2016年のできごと


2016年11月27日(日)

修徳少年補導バザーでステージの企画から進行までを一括して

ご依頼くださり

5時間のステージイベントを開催させていただきました。

2ステージの日本畳楽器製造ライブの他にも

ゲーム大会、抽選会、バザーインタビュー、ソロ演奏、ロボットパフォーマンスなど

企画も畳メンバーの皆さんのバイタリティーのおかげで

皆さんに喜んでいただけました。





2016年11月20日(日)

京都大学11月祭でコラボ展示した

京大ゲームサークル「松茸定食」さんが

最新ゲームを作ってくださいました。

ゆるキャラたたミンくんが畳返しで

畳を表にして揃えて行くパズルです。

こちらから無料でダウンロードできます!

http://matsutei.web.fc2.com/product.html




どんどん難易度も高くなって行きますよ。

この年末年始は

家族や友達とチャレンジして見てください!


2016年11月20日(日)
京都大学名物お祭り広場の特設ステージでライブをすることが出来ました!
夢がかないました!お集まりの皆さんにもしっかり畳PRが出来ました!!





2016年11月20日(日)
京都大学11月祭
2日目も教室では畳尽くしのイベント満載
日曜日とあってたくさんの学生さんや親子連れも訪ねて来てくださいました







2016年11月19日(土)

今年も参加しております
京都大学11月祭
一日目は教室で畳尽くしのイベント満載
音楽に講演にロボットにゲームなどなど盛りだくさん!











2016年11月13日(日)

紫野まつり


今まで6年間の日本畳楽器製造バンド活動で一番子供たちが熱く盛り上がったステージでした!

また普段はあまり受けないティーンエイジにも激ウケ!

アクションソングの振り付けもバチバチにキメキメにやってくださいました!

あたたかく受け入れてくださった地元のお祭りスタッフの皆さん

ありがとうございました!!


2016年11月11日(金)

京都市消防局上京消防署から日本畳楽器製造に

火災予防のキャンペーンに協力してほしいと連絡があり、

街頭でストーブやタバコなど火災予防のビラを消防署員さんが配る時に演奏しました。

所長の名畑君は同級生、中谷区長さんやかみぎゅうくんもみんなで啓発活動をやりました!

場所は枡形商店街(出町柳)です。






2016年11月3日(木)

オーケストラKYOTO!に畳楽器メンバーと参加してきました!!

https://culturecity-kyoto.com

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽や札幌国際芸術祭2017のゲスト

ディレクターなど,幅広く活躍する音楽家・大友良英氏がプロデュースし,

公募による参加者約
100名による「オーケストラ」が即興による合奏を行う。

 楽器をはじめ「音の鳴るもの」を各自が持ち寄り,指揮者に合わせて演奏し,国籍,年齢,性別,音楽のキャリアなどの違いを超えて集い

異なる音色が共鳴し,新たな音楽を生み出す。

会場:ロームシアター京都の屋内・野外


最後の曲ではさとるさんと共にステージに上げていただき皆さんのリズムをリードする大役をさせていただきました!!






2016年11月1日(月)
京都府立鳥羽高校放送部の皆さんが
当店、そして日本畳楽器製造の取り組みを取材し作品を制作くださいました。





2016年10月30日(日)

午前中の保育園から移動して

僕の母校成逸小学校の跡

北総合支援学校の「上京区民ふれあいまつり」に出演しました。

地元だけあって知ってる方も沢山

とてもアットホームに演奏出来ました!!






2016年10月30日(日)

毎年恒例

山別院聖水保育園バザーでの演奏

山間の良い空気の中

のんびりと演奏です



2016年10月23日(日)

世界遺産二条城で演奏させていただきました。

その中でも一段と優美な国宝二の丸御殿の前のステージ。

観光に訪れた皆さんが足を止め見て下さいました。

着物で踊る御婦人のグループ

ノリノリのフランス人観光客

演奏中に「hay!SYOGUN!(きっとリーダーの意)と握手を求めてくる謎の外国人、また彼はステージ前で「アイライク日本酒」など仕切りに構って来てくださいました。

タイから来た男の子は、演奏後に畳楽器と記念写真を撮っている際に、もっと演奏が見たいと泣いてくれました。

本当のアンコールをいただける様になったこと嬉しく感じました。




2016年10月16日(日)

清水焼の郷まつり2016

毎年恒例の行事となりました。

今年もお声を掛けてくださりありがとうございます!!

ステージ前は満席!とてもうれしかったです!




2016年10月2日(日)

102日は、

毎年お声をかけてくださている

尼崎の「地べたフェス」

恒例の自転車発電による演奏は

もうおなじみです

そしてさらにソーラー発電も追加されパワーアップ

子供たちが代わる代わる僕たちに電気を作ってくださいました!!

とてもピースフルでエコな楽しいフェスでした!!





2016年9月24日(土)

台湾二度目の演奏会場です。

とても壮大で立派なホールを準備下さり

感激いたしました。

メンバー各々の分野の音楽演奏と日本畳楽器製造の演奏を

ご披露させていただきました。

924() 下午14:30~16:30

地點:新北市客家文化園區演藝廳 (新北市三峽區隆恩街239)

主催 : 臺灣日本研究學會.

協賛:中華民國國立臺北大學校友總會

財團法人萬慶巖清水祖師廟

http://www.wangingyan.com/

臺灣財經濟法研究



2016年9月23日(金)

日本畳楽器製造台湾初ライブの様子です。

もちろん人生初の海外演奏です。

ステージにはとても大きなパネル

新品の敷物

ポスターやオリジナルうちわも作って下さいました。

会場は超満員!!

本当に感激です。


第一場演出時間:

923() 下午15:00~17:00

地點:台北捷運忠孝復興站地下街第二廣場

(東區地下街14號出口,忠孝復興站與忠孝敦化站間地下街)

主催: 國際扶輪3520 地區




2016年9月21日(水)

921 日の立命館高校立命祭のステージです。

熊本地震で甚大な被害を受けた熊本の力になりたいと女子高生が立ち上がりました!

当店から熊本産のい草やヘリなど畳材を提供して

ミサンガなどのアクセサリーを自作して文化祭で販売。売り上げを熊本に寄付をする活動をしています。

この活動は文化祭後も継続中です。

当店にも何度も足を運んでいただき

打ち合わせ、畳製作のコツ、畳楽器やたたミンくんを使った振り付け練習など

熱心に準備していました。

可愛くも志のあるステージをごらんいただけるとうれしいです。

動画も撮影させていただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=S8vs857Q71w






2016年8月7日(日)

Maker Faire Tokyo2016に出展致しました。

本当にたくさんの方が

ブースで畳楽器体験をしてくださいました。

 

http://makezine.jp/event/mft2016/









2016年8月6日(土)

西院ミュージックフェス

http://saifes.dip.jp/

夏の京都最大の音楽フェス

ついに出演しました!!

場所はメイン会場の春日神社境内にある「春日幼稚園会場」





2016年8月3日(水)

ラジオに生出演させていただきました。

京都市の北エリアをネットするFMラジオ局です。

RADIO MIX KYOTO 87.0

15時からの「GLOCAL KYOTO水曜日」

http://radiomix.kyoto/

メンバーとぎっしり一時間の畳コーナー

畳楽器の生演奏もしました。





2016年7月17日(日)

日本畳楽器製造小豆島演奏旅行

坂手みなとまつりステージ

畳ソングの他にも演奏したご当地ソング「瀬戸の花嫁」は会場の皆さんと合唱しました。

そして

最後には子供も、大人も、なんと海上保安庁の巡視艇の船員さんも!!

一体となって「たたみでGO!」を踊りました!!





2016年7月13日(水)

アイリッシュコーヘイと藤田まゆみ

「お久しぶりにおじゃまします」ツアー2016

喫茶マドラグ

こんなスペシャルな演奏が家の近くで開催されました。行かない理由がありません。

ハッチハッチェル各プロジェクトからアイリッシュコーヘイさん、藤田まゆみさん、めめさん(ただいま京都在住)、古くからのお友達でザッハトルテの上田君。

予想をはるかに上回る素敵な演奏には

高い演奏技術を持っていらっしゃり、それだけでない優しさ、爽やかさ、和みがありました。

演奏後は皆さんに畳楽器を弾いていただきました!!

とても嬉しいです!!






2016年7月10日(日)
京北宇津マルシェ演奏
第一部 元農協 二階大広間
第二部 元米貯蔵蔵

助成金誕生した山村のコミュニティースペース
その完成をお祝いしに伺いました!





2016年6月26日(日)

い草を一本一本手作業で編み込んだ帽子があるlequioさんへ

http://www.lequio-r.com/

到着したのは開店2時間前

開店前にも関わらず

店に入れてくださり、お目当の実物を拝見できました。

ご親切に感謝!





2016年6月25日(土)
北谷アメリカンビレッジのペタルーナさんにい草アロマスティックを見せていただきました。
http://www.petaluna.com/
また海岸で本日二度目の楽器弾き語りミニライブをやりました。




2016年6月25日(土)
沖縄うるま市のオハナ食堂さんで沖縄県産ビーグ(いぐさ)パウダーを使った料理をいただきました。
また畳楽器弾き語りミニライブをやりました。

オハナ食堂
http://carabara.com/






2016年6月25日(土)

沖縄の畳表になる照間ビーグの収穫を見学させていただきました


2016年6月24日(金)

どきワク関西(JCOM関西)

スタジオに呼んでくださりテレビ生放送でした。

名司会の下埜正太さんとは二度目、

上手な仕切りとツッコミのおかげで

とても楽しく、きっちりと畳活動を発表できました!

また、YES!HAPPYのお二人もとても気さくで感じが良い方です。

そして、同じくゲストのフルタ製菓の堂浦さんと広報部長で鶴のゆるキャラ「チョコえっくん」

えっくん部長からは特大の名刺を頂戴しました!!

部長!こんどウチのたたミンくんと共演お願いします!

終始和やかで

みんなで畳楽器をガヤガヤと鳴らしたり

スタッフの方が突然トランペットで正露丸を吹き出したり(笑)

フレンドリーなスタジオの雰囲気が心地よい放送で

あっと言う間の時間でした。




2016年6月19日(日)

「ゼスト御池 音ノ市和もの市」

和の要素を様々な形で取り入れたスタイルのパフォーマンスや音楽がステージに集結いたしました。

和もの市も開催されとても賑やかなイベントで畳PRが出来ました。

日本畳楽器製造は2ステージ演奏させていただきました。





2016年6月17日(金)

梅屋敬老イベントに日本畳楽器製造で演奏してまいりました。

平日にもかかわらずたくさんのメンバーが参加しました。

さらに凄腕の新メンバーの加入、PAもご厚意で担当くださったりと

この日も楽しい刺激が満載でした。

いつもの畳ソングや懐メロや童謡のコピー曲も披露

瀬戸の花嫁、ふるさと、上を向いて歩こう、の三曲です。

ご存知の曲は皆さん元気に歌ってくださいますし、畳アクションソングも元気に参加下さいました。

アンコールも頂きました。

博士のロボットこさんくんも大人気です。

お年寄りの方、運営スタッフの方、体操や啓蒙の指導の方もたくさんお越しで

超満員で楽しく盛り上がりました!!



2016年5月29日(日)

都会(みやこかい)祭

西賀茂にある老人介護施設

「つるさんかめさん」で行われた

地域イベントに呼んでいただきました。

以前東京からお越しの音楽療法士さんと一緒に訪問させていただいた時のことを覚えていただいていて声を掛けてくださいました。

地域の子供からお年寄りまで賑やかでアットホームなイベントでした。

イベント最後にはサプライズで

今日のMVPに天才勝田博士が選ばれ院長先生より表彰状を受け取っています!!

つるさんかめさんスタッフの皆さん

ありがとうございました!!







2016年5月28日(土)・5月29日(日)


グレートラックフェス2016

スチールの森ひよし(5/28-5/29

今年も出していただきました!

他の音楽イベントにはない特別な意味があるイベントなので

皆さんにメッセージをどのように伝えれば良いか

いつも考えさせられます。

そして

お客さんを含めたすべての参加者が

発信者であり受け取る側です。

日本畳楽器製造は一日目のトップを承りました。

駅伝で言えば花の一区ですが

当の僕は

後から続く

熱く素晴らしい志の高いバンドの皆さんに

去年のグリーンワールドからいただいたタスキを

懸命に繋ぐことだけを考えていました。

縁を繋ぐ意味を深く思いながら、

一曲目の前に

新曲と称した

グリーンワールドfeat.フンコロガシの名曲

「グレートラック」の畳替え歌を歌いました。(この曲すごく好きなんです)

出番ギリギリに、ふくみなちゃんに歌詞と節の確認して

メンバーにも言わずに急にやってみました。

だってやりたくなったんです(笑)

するとアカペラの後半には即興でキーを探って伴奏を付けてくれる

畳メンバーには改めてミュージシャンスキルの高さと暖かさを感じました。

グリーンワールドのボーカルタカさんが日頃、

グレートラックはバンドが出て順番通り演奏するようなイベントではなく

お互いのバンド同志、メンバー個人、出展者も、お客さんも

コラボしたリ、影響したり、そんな瞬間(まさに縁)が沢山生まれることを望んでると言ってらしゃいます。

そこで、

ステージ終了後この替え歌大丈夫でしたか?

と恐る恐る(笑)タカさんに聞いてみたら・・・

とっても喜んでくれてました(^O^)

よっしゃ!!!

グレートラックなミッションを一つ遂行出来ましたね?

演奏後は遠方より駆け付けてくださった鍵井さんも一緒にお誕生日会を開いたり、おなじみミニ畳作りワークショップをしたリ、フードを食べたり、ブースを回ったり、二つあるステージを行き来したり、

走ったり、語ったりしました。

一日目が終わり

一旦京都に戻り、

翌日の昼は老人ホームで行われる地域イベントに出させていただきました

グレートラックフェスのようにデッカイステージで

プロのバンドに交じって演奏させていただくライブは最高に夢心地です。

また、

お年寄りや地域の学校やボランティアさんが手作りで企画して作った小さなお祭りも同じく大切です。

きっちり務めさせていただき

撤収後

グレートラックファイナルに向け

西賀茂からひよしに車を飛ばしました!!

二日目は出演予定も出展予定もありません、

ただただ純粋にそこに行きたいと思いました。

ラストはあいにくの雨

それも土砂降り

第一回も大雨だったよね

でも、だれも負けずに今日に繋げてきたから今年も凄いことをやってのけた

グレートラックプロジェクト、グリーンワールド、音響や照明など機材スタッフの皆さん、出演者の方、出展者の方、来場者の皆さん

すべての皆さんに感謝!!






2016年5月27日(金)

七年前

暫く空家だった

築年数不明(たぶん100年以上)の

機屋さんの作業場兼住居の改装工事が始まりました。

畳だけでなく、大工も建具も左官も

買い出しも、子守りも(一緒に遊んでた)

いろんなことに首を突っ込み

オールマンパワーの結集で完成した

奇跡のお店

カフェフロッシュ

畳職人を超えた場面での建設の考え方

住む人、使う人を第一に考えるスタンスが

確立した仕事がここだったと振り返ります。

七周年本当におめでとうございます!!







2016年5月25日(水)

ROADSIDERS' weeklyに掲載していただきました。

http://www.roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=858

ジワジワ来る関西奇行 07 伝統工芸の街・京都西陣で出会った歌う畳職人(写真・文:吉村智樹)

再婚を機に大阪から京都へ移り住んで4年になる。しかし、いまだに僕は京都についてなにも知らない。ある日、僕はキッチンのダイニングテーブルで、ぱらぱらと週刊誌のページをめくっていた。ページがちょうど藤原紀香と片岡愛之助の入籍を伝える記事に留まったところで、妻がこう言った。妻「藤原紀香ってむかし、『西陣織会館』の着物ショーのバイトをやっとったんやで」...


2016年5月22日(日)

サンシャインワーフのイベント

日本畳楽器製造ステージ

ありがたいことに

ワンマン2ステージ畳ショー!

二時間させていただきました!

音楽に紙芝居にクイズにアクション!!

ロボットの新技も炸裂!!

ゆるキャラタイムも盛り上がりました!!

日本畳楽器製造初の海、初の神戸とても賑やかに開催させていただきました!!





2016年5月8日(日)

第三回能舞台フェスタ(京都市北区)

今宮御旅所

去年に続いて伝統と格式

能舞台で演奏させていただく貴重な機会に恵まれました!!

出演者の多彩な演目は魅力にあふれています!!

今年も晴天に恵まれ

厳かな中にも和気あいあいと行われました

紫野高校放送局の皆さんも熱い中お疲れさまでした!








2016年5月5日(木)

五月五日の子供の日

日本畳楽器製造は

滋賀県長浜の小谷保育園の子供会にゲスト出演しました。

呼んでくださったのは大学の同期で

現在、住職の千田君。

湖北のこの地域にある14箇寺が毎年開催する行事です。

11時の出番と有って京都を六時台に出発

長浜に向かいました。

仏歌や法話などの後に演奏、紙芝居、畳ウルトラクイズをやりました。

とっても盛り上がってよかったなーと思います。

今度はあなたの街に、畳の集団がやってくるかもしれませんよ〜

(呼んでくださいね)



2016年4月29日(金)

梅小路アートライブ2016

キッチンカーズfesに出演させていただきました。 

梅小路公園七条入口広場で10日間繰り広げられるイベントです。 

期間中は楽しい出し物が連日披露!! 

また僕たちの出演するこの日は 

京都鉄道博物館 

http://www.kyotorailwaymuseum.jp/

グランドオープン当日

ニュースになるぐらい大勢の方が来場されました。








2016年4月3日(日)

毎年恒例の堀川桜まつり。今年は途中曇る所もありましたが天気もなんとか持ち、なにより満開の桜の下、たくさんの皆さんの前で演奏パフォーマンスが出来たことを幸せに思います。

写真も動画もたくさん撮ってくださいました。

お越しくださったたくさんの皆さん、堀川を美しくする会をはじめスタッフの皆さん、各学区のボランティアの皆さん、

そしていつも一緒に演奏してくれる畳メンバーの皆さんに感謝申し上げます。







2016年3月13日(日)

19:00からの

FM京都αステーション「SWEET'N MARBLE LOVERS

に呼んでくださり、とても楽しくお話しさせて頂きました。

DJはおなじみ「MAKOTO」さんです。

スイーツ有り、JAZZ有り、畳有りの30分

番組ホームページ

http://fm-kyoto.jp/timetable/program/sweetn_marble_lovers/




2016年2月27日(土)

GENIUS TABLE in KYOTO+DESIGN WEEK KYOTO 2016

イベントの様子を会場でもある

ハイセンスな宿泊施設&カフェLE9さんがアップ下さっています。

ジニアステーブルin京都と、デザインウイーク京都。

2つの企画が見事に融合し大変貴重な体験をさせていただきました。

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昨日は世界で唯一の畳の楽器で演奏するバンド、日本畳楽器製造のライブ&交流会がLE9で行なわれました!

第一部のライブはカフェスペースで行なわれ、総勢11名+ロボット2台というすごい編成での演奏に圧倒されました!LE9に宿泊しているゲストも彼らの演奏を聴いてとても楽しそうでした。
そして、第二部はホステル2階ダイニングスペースでの交流会。バンドリーダー西脇さんの畳にまつわるクイズや紙芝居を交えたお話を聞きながらワイワイとたこ焼きをつつき合うアットホームなイベントになりました。
日本畳楽器製造(http://www11.plala.or.jp/nishiw/nihontatamigakkiseizou.html)の皆さま、先週に引き続きイベントを主催してくださったGENIUS TABLE in KYOTOhttp://geniustable.com)の皆さま、そして、参加して下さった皆さまありがとうございました!

LE9 スタッフ一同

 

The Japanese Tatami Instrument Manufacturers (the one and only band playing live music with instruments made from Tatami) held a live event yesterday at LE9.
The live performance started off at the LE9 cafe space, where we were overwhelmed by the dynamic performance of the band, which consists of 11 people and 2 ROBOTS!!!
It seemed like the guests staying at LE9 were also very intrigued and taken aback by their performance!

For the second part, we had an exchange meeting between both band members and guests at the dining space area on the second floor of LE9. While having quizzes and picture stories shown by Nishiwaki-san (The band leader) we made Takoyaki to compliment the homely atmosphere of LE9’s upstairs dining/living room.

Thank you very much to all members of the Japanese Tatami Instrument Manufacturers (http://www11.plala.or.jp/nishiwa…/nihontatamigakkiseizou.htm), staff members of GENIUS TABLE in KYOTO (http://geniustable.com) who have organized events at LE9 two weeks in a row now, and all the guests and participants involved.

The LE9 Team


第一部 日本畳楽器製造ライブ、畳楽器体験



第二部 畳セミナー、たこ焼きパーティ






2016年2月22日(月)


「畳作品の搬入をしてまいりました」

2/22から2/27まで展示いただきます。

DESIGN WEEK KYOTOゐゑFEB.21-28,2016

の企画として、

展示期間中は宿泊客だけでなく、どなたでも無料で入場いただけます。

また227日(土)19時からは日本畳楽器製造の演奏や畳トークイベント、交流会を行います。

皆さんぜひお越しください。

詳しくは下記のWEBページをご覧ください。

http://www.designweek-kyoto.com/

<会場>

THE LOWER EAST NINE HOSTEL

LE9は、DWK会期中に限り普段宿泊者のみが利用可能なスペースを一時的に一般開放しGENIUS TABLE in KYOTOとコラボした企画を行います。

(1)展示会

2/22(月)~27(土)の日程で、畳職人・西脇一博氏の作品を特別展示。

(2)GENIUS TABLE

京都のローカルな価値を世界につなげるテーブルをランチの場をセッティングする、GENIUS TABLE in KYOTO

DDesign Week Kyoto ゐゑ 2016の会期中は、京都で活動する『GENIUS』をLE9にお招きし、海外の旅行者とのカジュアルな交流の場をお膳立てします。(申し込み不要)

畳楽器フェス

日時:2016227日(土)

第一部 1900~2000

第二部 20:00~21:00

?概要:第一部では西脇畳敷物店(http://www11.plala.or.jp/nishiwakitatami/)の西脇一博氏と彼をリーダーとするバンド「日本畳楽器製造」のメンバーをお招きして畳楽器を用いたライブイベントを行います。畳楽器とは畳で改造された楽器です。ライブ後は演奏者と参加者の交流や参加者に畳について少しでも興味をもってもらう為の交流会を第二部として行います。第二部は軽い食事つきです。

参加費用:お1人様500円(第二部に参加の方のみ-- 定員11名)

ORGANIZER

LE9 / GENIUS TABLE in KYOTO

http://lowereastnine.com/

WHEN

(1)展示会

222日-27

11:00 - 18:00

(2)GENIUS TABLE

A畳楽器フェス

2016227日(土)

第一部 1900~2000

第二部 20:00~21:00(定員11名)

お食事代:お1人様500円(第二部に参加の方のみ)

WHERE

THE LOWER EAST NINE HOSTEL

京都市南区東九条南烏丸町32

TEL09066646176

地下鉄九条駅から徒歩1分、または京都駅八条東口から550m

DESIGN WEEK KYOTOとは

http://www.designweek-kyoto.com/ja

今や、日本国内に止まらず、世界を魅了してやまない京都。その深部は各《ゐゑ 》に本当に大切に大切に隠されてある。

まずは、その高い敷居、その閉鎖的なイメージを超えてみよう。その先の《ゐゑ 》に待つのは、私たち自身の想像力の限界の先であるはずだし、偏ってしまった私たちを変えてくれる出会いが待っていてくれるはずだから。

一週間限定、「京都のクリエイティブの現場」を大開放。

Design Week Kyoto ゐゑ 2016とは、京都市内の様々な工房・スタジオ・オフィス・アトリエなどが開放される一週間です。

Design Week Kyoto ゐゑ 2016の期間に合わせて、京都の街中のいたるところでイベント・オープンハウスが開催されます。

京都の街には、長い歴史の中で熟成され洗練されてきた、モノ・コト・ヒトが豊かに存在しています。

工芸・意匠・建築・テクノロジー・エンターテイメントから暮らしの作法に至るまで、京都で行われている日常のすべてが魅力的なデザイン作品である、といっても過言ではありません。しかし、観光名所として世界中から人が集まる場所であるにも関わらず、これまでその内側に触れる機会はなかなかありませんでした。

Design Week Kyoto ゐゑ 2016は、そんな普段入れない「クリエイティブの現場」を期間限定で開放する一週間です。




2016年2月16日(火)

今朝放送がありました!

読売テレビ朝の情報番組

「朝生ワイドす・またん!」

他の頑張る畳業界の皆さんも紹介されて、良い特集だと思いました。

ありがとうございます!






2016年2月2日(火)

関西テレビ「夕方LIVEワンダー」こだわり拝見!ならではハウスの放送がありました。

この日は、

クワバタオハラ小原正子さんがご来店くださいました。

猫ホイホイタタミ、ジーンズに、鞄職人玄ちゃん特製畳バッグ

ゴルフに将棋、畳楽器、畳お茶などなど、

そして伏見の人気ベーカリー「テクノパン」さんに焼いて持っている畳パンも登場です。

畳を愛しすぎている職人一家として先代の親父も登場しました!

とても楽しい取材でした!

夕方LIVEワンダーホームページ
http://www.ktv.jp/wonder/



2016年1月31日(日)

淀川ワンダーランド

去年に続いて呼んでいただきました〜

ゆるキャラ大集合も畳作りワークショップも畳楽器演奏も

とっても楽しく過ごせました!!

 




2016年1月9日(土)

神戸製鋼さんの機関紙

「ぼうだより 技術ガイドvol.489 2016年 冬号」

の特集記事

「ほっとひといき|古都の手仕事を訪ねる 〜メイド・イン・キョウトの現在」

に私共の活動を紹介くださっています。

また日本畳楽器製造の演奏動画も見ることが出来ます。

ぜひご覧になってください。

e-Book版はこちらで読めます

http://www.boudayori-gijutsugaido.com/catalog/201601/pageview.html#page_num=17

html版はこちらから読めます

http://www.boudayori-gijutsugaido.com/magazine/vol489/hotto.html

鉄の会社で畳の特集していただけるなんて

なんか、とても嬉しいです!

ぼうだより 技術ガイドvol.489 2016年 冬号

http://www.boudayori-gijutsugaido.com/


ほっとひといき|古都の手仕事を訪ねる ~メイド・イン・キョウトの現在


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古くて新しい「畳」で、人の心と縁を繋ぐ


西脇畳敷物店

古くは奈良時代から、ほとんど形を変えることなく現代にまで受け継がれてきた稀な建築資材、「畳」。高い断熱性と保温性があり、優れた吸放湿性は、高温多湿の日本の住まいと暮らしにマッチする。い草のさわやかな香り、家族が揃う居間での団らん、畳の上でのんびり昼寝。利点を挙げれば限りないほど、日本人に愛され続けた床材である。

畳にとって、最大の興隆期が訪れたのは、高度経済成長期以降のことだ。国が豊かになるとともに住宅が増え、畳の需要も大いに高まり、一時は生産が追い付かないほどだったという。

ところが、平成に入るころには、和室の少ない間取りの高層マンションやデザイン住宅などが増え、日本人を取り巻く住環境が大きく様変わりした。日本の畳表の生産量は、2005年には800万枚近くあったものが、この10年足らずで半分以下に減少している。

今回は、日本人の“畳離れ”が囁かれる業界で、果敢なチャレンジを続ける京都・西陣の老舗「西脇畳敷物店」を訪ねた。

http://www.boudayori-gijutsugaido.com/magazine/vol489/images/htt-01.jpg
京都・西陣にある創業146年の老舗「西脇畳敷物店」

http://www.boudayori-gijutsugaido.com/magazine/vol489/images/htt-02.jpg


店内の壁にはTV出演時の記念写真や、来店した芸能人のサイン色紙がびっしり飾られている。中央にはなんと、“畳のスノーボード”が。

洋間やマンションへの畳導入も

西脇畳敷物店は、1869年(明治2年)の創業以来、今年で146年目を迎える老舗畳店だ。5代目の西脇一博さんは、昨今の“日本人の畳離れ” について、「今は、畳の歴史の中でも過渡期にあたるんじゃないでしょうか」と語る。

国内資源だけでものづくりをしなければならなかった時代は終わり、海外からもさまざまな建築資材が入って来るのが現代だ。日本の木造建築はもちろんいいものだが、鉄筋の住宅にも優れた部分はある。素材の選択肢が増えれば、どんな家を建てるのかというバリエーションも増える。今までになかった選択肢が広がる中で、畳の需要が一時的に落ち込むのも、ある意味では「自然のなりゆき」だと西脇さんは捉えている。

「一方では、足元が冷えるとか、膝が痛いとか、音が響くからとか色々なご事情で、洋間に畳を敷きたいというご要望も多くなりました。でもね、ひとくちに既存の部屋に畳を敷くと言っても、そう簡単な話ではないんですよ」。

古来、日本家屋の造りは柱や敷居が壁から飛び出さず、平坦につながっている。一方、洋風建築の家は、まず壁ありきの設計で、柱や扉の建具などは凹凸を成しながら配置されていることが多い。また、装飾的な建具が使われている場合は、装飾部品の突起や曲線まで計算に入れねばならず、部屋はさらに複雑な形状になる。さらに言えば、床下の深さも通常の和室とは異なるため、畳自体の厚みも細かく調整し直さねばならない。

西脇さんら畳職人は、そんな部屋固有の形状に合わせて、四角い畳の形をミリ単位で削り、装飾建具に沿うよう曲線すら切り抜いて、部屋にぴったり入る畳をつくる。こうなると、緻密な加工に技術を要するだけでなく、全てがオーダーメイドの作業になり、手間も時間もずいぶんかかる。

「ただし、畳の作り方と施工方法自体は、1,000年前とほとんど同じなんです。完成されていて、改良の余地がないんですね。1,000年もの間変わらないものって、他にあるでしょうか。大したものです」

1,000年間で大きく変わったことといえば、仕事のサイクルの早さだろうか。住環境や生活様式の変化によって「今朝引き上げた畳を張り替えて、夕方には納品して欲しい」という要望も珍しくなくなった。スピードが求められるようになったことで、手作業では間に合わない部分を、機械に頼るようになった側面はある。

現在では、畳を縫う作業は機械に任せることが多いそう。しかしそれも、今までは人間の手で作業してきたのと同じ動作を、機械に肩代わりさせているに過ぎない。

「畳っていうのは、今までもそうやって、柔軟に時代の波を乗り越えながら、今の時代までたどり着いたと思うんです」。

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畳床は、米を刈り取った後の稲わらを30cm以上にも積み重ね、それを5〜6cmの厚みにまで圧縮して作る。畳床を見ると、稲わらがギュッと縫い縮められている様子が分かる。

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畳表の張り替え作業の様子。現在は、樹脂系の素材を畳床に用いることも多くなった。稲わらに比べると軽くて扱いやすく、虫食いの被害に遭わないなど利点もある。

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マンションの柱に合わせて、四角く切り抜かれた畳。

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西脇畳敷物店の5代目、西脇一博さん。

畳表は、長く刈り取ったい草を選り分け、茎の真ん中あたりの太い部分を使って編まれている。根もとに近い部分と、葉先の細い部分は切り落とされる。

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畳表の余分な箇所を切り落とす、専用の「包丁」

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畳に縁を付ける作業の途中。畳の断面の様子が見える。

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色柄の異なる畳の縁(へり)生地のストック。模様や色によって身分などを示す時代もあったが、現在ではそうした風習はなくなった。

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畳の縁を縫いつける機械。作業内容自体は、従来、人が手作業で行っていたことと同じである。

めざすは“世界総畳化”!? - 「日本畳楽器製造」

畳の生産量が一時的に減ること、問題はそれだけに留まらない。西脇さんが危惧するのは職人の数が減ること、そして生産者であるい草農家の数が減ることである。特に、東日本大震災以降は東北の米農家が打撃を受けたことから、畳床の原料となる稲わらも、適切な価格で必要量を確保することが難しくなった。業界全体のパイは、確実に小さくなりつつある。

そんな状況の中、西脇さんが5年前、畳のPR活動のために立ち上げたバンドユニット、その名も「日本畳楽器製造」。畳のギター、ウクレレ、サックス、三味線にお琴、各種鳴り物まで、多種多様の“畳楽器”が演奏に参加する。ライブでは、歌と演奏はもちろん、西脇さんの軽妙なトークと、「タタミ紙芝居」、景品付きの「畳ウルトラクイズ」など、畳について知ってもらう企画を挟みながら展開していく。

現在、趣旨に賛同して演奏活動に参加してくれるメンバーは90名以上。子どもやお年寄りの福祉施設、地域のまつりやイベントなど、常に出演のオファーが絶えない状態だという。

「畳はあくまでも敷物、楽器にするなんて愚の骨頂だと言われたら、それは確かにその通りなんですよ。だけど、歴史の中で異端と呼ばれた人って、どんな偉人でも皆、最初はそんなものだったんじゃないでしょうか。たとえば茶道だって“畳を切ってその下で火を起こして、茶を沸かす”なんてこと、きっとごく草創期には、とんでもないって文句言う人もいたんじゃないかな」。

畳の魅力をもっと多くの人に知ってもらうとともに、畳という素材の持つ新しい可能性も探りたい。日本畳楽器製造での活動は、そんな西脇さんの想いに裏付けられている。

「特に若手職人には、僕がこうして取材を受けたりTVに出たりして面白く仕事している姿を見てもらえたらって思います。無理やり親から家業を継がされて、渋々仕事するんじゃなくてね。若い子たちが“自分の仕事って、結構いい仕事だよな”って捉えて、目標を持って、頑張って仕事を続けてくれるように」。

西脇畳敷物店でも、現在は2名の弟子を住み込みで受け入れ、若手の育成に努めている。昼間の仕事が終わると、彼らは「京都畳技術専門学院」という訓練校の夜学に向かう。そこで、畳の製作技術から経営ノウハウまでを学び、卒業と同時に自分たちの地元に帰っていく。ほとんどは、地方の畳店に生まれた「跡取り息子」たちだそうだ。

「僕の仕事は、ただ、バトンを繋ぐだけ。1,000年以上も続いてきたものを、今さら僕がちょっと頑張ったからって劇的に変わるものでもないでしょう。ただ、諸先輩から受け取ったバトンを、なるべくいい形で、きれいに繋ぎたいとは思うんですよね」。

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京都市内地下街でのイベントライブの様子。お客さんと一緒に、簡単な振り付けを練習する一幕も。

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「タタミ紙芝居」で畳素材の利点や性質などを紹介する西脇さん。クイズやトークも大いに盛り上がる。

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畳のゆるキャラ「たたミンくん」。地域の小学生の声から生まれたキャラクターだそうで、イベント時には、子どもたちに囲まれる人気者。

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ハート形の畳ウクレレ。四角以外の形を作るときは、洋服の型紙のように型を取って作製することも。畳の「定石」とは異なる畳楽器の作り方を試行錯誤した経験が、本業の畳の施工時にも役に立つことがあるというから面白い。

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日本畳楽器製造の名物、「くまモンギター」。熊本県は、全国の畳表のうち約95%を算出する一大産地であることから。

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アーティスト・silsil(シルシル)さんに提供した“畳のキャンバス” 。201510月、silsilさんの個展「四季を泳ぐ。」にて展示された。
(http://silsil.info/)

「職人の町・西陣」で畳屋を営むということ

昨年、西脇さんは、父の方彦さんとともに、ある特別な仕事を手掛けることになった。世界文化遺産にも登録されている「上賀茂神社」での式年遷宮の際に使われる畳である。式年遷宮とは、定められた年限に社殿を建て替え、御神体を遷す祭儀のことで、上賀茂神社で定められている年限は21 年ごと。2015 10 15日に行われた式年遷宮は、第42回目となる。

上賀茂神社の式年遷宮の際、御神体が鎮座される神聖な畳には、何百年も前に作られた独自の様式があり、それと寸分の狂いもなく同じものを作らねばならない。西脇畳敷物店が、およそ120年前、2代目の頃から代々受け継ぎ納めてきた仕事である。

「譲れない歴史の重みとでも言うんでしょうか。身が引き締まる思いがしましたね。結局、シンプルなものを徹底的に狂いなく作ることが、一番難しいと思うんです。変わった形のものを作るのは、実は、時間と手間さえかければできること。それよりも、気の抜けた部分をどこにも作らず、緊張感を維持してものを作ることのほうがずっと難しい」。

西陣は、織物の町である。街中には職住一体で機織り、紡績、染色など着物と帯の仕事に従事する人が数多く住まう。特に西陣織は、世界でも稀に見る細かい分業制で、場合によっては30以上の工程に分かれて分業を行っているそうだ。

呉服業界は、小さな傷ひとつで100万円の商品が10万円になる世界だ。分業のどこかの段階で手を抜く職人が一人でもいれば、そのミスは、全体に影響する。

「だからでしょうね、この辺のお客さんは、この畳はどうも色ムラがきついとか、線が真っ直ぐ通ってないとか、鋭く品物を見抜く目がある。皆さん毎日、細かい着物地を、目を皿にして見ているような職人たちですよ。そりゃ、畳みたいにざっくり編んだものが見えないはずがないでしょ」と、西脇さんは笑う。

第一は、高い技術で信頼してもらえる仕事をすること。だがそれに加えて、畳職人は、常によその家に上がりこみ、プライベートに踏み込みながら仕事をすることになる。地域における人間的な信用や付き合いの仕方、そんなことが普通以上に大切になる土地柄であり、仕事柄でもあるのだ。

「よその店は○○円だったけど、お宅はいくら?っていうような商売じゃないんですよ。ある意味、インターネット通販とは真逆の商売なんです。畳職人は、人間の、心のひだの部分みたいな繊細なところを汲み取れなかったらダメじゃないかと思うんです」という、西脇さん。

そんな畳屋の商売は、果たして“古くさい”のだろうか。これから高齢化社会を迎える日本では、今後、案外、お客さんのニーズを汲み取るための最先端のスタイルになり得るかもしれない。

西脇さんのつくる畳は、今もこれからも、人々が結びあう縁(えにし)の真ん中にある。

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上賀茂神社(賀茂別雷神社/かもわけいかづちじんじゃ)。昨年1015日には、21年に一度の式年遷宮が執り行われた。

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西脇さんは、大学卒業後10年間をサラリーマンとして過ごしたが、33歳のころ「長男だから、当然自分が継ぐものと思って」と、実家に戻って畳職人へと転身した。

(文:石田 祥子)

【取材協力】
西脇畳敷物店
http://www11.plala.or.jp/nishiwakitatami/





2016年1月2日(土)

クリスマスで賑わう1225

地元京都のラジオ局

FM京都αステーション(89.4MHz)

http://fm-kyoto.jp/

CHUMMY TRAINに生出演させていただきました。

ラジオで見えないのに作務衣(正装)に畳ギター、五重塔ウクレレ、トランペット、スケボー、ジーンズ、財布、バッグ、うちわ、ハンガー(たたみ掛ける)などスタジオに持ち込みました。

DJの谷口キヨコ(キヨピー)さんとのトーク本当に楽しかった!!

予定時間をオーバーしてたっぷり畳活動、思い、チャレンジなどを紹介くださいました。

また、

即興のキヨピーボーカル×エレキギターによるブルース演奏

そしてウクレレを使ったハワイアン演奏

とても面白かった!!

スタッフの皆さんもとてもフレンドリーで親切にしてくださいました

素晴らしい機会をありがとうございました!!

そして、

番組ブログでも紹介いただいています

http://fm-kyoto.jp/blog/chummy_train/

Dream Challenge

京都を舞台にした、あるいは京都からスタートした

様々な挑戦を紹介するコーナー『Dream Challenge』!

 

今日は・・・チャレンジする人

「西脇畳敷物店」の5代目店主 西脇一博さんに登場していただきました☆

 

 

明治2年創業の「西脇畳敷物店」は、畳の製造はもちろん、

畳を取巻く住空間の研究、京町家の再生など、

畳文化の継承に務めています。

 

その「西脇畳敷物店」の5代目店主の西脇さんは、

楽しくてユニークな創作畳の制作に取り組んでいらっしゃいます。

例えば、将棋・パターゴルフ・サーフボード・スケートボード・

ジーンズ・バッグ・ギター・ピアノ・・・

この世にあるものは何でも畳で作りたい!と張り切っていらっしゃいます。

 

また、創作畳のギターやピアノなどの楽器を演奏して、畳ソングを歌う、

畳PR音楽集団「日本畳楽器製造」を率いた

ライブパフォーマンスも行なっておられます。

 

さらに、新しい展開として畳のゆるキャラ「たたミンくん」も誕生!

 

畳の魅力を広く伝えたい西脇さんの思いを

ぜひ店頭で感じてくださいね。

「西脇畳敷物店」のHP

http://www11.plala.or.jp/nishiwakitatami/

Dream Challenge」は

毎週、夢に向かってチャレンジする人をゲストに

その挑戦を紹介、

挑戦すること、夢を持つことの大切さを伝えるコーナーです。