越中一国観音霊場 第参拾弐番

真言宗小川山千光寺

千手観世音菩薩

千光寺観音堂画像
千光寺観音堂

ご詠歌 たにのおがは たゝへてあいの いろもみゆ
まだそのあとは くむひとぞしる
縁起  天平18年(746)行基菩薩の開基とされる。かっては平城天皇の祈願所として七堂伽藍16坊を擁したが、貞治元年(1362)桃井直常、天文20年(1551)上杉影虎の放火など度々の戦火で焼失して、現在は心蓮坊、光学坊、蓮蔵坊の3坊のみがお守りしている。
 本尊は大威徳明王とともに大同元年(806)年に経田村の漁師 後藤長左衛門の網にかかって引き上げられたのを当時の住僧永観が本尊として安置したと伝えられる。
寺宝 本尊観世音菩薩立像(金銅仏・県文化財)、木像毘沙門天立像(心蓮坊蔵)、天神像(光学坊蔵)
行事 3月12日観音堂で僧と神官による神仏習合の祭礼を行う。
観音菩薩のご開帳はかっては33年毎に行われていたが、近年は17年毎に行われている。 [ご開帳スナップショット]
場所魚津市小川寺2934
連絡先心連坊TEL 0765−31−7317
光学坊TEL 0765−31−7353
交通
鉄道
JR北陸本線魚津駅バス黒沢行き小川寺徒歩1分
北陸道魚津ICから15分
資料魚津市史

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