互いの幸せを掴んだ瀬人とモクバ。それでもモクバの飲むブラックコーヒーは、普通の人が飲むそれよりもっと苦いんじゃないかと思います・・・。

54囁き(ささやき)
(赤井様予約)

55行方不明(寒空雪乃様up)
★グッジョブ!!!!!雪乃様!!!セトモクです。誰がなんといおうが、セトモクです〜〜。行方不明ってどんな話だろう。誘拐か家出かな〜〜というつまらん発想しか私は持っていなかったのですがっ!!屋敷にいるはずなのにいない兄サマを探す、モクバ。こういう行方不明があったか〜〜!!!!ヤラレタってまず思いました。不安になりながらも兄サマを探すモクバの心理描写はさすがとしかいいようがありません。どこにいるんだ、兄サマとこっちまでがハラハラしてくる時に、思い出すあの隠れ場所!!そこで眠る兄サマ!!!!素晴らしい!!!ぜひその寝顔も私も見たい!(アホです)疲れた顔で眠る兄サマの眠りを側で見守ろうと思うモクバ。そんなモクバに、「大丈夫だよ、君はそこにいるだけで兄サマの支えになってるから」と言ってあげたくなる、可愛いお話です。短いのに、心に残ります・・・・。しあわせだ〜〜〜。

56兄弟
(モモ様up 10/8)
★幻想的な雰囲気の作品です。幻想的でせつなくて、まるでクリスマスに聖書を読んでいるような気分になれます。モクバが、「兄サマ、オレたちは当然のことをしているだけ」というモクバに、瀬人もどれだけ救われているかわかりません。それでも道を踏み外してしまった二人の懺悔を、悲しくも美しく描いている作品だと思います。うまくいえませんが、引用文もきいていて、背徳的ですが愛を感じる素敵な作品です。

57催眠術(アラン様up 6/12)
★めっちゃくちゃ新鮮なセトモク小説でした!稚拙なんてとんでもない、初めてのセトモクとは本当、思えません!最初は、ほのぼのしていて、途中では何度も吹きだしてしまいました。だってモクバが何を言い出すかと思えば「兄サマの疲れよ、エジプトの・・・」とか「死海に沈め〜〜」とか、言うからもう大笑いで・・・。それを頭の中で繰り返そうとして、やはりダメだと死海の説明をきっちりする兄サマが兄サマらしくて本当笑えました!!でもラストは、どきっとさせてくれて、特に瀬人の「お前が居てくれればいい・・・」には、タカツキも胸キュンでした。最後、モクバの言葉に無言で強く抱きしめる瀬人・・・。本当、ギャグとほのぼの、シリアスが混ざってて一度で、何度も味わえる素敵な小説でした!!ご馳走さまですvv

58くちづけ
(ナガル様予約)

59接着剤
(ハビ様Up 3/9)
★100のお題アイディア賞を捧げたい作品です。素直に笑わかせてもらいました。いいな。いいな。いいですね〜〜。お題を上手く使われてみえて、面白いです!結構難しいお題だと思ったんですけど、まさか「等身大リアル海馬瀬人組み立てキット」だとは・・・。そしてしかも、「※尚、海馬瀬人各パーツの接着には、海馬瀬人の弟、モクバの愛情を使用してください。」の注意書きがいいですね〜〜。愛に溢れた二人には、接着剤など不要なのさってことで。

60三角関係
(みかりん様up 7/4)
★最初は、「え!!兄サマが結婚!!」と私もハラハラしてしまいました・・。だけどさすがは海馬瀬人、融資などなくても己の力で何とかしてみせるっていうのが、兄サマらしくてかっこよかったですvそれに、たとえゼロになってもモクバが離れないっていうもの、また良しで、二人の絆の深さを見せ付けられた気がしております。モクバの立場からすれば、逆転満塁ホームランってところでしょうか・・・。三角が、最後、直線になったというくだりがすごい良かったです。きっとこの二人はずっと幸せでいられるよな、と思える爽やかなラストでした。

61原始の海
(0−5様 4/26up)
★素晴らしい小説でした。景色が目の前に広がるような・・・。さすがという感じで、私もモクバと一緒に原始の海を漂っている気分でした・・・。難しい言葉が沢山でてくるのに、読みやすくて、リアルに感じることができました。手を握り合っているわけでもない、愛を語りあっているわけでもない、それなのに、なぜか二人の間には愛があると感じる作品です。
「荒々しい波の音−その奥に微睡む夢があるってこと を知ってるのは,オレだけなんだ.  オレだけでいいんだ‥. 」
特に、この部分が好きです。誰も知らない兄の思いを姿を知っているのはモクバだけでいいと私も思います。

62ジュラルミンケース
(古花様up 3/16)
★のっけから最後まで笑って読めるギャグ小説です!秘密のジュラルミンケースって、何が入ってるの〜〜と妄想は膨らむばかりで・・。十万ボルトが流れるケースとか、法螺吹王の称号を与えたいとか、某金融会社のチワワとか、笑える言葉が各所にちりばめられていて、パソコンの前でしのび笑いをしながら読みました。そして最後に、気になっていた事実が明かされてまたニヤリ。しかし、モクバの食器とか盗んでどうするんだ、瀬人・・。まさか舐めたりはしてないよね・・・(しそうで怖い。。。)

63うたたね
(流様up 1/12)
★副社長モクバと、社長瀬人の日常を切り取ったようなほんわかしたお話でした。うたたねっていう言葉にふさわしい、優しいお話です。寝ている兄サマを見て、微笑むモクバが女神様のようにさえ見えます。でも結局は兄サマの方が上手なんですけどね。瀬人がうたたねした話かと思えば、本当はモクバのうたたね話だったというところが意外性があって面白かったです。(しかしさぞや磯野は驚いただろうと思うと笑いがこみあげますが)忙しい日常でも、二人でともにいられれば幸せだという雰囲気が十分に伝わってくる素敵な小説でした!

64肉と骨と魂
(いちご大福様up 3/9)
★重い小説です。モクバが兄サマを庇って撃たれた瞬間から、まさかと思って読んでいくと、「あなたの弟は生きている」という医者の言葉に瀬人と一緒に驚き、そして生命維持装置に繋がれてかろうじて「息をしている」という状態にそういうことか・・と納得し、それを見つめる瀬人の心理描写がまた重く、そしてそれゆえに心に響きます。「これはモクバじゃない」最後には、瀬人は、モクバでなくなったものを見るに耐えなくて、コードを引き抜いてしまいますが、自分は生き続けると・・。なぜならそれは、モクバが守った命であるから・・・。もっとも辛い選択をする瀬人に、「肉と骨と魂」というお題が重くのしかかります。ダークですが、一気に最後まで読まずにはいられない力を持った小説です・・・。


65たどりついた場所
(タカツキミコup 7/20)
★ふたりでたどりついた場所があるってことは、二人の始まりの場所もあるでしょってことで、始まりの場所を大事にするモクバと、、たどりついた今のこの場所を奪われまいとしていく瀬人と、そんな二人の話が書きたかったんですがね・・・。オンでは、久々に兄サマ書いたのですが、自己中心キャラってやっぱいいなぁ・・。相変わらず会話がたりていないような兄弟ですが、そこがまたよしってことで、見逃してください(笑)

66聖書(バイブル)
(いちご大福様up 7/7)
★シリアスなセトモクです。瀬人達の母がカソリック教徒だったという設定がまた良し!で、そしてモクバを産むために死んでしまった母親。三年後には父も。その父が母がが亡くなってから、たまに手にしていた聖書。それを瀬人が見つけるところから物語は始まるわけですが、・・なんだろう。重い設定で、悲しい話でもあるかのようなのに、読み進んでいくうちに、これが「死と再生」の話であるかのような気がします。形あるものはいつか滅びる。だけど、永遠に続くものもある。モクバの手に渡された母の聖書。それを見つめる瀬人の目が曇ることは二度とないでしょう。悲しい境遇にありながら、誰よりも幸せそうな、そんな不思議な兄弟のお話でした!

67永遠
(えりせ様up 10/3)
★原作の鬼畜兄サマを目指したと、あとがきにあるのですが、読んでなるほど!と思いました。もしも遊戯に出会っていなくて、マインドクラッシュを受けていなかったら、平気でモクバにもこういう仕打ちをしていただろうなと思います・・・。愛と憎しみは相反するもので、この瀬人も、モクバを蔑み、憎みながらも愛しているのではないかと思ってしまいます。いやそれは私がそう思いたいだけなのかな。そうでないと、自分を道具としてしかみていない瀬人のために、それでも体を投げ出すモクバが、可哀想すぎるから。でも最後、「自分が信じるかぎり、過去の兄は消えたりしない、だから信じ続けろ」
というモクバの強い祈り似た想いが、いつか瀬人を変えるのではないか、と期待させるカッコイイラストだなと思いました・・・。これもセトモクです。まさに。

68カード型ロケット(写真いり)
(いちご大福様up 3/2)
★タイトルの「he dream of you」に、お!いいねぇ誰の夢みてるのって?と思ったら、まさか城モクな展開だとは思わなかった〜〜〜〜!!!しかしやってくれます。嬉しかったなぁ。タカツキ、城モク好きだから、特にいちご大福様の書かれる城はかっこいい!モクバはずっと喋らず、寝ているだけで、兄サマに至っては、写真でしかでてこない(笑)それでも、それでも、なんでしょうこの圧倒的な存在感は。そして城之内がオレってなんなんだとと感じるほどに、兄弟の絆を感じさせてくれる話にしあがっています。
最後の方で、城が指で兄サマの写真をはじくのがいい。自分のことを思ってくれる人がこんなに身近にいても、人の思いは変わらない。きっとモクバは不毛な、けれども純粋な片思いをし続けるんだろうな、と城クンと一緒にため息をつきたくなるようなお話でした。(でも本当は片思いではないと思いますけどねvv)

69無色透明
(アヤ様UP 11/23)
★「いいのかな、こんなん書いちゃって〜〜」とあとがきでおっしゃってますが・・・。いいのです!!書いちゃってくださいvv途中、風呂場でぐったりしているモクバに私も瀬人と一緒になって、おいおいまさかって思いましたが、寝てただけかい!!と突っ込みをいれたくなりました(笑)瀬人が照れ隠しにぶっきらぼうになるのもいいですv無色透明=死で、モクバの死を疑似体験してしまった瀬人は、いかに自分にとって彼が必要で大切かをいやというほど思い知らされてしまったことでしょう・・・。瀬人にとっては心臓に悪くて、二度と体験したくないことかもしれませんが、たまにはいい薬だろうとも思います。失ってしまってからは、どれだけ大切にしようと思ってももう遅いですからね。生きている、生きて側にいてくれるうちに、ありったけモクバを大切にしてやってくださいと、思ったりしましたv


70ひとり言
(羽飛様up 1/25)
★「まるで縋るようだと思うのだ・・・。」縋るように、モクバを抱く瀬人。イメージがめちゃくちゃ膨らみます。抱かれているのは自分なのに、縋っているのはいつだって自分なのに、本当は瀬人が自分に縋っているようだと、そう気づいてしまうモクバがこぼす涙は、とても切ない。「オレがいるのに、」というモクバの言葉がまた、心に響きます。どんなに体を重ねても埋められないものがある、と自覚してしまったモクバのひとり言は、悲しく闇に消えていきます。瀬人がそれに気づいてくれるといいのですが、ね。そう願わずにはいられません。でもモクバに依存する海馬瀬人、っていうのは、私のツボです(笑)

71チェス
(ペい太様up 8/4)
★幼い海馬兄弟が初めて、海馬邸に連れてこられた時のお話です。と、口でいうのは簡単ですが、中身は濃いです。かなり。いくら瀬人がその年の子供にしては聡いとはいえ、海馬剛三郎という男の前では無力でしかなく、そのことをいやというほど理解しながらも、それでもモクバのために、奪われた全てを取り戻す決意を固める・・・。それがどれだけ重い決意だったか、行間からも伝わってきます。そして海馬瀬人が、少しずつこの館で狂っていく、人間らしさを失っていく前兆も感じさせる重い小説です。
(子瀬人・・・萌えvvなどというくだらんことは言えないくらいの凄い作品です汗)

72目覚め
(いくら様up 4/29)
★『目覚め』というお題で、モクバの記憶喪失ネタを持ってくるのが面白いなぁと思いました。いや内容はシリアスですから、瀬人がかなりかわいそうなことになっております。モクバにとっては一番楽しかった時代の記憶しか残ってなくて、それ以降は白紙。それは瀬人にとっては神の罰かと思うほどの衝撃だったことだろうと思います。辛い過去をモクバは全て思い出していかなくてはいけないのですから。ゆえに、最後までペンダントを返せなかった瀬人の気持ちが痛いほど伝わってきます。それでも、モクバは目覚めた。それは、瀬人がモクバを、モクバが瀬人を、互いを思いあう心、愛情というものが目覚めさせたのだと思います。だからきっと大丈夫だよねと祈らずにはいられない作品です。

73おでん
(かさね様up 7/30)
★モクバ君可愛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪たまにはキレても全然OKです。だって瀬人はわがままだから。モクバの言うことは正論ですからね。キレたモクバも可愛くって可愛くって、あれだけおでんが嫌いな瀬人が、モクバが食べさせてあげると食べるっていうのもよくわかります。いやいや、ほのぼのしていて、可愛い海馬兄弟ストーリーに癒されます・・。それにしても、かさね様は、シリアスからギャグ、ほのぼのといろいろ書かれる方ですねvv凄い!

74万華鏡
(マリオ様予約)

75コンビニ
(はるひん様up 3/3)
★(あとがきに答えて・・)はい!!セトモクです!!いやぁもう、笑いっぱなしのお話でした。何度読んでも笑える。あの海馬瀬人が、コンビニに行くっていう設定だけでもおかしいのに、奇妙奇天烈な行動が、兄サマらしくて、モクバ君には悪いけど大爆笑してしまいました。「会計だ!!」とか店内で叫んでみたり、「釣りを受け取れだと!!」と怒ってみたり、・・・兄弟なのに、モクバがコンビニに行ってもまったくもって違和感がないのに、どうして瀬人だとこんなにおかしいのでしょう・・・。そこに目をつけたはるひん様、さすがとしかいいようがありません・・・。それにしても漫画を描ける方の小説ってなんでこんなに面白いのだろう・・・。

76彼岸花
ハビ様UP 2/20)
★この作品を読むと、鮮やかなあの赤が浮かんできます。暑い夏のひざしを浴びて、モクバがたどり着いたのは、母のお墓。おそらく行き先は告げずにでてきたであろうに、タイミングよく現れるのがさすが瀬人です。兄として、本当にモクバのことを大切に思っているのが伝わってきます。おそらくこの話の中では、モクバは母の命と引き換えにして生まれてきて、ずっとそれに苛まれていて、それをやっと口にできたのでしょう。瀬人は無言で返しますが、それは冷たいからではなく、言葉にだして説明することではないとわかっているからだと思います。そしてモクバもきっと欲しいのは表面上の慰めではないでしょう。無言で帰ろうとする瀬人に、花の名前を尋ねるモクバ。
「ひがんばな、」というモクバの呟きが、せつなく胸に響く小説でした。

77からっぽの棺(ひつぎ)
(タカツキ予約)

78奇妙な午後
(あずさ様予約)

79仮定法
(まゆき様 UP 5/25)
★いやぁ夢中になって読んでしまいました・・。門限に縛られ、さらに遊戯たちとの遊びまで禁じられ、傲慢な態度の兄サマについに切れるモクバ君が「大嫌い!」と叫んでしまうところから物語は始まるわけですが・・・。謎のピエロに促されるまま、願いを口してしまうモクバ。「兄サマが昔みたいに、笑ってくれたら・・・」でもその願いが叶って、遊戯や杏子達とゲームをしながら穏やかに笑う兄の姿を見た瞬間、「嫌だ」と思ってしまうモクバの無意識的独占欲がいいですねぇ・・・。突然現れたピエロが、遊戯から貰ったカードだったっていうのも面白い!そして何よりも最後に、いつもの兄サマと部屋の前で会って会話するシーンがいいですねぇ。モクバに「大嫌い」と言われて、瀬人もショックを受けたと共にちょっとは反省?しているはずなのに、素直に謝らない。でもそのいつもの兄サマが、かすかにむけてくれた「自分だけの笑顔」に、ほっとするモクバ。とても可愛いラストです。素敵な作品でした・・。


80銭湯
(ひさぎ様up 9/20)
★海馬が情けないなんてとんでもない・・・!!(あとがきに対して)・・・笑えました。ゲラゲラと。「銭湯に行こうよ」から、「じゃあオレと一緒にお風呂に入ろうよ」に変わるモクバの台詞に振り回される兄サマがいい感じで、大爆笑でした。番台を用意させたり、本当にお金を払うモクバにはこだわりを感じます・・・。そして、お風呂の中では・・・「モクバ、オレの忍耐力を試しているのか・・・」とか「落ち着け!今日の株価のことでも考えるのだッ!」と言って本当に考えはじめちゃう海馬が最高でした。
それから、モクバの修学旅行の温泉を完全に阻止したはずなのに、ちゃっかりと抜け出してジイサン達の背中を流してあげてるモクバが一枚上手という気がします。
最後、「やきもち」を砕く瀬人が無様で笑える・・。いやどんな兄サマも私は大好きなんですけどね。とにかくオチも聞いてて、笑えるかなり面白い作品でした!


81恋文
(千石様up 1/27)
★『 行ってくる 』たった五文字の兄サマの手紙。いいですねぇ・・。兄サマらしさが存分にでてて、好きだなぁ。それがモクバにとっては、「恋文」だというのがねぇ・・。セトモクですねぇ。モクバの笑顔が浮かびます。兄サマなりの精一杯の手紙だったんでしょうねぇ。だって瀬人、普段手紙なんて書くことなさそうですから。きっと眉間に皺よせて難しい顔をしながら、書いたんだろうと思うとモクバでなくても笑えてきます。最後に、モクバが返事を書いて空に飛ばすのが見事に情景が浮かんできます。紙飛行機は、きっとモクバの気持ちを瀬人に届けてくれるでしょう。実にほのぼのしたお話でした。

82夏の雨
(羽飛様up 5/16up)
★熱中症で倒れたモクバを瀬人が介抱するなんて!!なんて素敵なシチュエーションでしょうか!!仕事なんてほっぽりだして、モクバのタオルを変えるたりする甲斐甲斐しい兄サマが眩しい。眩しすぎます!!大事に飼っていた小鳥を、そいつのためだからと逃がしたモクバに、「オレは、逃がせそうにないな・・・。」と呟く瀬人。格好いいです。そしてそれでこそ、瀬人。愛の形はいろいろありますが、ぜひ瀬人にはいつまでも心の狭い独占欲のかたまりのような兄でいてほしいものです・・。小鳥の名前が実は乃亜だったと知ったら・・・。もっと恐ろしいことになっていたでしょうね。いやぁ、素敵な夏のお話でした。

83流れ星
(みかりん様up 9/20)
★海馬兄弟幼少時代シリーズ(笑)です。とにもかくにも、モクバは可愛い!そして瀬人は上品なお兄さんしていて、心をくすぐられます。今回は、施設で上演する劇の話で、モクバが転んで失敗ばかりしてしまうので、瀬人が袖口の星型のボタンに母親から聞いたように、願いを三回唱える・・・っていう、今では考えられないほど純粋な海馬瀬人が堪能できますvvそして、劇は成功するわけですが、実はモクバも同じことをしていたってことがわかって、より二人の絆を確認できる話になってます。・・しかし、みかりん様の書く幼少モクバは可愛いなぁ・・・vv

84悪夢
(ナカムラ様予約)

85破れた地図
(みかりん様up 10/8)
★うまい!座布団三枚!と叫びたくなる小説です。だって、タイトルが「小説を書こう」ですよ?そして、テーマが「破れた地図と兄弟」っていうんだから、ナイスアイディアってって感じですよ〜〜。モクバが小説を書こうとしているのを手伝おうとする瀬人が、何だか一生懸命で可愛いです。「兄弟喧嘩をして地図帳を破ってしまって、そして破れた地図」という話を考えて、最初はモクバにしらけられる瀬人ですが、タカツキ個人はとしてはこのネタも捨てがたく・・・。笑ってしまいました。でも、最後にはやっぱり甘々な展開が待っていて、ラブラブな二人が堪能できました。ペガサス島での辛い体験も二人の絆をより深めるものになってくれていて、ほっとしました・・・。

86社長室
(アリス様up 5/18)
★短いお話の中に、互いが互いを思う気持ちが伝わってきます〜〜。くぅ〜〜、迷惑だから会いにいけない・・って思う良い子なモクバが可愛い!!!でも一週間はちょっと長すぎて、結局会いにいってしまうわけですが、瀬人は瀬人で電話くらいいれてやれよお前という私のツッコミを無視して、仕事を片付けながらも、それでも「会いたい」と思っていたとき、ちょうどいいタイミングで現れるモクバ。
この後の瀬人の微笑がちょっと見てみたくなるお話でした。。

87『彼』(みかりん様up 8/19)
★彼=カレーですか!!可愛い!!!めっちゃ可愛いモクバと食事ができる〜〜〜とウキウキしながら帰ってくる瀬人がこれまた可愛い♪いやぁ幸せってこういうことを言うのですねぇ・・・。カレーを『彼』と聞き間違えてしまって、嫉妬に狂う非常識人瀬人が最高でしたv笑えますが、でもラスト、「こいつにはかなわないな」と思う瀬人にヤラレマシタ・・・。結局瀬人は、モクバには叶わないと私も思います。みかりん様というと、セトモク幼少時代シリーズ(笑)というイメージが強かったのですが、こんな素敵なお話も書けるのですねvvすっごい楽しめましたvv

88 3分間
(聖様UP 2/22)
★とびっきり甘いラブラな二人です〜〜。「三分間」という限られた時間、瀬人を独占させてもらうモクバが可愛いvv仕事でなくて、プライベートな時間に一緒にいる二人っていうのもいいですよね。新鮮でvv紅茶と砂時計が妙にいい味をだしていて、読んでいると、私もミルクティーが飲みたくなります。幸せっていうのは、二人で一緒にいられることだと改めて、教えてもらったような作品です。ラブラブで大賞!を捧げたいですね。

89タイムマシーン
(はるひん様up 2/11)
★すごい面白い小説です。笑えるとかそんなんじゃなくて、情景が眼に浮かびます。はるひん様の漫画で浮かんできます(笑)「わらえるわけがないでしょう?」というシビアな感じで始まる話。もしもタイムマシーンがあったら?「昔のオレの頭をかちわりにいきたいです」っていうモクバの答えがいいですねぇ・・・。誰も優しくしてくれなくて、ずっと孤独に戦ってきた瀬人を、自分が強くなって支えなきゃって決意するモクバが、いい味だしてます。そしてラストの方の瀬人との会話、これはマジで面白いです。笑えます。
だってモクバのタイムマシーンがあったらどこに飛んでいく?という質問に「どこへも飛んでいかん」とこたえる海馬瀬人に、思わず吹き出す私。いやぁ本当に面白くて、読み応えのある作品でした。

90メロディ
(えりせ様up 3/1)
★いつも強引で不遜、態度のでかい海馬瀬人が、真夜中に、ナイトガウンを羽織って音楽を聞いているって姿、想像しただけで萌えます。だって、ナイトガウンですよ!!長身兄サマにはよく似合うことでしょう・・・。ってそういう話じゃないですね。ゴメンナサイ。両親との過去の思い出が絡む海馬兄弟の素敵なシリアスストーリーだというのに・・・・。中学になって大人びたモクバの色気にやられます。「あなたは愛された子供だったんだよ」って、瀬人にいえるのはモクバだけでしょうね。そして瀬人がそれを素直に受け入れられるのも・・・。兄サマが流した涙は、とても尊いものだと思います。この話のモクバはまるで聖母マリアのようです。全てを受け入れ包み込む。こんな存在が近くにいてくれるからこそ、瀬人は思い切り瀬人らしくあれるのですね・・・。

91無視
(かさね様up 5/18)
★すれちがい海馬兄弟!!!つい瀬人を無視してしまったモクバが、瀬人にあらぬ誤解をかけられてさぁ大変・・・。というギャグ小説ですvモクバと瀬人の思いきりのよいすれちがいぶりが笑えます。無視されてか、一瞬瀬人はなぜだと考える・・まではよかったのですが、その後ですよ。なぜそこで誘ってるのかんなんて思うんだ(笑)さすが独断と偏見で生きている男、海馬瀬人。その後の会話もまったく噛み合っていないのに、会話としてはなりたってしまっているから笑えます・・。意志の疎通のないまま、寝室に消えていった二人でした・・・(合掌)

92あなたのいない時間
(シロ様予約)

93眼鏡
(流様up 4/13)
★眼鏡瀬人万歳!!な素敵なセトモクです。しかも眼鏡をかけている理由が、視力が悪くなったからなくって、「強すぎる(眼の)光を遮るため」っていうのが格好よすぎます!不敵に笑う兄サマが素敵・・・!!!置き忘れた眼鏡を届けに行くという大義名分?を得てようやく兄サマに会いにいく決意をするモクバがけなげで可愛いです。またその眼鏡を自らがかけて社長室に現れて瀬人を驚かせるっていういたずらも、十分に瀬人の心を和ませたことでしょう・・・。
少しでも兄の負担にならないように、って常に気をつかうモクバを、瀬人が誰よりも可愛がる理由がわかる気がします。でも本音では、聞き分けのよすぎる弟にもっとワガママ言ってもいいんだぞって思ってそうな・・。そんなほのぼのとしたセトモクでした!


94人魚姫
(水口樹雨様up 6/16)
★どこか謎解きのような、ドキドキする作品です。人魚姫の台詞やシーンがところどころで効果的に現れて、瀬人を翻弄します。モクバじゃなく、瀬人が人魚姫っていうところがまた、新鮮で面白いです・・。しかもあの乃亜様が徹底的に瀬人をいたぶってくれますからね〜〜。一筋縄じゃいきませんよ。「瀬人はモクバに依存しているけど、モクバは瀬人だけに依存しているわけじゃない。いつかは離れていくかもしれない。それが嫌ならモクバを殺せば、永遠に自分のものになる」という毒を含んだ誘惑を、意志の力ではねのける瀬人がカッコイイです。それでこそ、瀬人だ!!!そしてそんな瀬人に、「任せたよ」と消えていく乃亜様がまたいい味をだしてます。本当は乃亜様が人魚姫みたいですね。いやぁ、最初から最後まで読み応えのある素晴らしいセトモクでした!

95ぬくもり
(みかりん様up 2/29)
★さぁ皆さん、ご一緒に・・・「にいしゃまぁああ!!」癖になりそう・・・。これほど可愛い幼少モクバは初めてです。舌がまわっていないんですね、きっと。まだ施設にいた頃に、モクバに来た養子縁組の話。瀬人はモクバのためを思って「行け」とは言うけど、結局離れたくないのは、瀬人も同じで・・・。おぶった背中で感じるモクバの『ぬくもり』を手放したくないと、一緒にいたいと思ったときから二人の運命は大きく変わったと思います。最後にもそれが暗示されてますしね・・・。ほのぼのはしているのに、どこか緊張感を感じるのは多分ラストの一文が原因だと思います・・・。兄サマの運命を思うと胸が痛いですが、それにしても、「ネズミさん・・・」に驚いて泣いてしまうモクバが本当に可愛かったです。


96ブルーアイズホワイトドラゴン
(0−5様up 4/7)
★むっちゃくちゃ色っぽいお話です。モクバが・・・色気ありまくりです。私のつたない言葉では言い表せないですが、実に巧みに竜の話が絡ませていて、引き込まれて読んでしまいます・・・。朝からもつれ合い、絡みあう二人・・・。エロティックです。竜の夢の話をしながら、モクバを抱く瀬人。互いの思いも絡み合い、昇華されていく・・。読後に不思議な高揚感のある作品です。

97決戦前夜
(アリス様UP 5/28)
★死にネタです。でもセトモクです。せつないくらいに。今までどんな決闘を前にしても怯んだことなどなかったであろう瀬人が、こんなにも弱く小さくはかなく見えてしまうのは、いつも側でそれを支えていた存在を失ってしまったから。そしてそれでも生きていかなくてはならない決意を固めたから。
一緒に死んでしまえばいっそ楽なんですけどね。それができないのがまた辛く、それでも生きていく海馬瀬人のただひとりきりの決戦前夜。短いストーリーに悲しみが満ちてます。


98世界文学全集
(東屋の魔法使い様up 10/18up)
★よくこのお題で、こんな素敵なお話を思いつかれたな〜〜とかなり驚きです。面白かったです。まさか、あの人が、海馬乃亜がでてくるとは思いもよりませんでした。そうでしたね・・。モクバにとっては、乃亜は義兄にあたる人でしたよね・・・。その字を見たときのモクバを思うと、、なぜか少しせつなくなります。確かに生きてここにいた、彼の本で書いた感想文。しかし瀬人が相変わらず兄馬鹿な真似をして、モクバに無視をされるというオチには、笑わせてもらいました。哀れ、瀬人・・・。

99天体観測(ランプ様up 7/17)
★きましたきました〜〜vv新作セトモクですvvありがたやありがたやでございます!しかも、兄サマが格好いいですよ!!初めの方の月と海馬瀬人って組み合わせが最高で、あれじゃあモクバじゃなくても見惚れるわな〜と思いながら読み進んでいくと・・・。え〜〜〜、兄サマお見合い?待ってくれ〜〜でも気が進まないみたいだし、いっかって思ってたら(この辺ですっかりモクバに同化してましたよ、私・・・。)、え、エスコートしてるよ!!ちゃんと紳士だよ。すげぇよ、この海馬瀬人!女の人もなんか育ちよさそうで、幸せそうで・・・。そりゃそうだろう、こんな格好いい男に優しくされて嫌がる女はいるまい、とランプ様の書かれる瀬人にすっかり骨抜き状態になりました・・・。でもそれで気になるのがモクバの気持ち。言葉をうまく口にだせないから、縋りつくことしかできないんですよね・・・。可愛いヤツメ!!最後、二人で星を見ているのシーンが何か幸せそうなのに、どこかせつない。このせつない感がセトモクの醍醐味だなぁと思いつつ・・・。やたらとハイテンションな感想を終わります・・・。いや本当にマジで感動した!!

100あなたのいる時間(鬼灯杏様up 06年7月17日up)
読みきった瞬間、拍手してました。いや冗談じゃなくて、本気で。マジ面白かった。0cmってタイトルも微妙でいいし、この微妙な距離感や互いのすれ違いことがセトモクってものの醍醐味ですよね〜〜〜!!!ああもう大感動ですvvv兄サマ語りも素敵。肝心なところはわかっていない兄サマ、大好きです。モクバがかっこよくって、それを素直に認められない瀬人が可愛いと思います。ああ、何かやっぱりセトモクっていいですねぇ・・・。久々に人様の書いたセトモク読ませて頂いて、忘れていた何かを思い出させて頂きました。ありがとうございます。いろんな意味で、心に残る作品です。可愛くて守られているだけじゃない、プライドのあるモクバと弟離れできない瀬人。何かさらに続編の読みたくなる話ですねvとってもとっても面白かったです!!!