異常な甲状腺ホルモンの分泌
ウィルスや細菌などの異物(抗原)が体内に入ると
身体を防御する「免疫」という仕組みが働きます。

免疫担当細胞は外敵をすぐに破壊するため
「抗体」をつくって攻撃します。

しかし何らかの理由で自分自身を攻撃する
「自己抗体」ができてしまい、

自己免疫疾患という病気になってしまいます。
自己免疫疾患が起こりやすいのが甲状腺で、

特に甲状腺刺激ホルモン受容体(TSHレセプター)は
異物(抗原)と勘違いされやすく、

このTSHレセプターに対して免疫担当細胞も自己抗体となる
TSHレセプター抗体(TSAb)をガンガンつくってしまいます。
異常に作られた自己抗体= TSHレセプター抗体(TRAb)により
刺激を受けた甲状腺は甲状腺ホルモンを大量に分泌し、
「ばせどう病」の症状が出てきます。

つまり、ばせどう病
自己免疫疾患による甲状腺ホルモンの過剰分泌によって起こる病気ですから

このTSHレセプター抗体(TSAb)を減らす事が
治療になります。


新陳代謝を司るホルモンがたくさんいるわけですから
身体は常に全力疾走状態になるのです。

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