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2009/8/29(土)
池山日記【池山の視点

さて、皆さん、お待たせいたしました。
いやぁ、すいません大分お待たせしてしまって。
藤月があれだけ派手な花火をぶち上げるとね、やっぱりコンビとして僕の意見も聞きたいって人も多いかと思います。
池山の視点から色々聞かせてくれ!と。

みんな、じりじりしてたかと思います。
お待たせしました。

ではさっそく、うんこの話を

といいいますと、みなさんこうお思いでは?
池山のやつ、友達思いだな、と。
藤月が恋愛話をしているから、うんこの話で支援してるんだな、と。

ところがどっこい、私藤月の恋愛を支援しているわけでは…ございません!
むしろ嫉妬していると、このままあいつも童貞でいてくれればいいと、そう思っておる次第でございまして。

えぇえぇ、分かります分かります。

こういうことを言いますと。
池山の野郎、謙遜をしてやがるな、と。
藤月に負担に思わせないために、わざと悪ぶって、支援するつもりだな、と。

えぇえぇ、分かります分かります。

さてさて、こうしているうちにも私の肛門ちゃんの方がぐずりはじめまして、ただちにトイレに立たなくてはいけない状態になりました。
続きはトイレットにて…

なんてことをいいますと、
池山の野郎、密室で話すなんてフレンドリーなやつじゃねえかと
選挙の前に密室なんて、密室政治を思い起こさせてタイムリーじゃねえかと、

えぇえぇ、分かります分かります。
しかぁし、私池山はトイレという密室でみんなと語らいあう粋なフレンドリー野郎でもなければ、トイレと密室政治をかけるインテリジェンスに溢れたエリートでも…ありません!

ただただ、肛門ちゃんのぐずりに付き合う童貞ボーイであるわけです。

では、そろそろ肛門が「開門!」と叫んでますのでおいとまいたします。
アデュ!!(シュタッ)


2009/8/26(水)
【劇的・ビフォーアフター】

か、彼女ができた!

いや、もうホントね、Neutralの古参読者からすれば「おいおい何言ってんだテメェ夢みてんな!」って言われても仕方ないと思うんですけども、藤月このたび、彼女ができました!彼女ですよ彼女!一体何年ぶりなんだよお前って彼の女と書いて彼女です。このたびの彼ってのはつまり俺。つまり俺の女と書いて彼女です。アハァーヒャッヒャッヒャ!!!(※醜いことをお詫び申し上げます)

ここ最近数回にわたって甘酸っぱいボーイズビーをお送りしてきましたけどもね、今日、晴れて彼氏彼女になりましたよ。
日曜にもデートしたんですけど、結局その日は何事もなく解散しちゃったもんで、ちょっと待てそれではイカンと連絡してね。水曜だったら仕事早く終わるからっていうことで、今日また会ってきまして。
今日に関してはもう完全に臨戦態勢ですよ。前回の日曜不発しちゃってるからね。というわけで、ご飯食べたらちょっと雰囲気の良さ気な京都駅ビルの屋上なんか行っちゃってね。京都駅知らない人は全然分からないと思うんでザックリ説明してみると、京都の駅ビルってとこは屋上に行ってみると京都の町をザーッと見渡せるような作りになってて、いわゆるデートスポットなわけですよ。
でね。俺が今日呼び出してご飯食べてたときから「どうしたの〜?今日は」とか色々探り入れてこられたんだけども、告白なんて一大イベント、ロケーションを最大限にプロデュースして告白したいじゃないか。だからその時は「えへ、エヘヘ…」などと気持ちの悪い笑みを浮かべつつごまかしたりしてたんですけどもね、その後向かう先が駅ビルの屋上って時点で彼女薄々気づいてますよ。あんなとこわざわざ男女で行くなんてカップルしかないわけで、けどそのことを悟られてしまうと駄目だなんて意識があって必死に関係ない話題で盛り上げたりしてね。いや、そのことも気づかれてたんだけども。

で、屋上について、途中で買った暖かい缶コーヒーなんかすすりながらさ、「あー、あのへんとか綺麗だなぁ〜」とかしらじらしく話して。いや、今冷静に振り返ってこれ書いてたら、鳥肌立つくらいしらじらしいし、こっ恥ずかしいんですけども、今までずっと経緯を書いてきてそこだけ隠すってのもアレなんで、まぁ書きます。
俺はね、こうグッと覚悟決めて切り出すわけよ。

「俺ね、君のことどうにも好きで」

内心ドッキドキですよ。この歳になっても、この瞬間ってのは走馬燈が駆けめぐるほど時間と切り離される。どうしよう?とかそんな疑問が全部飛んじゃって、ただただ自分の感情がクリアに上がってくる感じとでも言おうか。やーだもうこっ恥ずかしいっぺさー!(※数ヶ月後に突然この日記が消されたら、「あぁ、藤月が自分の書いた日記を読み返して恥ずかしさに耐えきれなくなったんだな…」と察してあげてください)
多分、実際の時間にしてホント僅かだったと思うんですけど、相手の反応を待ちきれずっていうか、反応が来る前に伝えないとって思ったのか、続く言葉をはき出すわけよ。

「だから、付き合って欲しい」

語尾に「なぁ…なんて」と付けたいのを必死に押さえ込んで告白よ。こんな真剣な場なのに、脳内ではずーっとシンジが「逃げちゃだめだ!逃げちゃ駄目だ!」って繰り返してたからね。どうしたって俺に入ってるOSはオタクのようで。まぁそれは仕方ない。とはいえ、そんな無駄な劇が脳内で繰り広げられてはいても、俺本人としちゃマジもマジ。ド真剣ですよ。その後のことなんか何も考えられなくて、頭真っ白で、相手の答えを待つのみ。判決下されようとしてる被告と一緒ですよ。
でも、すんごく長いと思えた一瞬の後、彼女はしっかり目を上げて言ったわけよ。

「はい…!」

グハーーーー!!!アァーーーッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!幸せですまん!幸せですまーんみんな!!彼女でーす!!今ならナイアガラの滝からフルチンでダイブできると思う!

もうね、本当はそっからさらに甘酸っぱい展開もあったりしたんだけども、これ以上書くとNeutralがただのノロケサイトになってしまって、Seventeenの編集長あたりが「おや?このストーリーは是非ウチの誌面で連載してくれませんか?」と食いついてきたところにan・anの編集長が「ここからアダルトな話になるのでしたら、ウチのセックス特集に掲載しませんか?」ときて壮絶なバトルになってしまうかもしれませんので、これにて藤月のボーイズビー話は終わりたいと思います。

今回ね、彼女が出来るっていう最高の結末に至れたわけなんですけども、そこにいたるまでに膨大な量のコメントやメールをいただきました。
まさしく叱咤激励。アドバイスから経験から罵詈雑言まで。心底ありがとうございましたと言わせていただきます。
正直、Neutralが再開してから一番、「まだこんなに読者がいてくれてたのか…!」と思ったくらいのたくさんのメールがありました。すべて返信したいと思ってはいるんですが、量が量なのと、最近のバイトの超過密スケジュールからちょっと難しいなーと…。なのでわざわざ送ってきた方々には大変申し訳ないですけども、ここはこの日記にて返信代わりとさせて頂きたく思います。失礼で申し訳ない。
ただ、その分頑張って彼氏生活していきたいと思いますよ。

ヒャッハァ!人生って楽しいなぁ安西先生!


2009/8/21(金)
【アドバイスまとめ】

次のデート日である日曜を前にして、前回応募した藤月へのアドバイスなるものをここで取り上げて気持ちを整理していきたいと思いますよ。

まずはハンドルネーム『男根』
もうハンドルネームからどうかしてるとしか思えねぇんだけど、とりあえず内容を確認したみていと思いますよ。

「やらないか?」

はいやりません。
ていうかテメェ!アドバイスでもなんでもないただの願望じゃねぇか!
えー俺はノンケなのでやりません。次いきましょう。

ハンドルネーム『蓮華鏡』

「残念です。藤月さんがついにエロゲーと現実との境が分からなくなってしまったなんて…。藤月さん、正直に申し上げて、今夢中になってる女の子は画面の中なんです。入れません。まして本当の恋なんてできません。目を覚ましてください」

続きましてハンドルネーム『親父のマラ』

「おい藤月、いい加減目を覚ませ!母ちゃん泣いてるぞ!」

とのことでね。
お前ら、宜しければ今すぐ顔面下にしてバイクに引きずられてくれないか
大体ハンドルネーム『親父のマラ』!お前のハンドルネームこそ母ちゃん泣いてるわ!
はい次行きましょう。

えーと、これらはハンドルネーム書いてません。

「藤月さんに恋人ができたらNeutralのクオリティが下がりそうじゃよ! もういい、よくやった! もどれ、藤月っ!」
「藤月もついにリア充の仲間入りか・・・嘆かわしいぜ 」
「おばさんとしては いいだけ盛り上がった後で つぼとか 講演会にいってみないとか誘われないことをいのるだけですよ ええ 純粋にうまくいくといいなとおもいますけれどもね 」

うん。あれだな。
基本的に祝福されてないよね。

いや、分かってたよ。Neutralがそんな毛色じゃないことくらい、管理人の俺が一番よく分かってますよ。『頑張ったって女にモテない!それがNeutralクオリティー!』って感じの雰囲気になってたのは認めざるを得んよ。
ただ!ただね!それっていうのは狙ってそうなっていった訳じゃないでしょ!必死に飛ぼうと頑張ってみたけどやっぱり無理だったっていうペンギンっていうかさ、まぁ俺はモテたいと思ってるわけ。毎朝起きたら玄関に女の子が行列作ってないかなと真剣に期待して眠りについちゃうような28歳なのよ。いいじゃないか、彼女欲しいよ!彼女欲しいよー!!もういっそ、つぼ買えば彼女になってくれるって言うんなら買う勢いよ。どんと来いだ!次行きましょう!

ハンドルネーム『雪月花』

「恋愛について彼女がどう考えているのか聞き出したいところ。差し当たって告白するのはやめておいた方が良いのではないかと思います。感触が良いのは確かですが、それだけに慎重に探りを入れてみてはいかがでしょ うか」

グハッ!もの凄く冷静、かつ的確な意見が飛び出して参りました。
確かにね、そう考えれば慎重になったほうがいいのかもという感じが鎌首をもたげてきましたよ。やっぱそうなのかね?俺なんて恋愛経験乏しいもんだから、遊ばれてたってまぁ分かりませんよ。そうなると、ここはじっと我慢して様子を見る引きなのか。
ただね、相手の気持ちを十分にリサーチした上で告白するっていうのはなんか男気が無い感じがしてしまうわけなのよ。まぁ、テメェその年になって未だ恋愛初心者の野郎が言ってんじゃねぇよって言われても仕方ないんだけども、なんていうかね、こっちはテンパイしてて、リーチかけよう!って思ってたところに他の人に先にリーチされたらテンパイ崩してでも逃げるみたいなね。勝率で言えばそっちなんだろうけど、勝負が終わったときに、俺は真剣に勝ちに行ったんだと。負けたら無一文を覚悟してでも一番を取りに行ったんだってところに美学を感じたりもする自分がいるわけなのよ。だからね、俺はここは引くべきじゃないかなーって思うわけだ。
じゃあ最後行きましょう。

ハンドルネーム『葵』

「現役キャバクラ嬢やってます^^そんな私の意見を言わせてもらうと、藤月さんはとっとと告っちゃったほうがイイと思います!多分、相手の子も嫌なイメージは持ってないと思う。だからもしフられたって、そこからなにくそって再アタックする気持ちですよ。勝手にシナリオ作っちゃわないで、どんどんぶつかって行けばいいです。本当に脈ナシなら途中で気づきますよ(笑」

なにがどうこうよりも、キャバクラ嬢がNeutral見てくれてたことに驚きですけども。
かつてNeutral立ち上げたころは、一日の閲覧者が俺と池山と南条さんっていう初のお客様の3人だけで随分長いことやってたもんですよ。それがエロゲーマーだけでなく、ついにはキャバクラ嬢まで。なんとまぁ嬉しいことよ。
で、そのアドバイスなんですけども、なるほど!もの凄い勇気づけられましたよ。
やっぱりね、男たるものガンガンぶつかって行かねばなるまい。あたって砕けろってやつですよ。気合いだ俺!

とはまぁ言ったもんだけど、さ。
俺、男気には憧れるものの基本チキンじゃんか。
というわけで、当日、さりげなく様子をうかがいながら、行けそうならガンガン行くって方針で行きたいと思いますよ。
悩んだら「命を大事に」に作戦変更される可能性もあるんだけど、そこはまぁ、あれよ。
俺、藤月だから。


2009/8/16(日)
【けけけ、決戦は来週ですよ!】

俺こと藤月と言えば国民的アイドルであり魅力的なイケメンというイメージがどうしても払拭できないじゃないですか。そのモテっぷりを表すエピソードとしては、高校の頃、俺が登校しようと家を出たら1kmにわたっておびただしい数の女生徒たちが「藤月君付き合ってください!」「藤月君一緒に登校しましょ?」「あ、あの藤月君!良かったらこれお弁当!」とワラワラ寄ってくるという有様。俺はその中をかき分けて、「おいおい止しておくれよ君たち、学校に遅れちゃうだろ?」とクールに決めて前進した、というものがありましたね。あははは、大変だったなぁあれは…あれ?でも確か俺の高校男子校じゃなかったでしたっけね。ん?じゃあこの記憶はなんだアワワワワ頭が痛いですよまたしても自分に都合の良いように記憶を書き換えなければ心がくじけてしまうよ!(適当に放っておいてもらえると勝手に元に戻ります)

さて、まぁそんなどうだって良い話はいいんですよ皆さん。
このクールで大人の魅力溢れる藤月が何を言いたいのかというとね。

ららら来週告ってみようかとハワワワワ何言っちゃってんだ俺はハワワワワワワ……!!

いや、最近日記更新できてなかったんですけど、その間も物語は進行してたわけでしてね。この間までは初デートのことを書いてたんですけど、結局あの日はあれからご飯食べに行って、ちょっとだけ散歩して駅まで送ってって帰っただけ。初デートだったし、彼女のほうは実家住まいらしいんで遅くなるのは宜しくなかろうと9時半ごろ別れたわけだ。フゥ〜、ジェントルマン!会話内容のほうはビリヤードとかしてて遊んでたときから少しずつ遠慮はほどけてきてたと思うんだけども、酒はほとんど飲まなかったからなかなか突っ込んだ会話とかまではいけなかったわけよ。とはいえ、初回からいきなりガンガン行くのももしかしたら駄目なんじゃないのかしらんと俺の頭の中のボーイズビーが囁いてたので、きっとこれはこれで良かったに違いない!
で、別れたら今日の感想とまた遊びに行こう!という連絡を電光石火で送る!電光石火っつってもメール書いてから読み直してちょっと変えてまた読み直してを延々繰り返してたから数十分経っちゃってたんだけども。ど、どんくせぇ…。でもその後オッケーのメールが帰ってきたときはあれだね、興奮しすぎて夜寝れなかったからね。中学生のバレンタインデーかってくらいのピュアさよ。

2回目のデート。
いくらドキドキしまくるとはいえ、俺もこの年だもんで、それだけで突っ走っちゃイカンだろうと自分をセーブよ。必死。
というわけで、今回は京都の河原散歩。そりゃ遊園地行ってキャーキャーやったりVIP御用達みたいな高いレストランとか連れて行って「あぁら貴方財力もあって魅力的な男性じゃございませんことぉ?抱いてくださる?」なんて展開羨ましいよ。超羨ましい。つーかそんなレストラン今の俺がいけるわけねぇよバカヤロウ。
ただね、そういうのって結局上辺の話であってね。そういうドキドキ恋愛はどっちかっていうとそういうゲームで、最終的にエッチすること目標みたいなとこあるんじゃないかなぁってね。別にそれが駄目とかじゃなくて、それがしたいなら俺なんかはキャバクラ行けば良いんじゃないかって思っちゃうわけなのよ。キャバクラなんか行ったことないんだけども。あ、そもそも童貞だった、すまん。
話がずれちゃったので元に戻すと、今回俺がこんなにドキドキしてるのは、これは多分普通に惚れちゃってて、俺自身エッチしたいって気持ちが1番に来てるわけじゃないんじゃないかと思ってるのよ。だから俺、背伸びしないように気をつけてるし(時々無意識に心のシークレットブーツ履きそうになったり履いてたりするんだが)、コミュニケーションをすごく大事にしようとしてるわけですよ。というわけの、河原散歩というセレクト。とにかく話しまくろうと。それで駄目だったら仕方ない、俺が琵琶湖の水源になるがごとくハラハラと泣くのみよ。下流の京都大阪あたりとんでもない水害が巻き起こるぜ!

というわけで、良い天気の中ぶらぶらと河原を散歩しながらひたすら会話。途中お茶などをしつつ、暗くなるまで色んな話して、俺おすすめのラーメン屋で夕飯食べて、駅まで送ってきたわけよ。
一日を振り返っての感想としては、楽しすぎてあっという間だったね。
いやね、こんなこと言うと何お前幸せ気分に浸って語ってやがんだダボがと言われそうなんだけども、イイ感じなのよ本当に。相手の機嫌を損ねないように〜とかの気を遣わなくても、何を話してても心地よい。打てば響くとはこのことですよ。どんな感じかってのを分かりやすく伝えようとするなら、今回は帰り道すごく自然に
「じゃあ次はいつデートしよう」
「いつできるかな〜」
「じゃあ来週」
「うん」
という流れが訪れるくらい素晴らしく自然!なんなんだ俺は!

そんな感じでデートしてまして、先日!先日のデートでですよ!
別れ際、ついに彼女の方から

「来週、また会える?」

と、き・た・も・ん・だ!
(「ドッカンドッカン!ツイてる〜、ドッカンドッカンパラダーイス♪」)

びっくりしてテンパって咄嗟に「へい!」とか返事してる俺。飛脚か。
というわけで、今に至ってる次第。
今まではずっとこっちから積極的に誘ってたのが、ついに向こうからお誘い!これはアレだろ!こここ、告るとかそんな甘酸っぱい展開になってもおかしくないだべさー!

とはいえ、ここで冷静さを失ったら負けと思ってる。
WEB拍手やメールなんかでもちょくちょくアドバイスや経験則を書いてきてくれる人がいたりするんで、ここはこの藤月、超君たちを頼りにしたいと思ってるわけであります。
なので、この一週間、藤月へのアドバイスや聞きたいことなどあればどしどし送ってきていただきたい!地球上のみんな、ちょっとずつ意見を寄せてオラを幸せにしてくれ!

藤月後援会へメールミー!
(WEB拍手を利用される場合は、左の「web拍手はコチラ」ボタンを押してください)


2009/8/12(水)
池山日記【再び幕間

こんばんは、池山です。
いやぁ、藤月の方は恋愛話に花が咲きまくって満開となっているようで。
Neutralの一員として、この勢いにのらねば!!!

というわけでね、今回は藤月の恋愛話に便乗してうんこの話をしようかと思います。

僕がうんこと付き合いだしてそろそろ29年になるんですが、
最近、少しずつ僕とうんこの関係が変わりだしているんです。

生まれてからずっと、苦しいときも楽しいときもずっと一緒に過ごしてきたうんこですが、最近彼が裏切りつつあります

というのもね、どうも肛門の閉まる力が緩んできているようで。
ほんの少し下腹に力を入れるだけで出ちゃうんですよ。

というわけで、ここのところ小よりも大の方が頻度が多い状態で、肛門の損傷具合(痔)が厳しくなっております。

会社の同僚に「まだ続くようだと、ナプキンをブリーフに貼り付けて対応する」という案を話して大反対されておりますorz

池山三平太28歳。
30手前にして、自分のうんこに追いつめられています。


2009/8/6(木)
【デートデー2】

遊ぶ金を捻出するために定食屋と居酒屋のバイト追加してみたんですけども、調子乗って増やしてみたらこれがわけ分かんなくなるくらい忙しくなっちまいましてね。

AM4:30 起床
AM5:00 コンビニバイト
AM11:00 コンビニ終了。全力自転車で定食屋へ。
AM11:30 定食屋バイト
PM2:30 定食屋バイト終了。昼飯。
PM6:00 居酒屋バイト
PM11:00 居酒屋バイト終了。
PM11:40 帰宅。

死ぬ。
定食屋をやめとけばそれなりに楽だと思うんだけども、ここのオーナーが良い人で、忙しい昼時だけ入ってくれればいいよーとか言ってくれる上に昼飯まで面倒見てくれるんだから最高なのよ。というわけで、頑張って稼いでるわけだ。デート代を。おっとすまん、そんなつもりではなかったのだが自慢に聞こえてしまったかな。申し訳なかったデート。おおっと、無意識に語尾にデートがついてしまった。ノロケではない、無意識だったのだ。ちちち違う、ノロケでは!俺はノロケたりするような軟弱な男子は嫌いなんだ!決してノロケでは、決してノロケではない〜!!(ニヤニヤしながら)

さてまぁそれはいいとして、相変わらずWEB拍手のコメントなんかでは呪いの文章が東京プリンのテレホンショッキングの時の花かってくらい送られてきてるんですけど、同時にね、結構祝福とか応援系のコメントも沢山寄せられてまして。いや、ありがたいことだなと心から思うわけなのよ。これだけでもホームページやってる甲斐があるってもんだ。ありがとうございますよホントみなさん。
ということで、呪いの言葉を紡いでる方々には全力でシャナクを唱えつつ、前回のデートの続きを書くことにしますよ。ラブアゲイン!

京都のCOCON烏丸ってオシャレビルで嬉し恥ずかし待ち合わせというイベントを終了してね、まだ夕食までは時間があるから、じゃあボーリング行こうかーなんつって向かったわけだ。前回の合コンでデートの約束を取り付けた時からどこ行こうかと考えてて色々相手の好みとか探ったりしてたわけなんだけども、俺、ビリヤードなんかちょっと好きでかじってるのよ。デブなのに。デブ関係あるかうるせぇよ。
まぁちょっと好きってレベルなもんで、とても上手いとか言えるものじゃないんですけども。具体的に言うと、狙った玉を狙ったポケットに入れて「俺様の美技に酔いな」って言うのと、偶然全く意図してなかったポケットに入って「アワワワワ…」ってなるのとが4:6くらいで、うち半分はどこにも入らず「きょ、今日はクッションの調子がわわ悪いわね」ってどもりながらごまかす感じ。つまり、今日初めてビリヤードやりますって言う人と真剣勝負して3戦2勝するくらいの腕よ。1敗してんじゃねぇよ。
というわけで、最初ビリヤードなんか興味あるかな〜と話振ってみたら、「私もビリヤード好きなんですよ〜。下手なんですけど、マイキュー持ってます(笑)」とかきたもんだ。やべぇ、俺3戦4敗するかもしれんよ。あいのりとか出演したらずっとトランクに引きこもってそうな俺が相手するには、これは分が悪い。というわけで、「へぇ〜、それは凄い!じゃあ今度教えて!ところでボーリングはどう?」と強引に話の線路を切り替え。「ボーリングも好きですよ!けど、これは本当に下手で100いったことないです」と来たもんで、っしゃーコノヤロー!と心の中でガッツポーズ。俺もボーリング別に上手くないんだけど、とりあえず100は越せるので格好良くストライクなんか決めちゃって「キャー藤月さん格好良い、好き!」ってシナリオが完成ですよ。
だもんで、二人してテクテクとボーリング場へ。途中、俺緊張と舞い上がる気持ちとがごっちゃになっちゃって変なテンション。今気持ち悪い奴かもしれん俺、と思いつつも止まらない。変なスイッチが入った先行者のような俺。これはマズイと思いつつも、女の子はキャッキャキャッキャと笑ってくれてたから助かった。これ、冷めた目で「はぁ」とか言われてた日にゃ、俺たぶん一生童貞で魔法使い確定ですよ。タイプムーンの次回作が俺主演になるとこだったかもしれない。
で、ボーリング場に到着。さぁ頑張るぜと気合いを入れたところで、満員ですよ。2時間待ち。なんだってこんな混んでんだ。さすがにこれは無いなぁということで、ボーリングは断念。まさかボーリングがこんな人気だとは思ってなかったから、代わりにどうしようかと話してたら「じゃあビリヤード行きましょ!」という流れに。

あ、アワワワワ…!

これがね、女の子がミニスカートだったりしたら、「お嬢さん、ビリヤードに行ってはあなたのその肌色にまぶしい可憐な太ももは男性にとって猛毒です。また次回に致しましょう、プリンセス」などと格好の良い言い回しでもってして断れもしたんだろうけども、ジーンズだからね。断れる理由もなかったので、ビリヤードにあっさり決定よ。この前の合コンでビリヤードの話してたときに、隣の黒田君がまた「藤月さんビリヤードめっちゃ上手いよ。マッセ打てるからこの人」とか適当に無責任に俺を持ち上げたのね。で、女の子も「えぇー!すごい!!」とかテンションあがっちゃって。俺もさっさと否定すりゃ楽になれたのに、「ん…まぁ…」とか言ってんだ。俺、マッセなんて衝き方植田まさしのおとぼけ課長で読んだくらいしか知らねぇよ。何「まぁ、できるけど」的な雰囲気醸しだしてんだ。駄目だ死にてぇよ〜。(※マッセとはキューを立てて手玉を上から衝くやり方で、すごいスピンがかかって手玉が糸で操られてるかのようにグイーンって曲がる高等技術。あまりに格好良いので素人が真似しがちだが、失敗するとラシャっていう台の生地を破ってしまい何万って金が修理代にかかるので、大抵のビリヤード場には素人はマッセ禁止って張り紙がしてある)
とはいえ、そんなこといくら心の中で叫んだって店は無くならないわけで。入店してビリヤードルーム入って、「ナインボールでいい?」とか知ってる限りの知識をフル稼働させてボールを順番通り並べて、ブレイクショットは俺。
もう頭のなかはどうやって切り抜けようか、格好悪いとこは見せたくないなぁとかしか考えて無くて、頼むこのブレイクショットで9番落ちろー!とか神に祈りながらショットしたわけ。そしたら力みすぎて空振りよ。神はお亡くなりになられてたご様子で。
ただまぁ、ここまでなると恥ずかしさ通り越して逆に落ち着いてきたりして。
仕方ないから「ふぅ、えーまぁこれが俺の実力よ」とか脚クロスさせて格好良く偉そうに開き直ってみたらお互い吹き出しちゃって、ゲラゲラ笑ったりなんかしてさ。女の子の方も「じゃあマッセは?」とか笑いながら聞いてくるから、「もちろん出来るよ当たり前じゃんだけど今日はお金足りないと思うから無理」とかまくし立ててみたら「最初から弁償する気まんまんじゃないですかー!」ってゲラゲラ笑って。
ここで緊張取れたのは大躍進だったと今振り返って思う。いや、何が幸いするかわからんもんだ。
結局、女の子のほうも俺よりは上手かったけど凄く上手いということもなく、楽しく遊べたわけで。むしろボーリング混んでて良かったと思える結果に。いやもうマジでなんだこれ。もうみんなすまん。楽しいわ。


2009/8/2(日)
【デートデー】

いやー、なんかこの藤月ロマンス物語が一部の方々の間でずいぶんと話題になってるらしく、WEB拍手に寄せられたコメントを見てみると
「はいはい、ネタネタ」
「妄想ばっかりしてないで仕事探したほうが良いと思います」
「どうせこっぴどくフられて終わるっていうネタなんでしょ?」
「呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪兄兄兄兄兄兄兄兄お兄ちゃーん!!」

などなど、純粋な応援とはほど遠いエールがわんさかと。というか、最後のコメントに至っては意味が分かりませんでした。どんだけソウルフルだ。

しかしそんな方々には残念ながらよ。なんたってガチなもんで。
応援コメントとかメールも色々いただきましたよ。ありがたいことだ。暖けぇなぁ、ここの読者は。お目々から男汁が流れてくるってなもんよ。
実のところね、俺今回は久方ぶりのロマンスですよ。勇者がアリアハンぶらついてたらメタルスライム見つけたってくらいレアな事態になってんだ。悪いけど本気でかからせてもらいますわって状況なのよ。
しかもね、なんかもう。先にデートの結末バラしておくと、かなり良い感じなのよ。まだ付き合うとかそんな話は全然してないんだけども、今週末もまたデートなんだ。くはぁっ!もうこんなこと書いてるこっちがこっぱずかしいっぺさー!!もう、誰かがドラえもんに頼み込んでもしもボックス使ってね、もしも藤月がちゃんと恋愛できたらー!とか言ってくれたんじゃねぇか?って結構真剣に疑ってるくらい良い感じなの。というわけなもんで、例え青春まっさかりの童貞野郎と罵られようが、俺はただただピュアな愛を彼女に捧げ、そんな罵倒野郎どもには指を突きつけてこう言うね。「世界が平和でありますように!」って。(エロゲーはちゃっかりやってんじゃねぇよってツッコミはスルーの方向で)

ただね、ただですよ。
俺、女の子とデートらしいデートするのなんて何年ぶりかってくらい音沙汰無しの20代を歩んできたわけなのよ。合コンなんかだと適当に気を抜いて無責任に盛り上げたりできるんだけど、マジデートとなると話は別よ。俺、場数踏んでないもんで、こういう状況めたくそ弱いからね。もう何喋って良いかわかんなくなる。別に何とも思ってない相手だったら余裕なんだけど、なまじ気に入っちゃってるだけに下手こけないって意識しちゃって、超無難なコミュニケーションしか思い浮かばないのよ。今だったら俺、小学生の男子であっても経験豊富なら頭下げて弟子入りしちゃうと思う。でもそのアドバイスが「いきなり相手の唇をふさいで舌をねじ込め!」とかだったら俺一生童貞決定っぽいが。

そんな不安が首をもたげつつ、デート当日。
京都の四条烏丸で夕方の4時に待ち合わせをしてたんだけど、前回の合コンの時に早く来すぎたってこともあって、今回はちゃんと時間あわせてきたわけよ。3時。はえぇよ。
いや、だってね、緊張するじゃないか。この前ものすごい前のめりにデート誘ったくせに、俺が遅刻しちゃったら話にならんでしょう。わかってる、それでも早すぎるだろうがよってことは。でもね、仕方ない。仕方ないんだよ。落ち着かないんだもの。一人で部屋にいても何してそれまで時間つぶせばいいか分からないのだもの。それはとても困ったことだわ。てことで、それならもう早めに行って現地で時間をつぶそうと。そういうわけよ。チキンハートは百も承知よ。コケー!

で。1時間前に待ち合わせ場所にやってきたのはいいものの、当然のごとく早すぎるんで時間をつぶさなければならないわけで。
四条烏丸にはCOCON烏丸ってのがあって、喫茶店やらお香の店やらが入ってるいわゆるオシャレ施設なんですがね、その中にキッチングッズを取り扱ってる店があるんですよ。俺はそういうのを見るのがちょいと好きなもんで、その店で時間をつぶすことにしたわけ。いや、ほんとにこういう店って楽しくて、つい何か買って料理とか作りたくなる。ゆで卵入れてガッチャガッチャ押すだけでみじん切りが出来てたりとか、冷静に考えたらさほど便利じゃないものとかでも、こうやってグッズにして売り出されるとすげぇ良いものに見えたりするもので。こういうアイデア商品てのを見るのは本当に面白い。で、俺その中でも最近特にほしいものってのがソルトミルなのよ。あの、岩塩とか入れてガリゴリ削るやつね。これは別にアイデア商品てわけじゃないんだけども、なんかこれ使って料理してるとそれだけでワンランクアップ出来たような錯覚に陥らせてくれる魔法のアイテム。正直俺が使ったところで別にうまい料理が出来るわけじゃないんだけども、こんなのが欲しいお年頃であったりもするわけよ。で、どうしようかな〜、買おうかな〜とか思って見てたわけ。でも微妙に高いのよ。バイト生活してる俺としてはこの出費は惜しい。特別高いわけじゃないんだけど、別に無いなら無いでいいものなわけだしなぁ…とか色々葛藤して、結局諦めて棚に戻す。

「買わないんですか?」

おおぉおう!!??

驚いて横を見てみたら、彼女が!
なんだこの出会い方は!もう完全に俺、月9ドラマの主人公じゃないか。「こうやってサプライズな出会いをするのは、熱烈な恋が始まるパターンのやつやッ!」とかWエンジンが脳内でコントしてる時点で俺はどうも主人公にはなれなさそうなんですが、とにかく、待ち合わせ場所で悠々と彼女を待ち、やってきた彼女が「ごめんなさい、待った?」「いや、僕も今来たところさ」という往年の流れを想定していた俺はいきなり出鼻をくじかれたわけで。「あ、いやぁ見てただけなんですよ、はは」なんてクールガイを装いつつ、さりげなく時計を見てみると3時30分。予想外に早く合流しちゃったわけだ。
いや、これ、今これ書いてて思ったんだけども、もしかして彼女のほうも緊張して早く来たとか、そんな展開だったんすかね。ヤバイ、青春だ。(注意:藤月は放っておくと妄想がアドバルーンのように膨らんで飛んでいきます)

話長くなってきたんで続きます。
※そんな藤月野郎のロマンスなんざ興味ねぇよって人、数回にわたってお送りしてすいません。エヘヘ。エヘヘヘヘ。

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