2007/4/23(月)
【飲んで飲まれて飲んで】
いや〜、更新遅くなってしまいましてもうしわけない。
これも全て部長がハゲてるせいに違いない。あのハゲ。…あ、いえ…、部長もこのサイトご覧になって…?いや違いますって僕のサイトでは違…あの、はい、…申し訳ありませんでした。
というわけで、会社では結構偉いさんまでもが時々見てるこのサイト。
仕事絡みのおもしろ話はまさに諸刃の剣でして、書くと後々エライ目にあう危険性と隣り合わせなので注意が必要です。
だが書く。
この前の話なんですが、新しく入ってきた経理の新人君(男)が酒好きだというので一緒に飲みに行ってきたんですよ。僕はそれほど酒が強いというわけじゃないんですけど、好きなので新人が入ってきたらちょくちょく連れて行ったりするわけなんですよね。
彼曰く、
「僕、結構飲みますよ?」
とのこと。いいじゃないですか。下戸よりかは一緒に飲んで楽しいってなもんです。
2時間後、新人君ベロベロ。
えーーー!!生中3杯に酎ハイ1杯ですよ新人サーン!?
いやね、途中から変な感じはあったんですよ。最初立て続けに生中2杯頼んで、次酎ハイ飲み終わったくらいでフラッフラになってたんですよね。で、話聞いてみたら彼の家は家族全員下戸らしくって、家では500mlの缶ビール
2本空けたらそれはもうかなり飲めるみたいな感じだったらしい。で、その調子で来ちゃったもんだからベロベロに。
僕はといえば、酒あんまり強くないとは言ってもビールくらいじゃそうそう酔わない(3リットルくらいは飲める)んで、平然としてるじゃないですか。だもんで、そんな僕を見て「僕、結構飲みますよ?」と言っちゃった手前だと思うんですが、新人君が店員を呼び止めて
「すんまへ〜ん、生中…ジョッキで!」
とか言っちゃうんですよ。ちなみにこの店、笑笑なんで生中は普通にジョッキです。このあたりからも彼がいかにヤバイ感じでイッちゃってるか分かると思うんですけど、問題なのはこれを飲み干した後だった。
そろそろ店を出ようかとした時のこと、彼、ジョッキに吐く。
↑周りで見てた店員はこんな感じ
すみませんすみませんと僕が連呼しながらいそいそと会計をすまし、ズルズルと新人君を引きずるようにして店外へ。彼、まったく立てず。(このとき彼はずっと「マリリ〜ン、モンロー!」と叫んでたんですけど、もしこのサイト見てたらどういう意味だったのか後で教えてください)
で、こんなんじゃ絶対公共交通機関なんて使って帰れないのは自明の理なので、やむなくタクシーを呼び止めます。
後部座席のドアが開いて、そこへ新人君を乗せ、また吐かれたら困るのでサポート役としてその隣に僕が座ります。
「どちらまで?」という運転手の問いには、面接時にチラリと見てぼんやり覚えていた彼の住所「とりあえず淀川区のほう向かってください」と答え、車は走り出す。しかしそれだけじゃ具体的にどこへ向かえばいいのか分からないので、ちゃんとした住所は本人に聞くしかありません。
「ちょ、大丈夫か?お前んとこの住所教えて」
そう聞くのですが、本人は相当ベロベロ。まともに答えることも出来ないようで、「ポケットの財布の中…」とだけ辛うじて答えます。こうなればやむを得ない、僕が彼の財布を取り出して中に入ってるのであろう彼の住所が書かれた紙切れを見つけるしかありません。
しかし、どこのポケットか?
まぁ幸いにしてここは男同士、ポケットをまさぐろうがセクハラではありません。堂々とまずは胸ポケットから探してやります。
「…ぁはぅん…!」
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ななななな、
なんて声を…! |
とっさにバッと身を離す僕。
何の夢をみてやがるのか知りませんが、エライ迷惑なことこの上ないです。間違いなくこの瞬間、運転手には僕らホモカップルと思われましたよ。
しかしついてないのはまだ続きます。胸ポケットに財布がない。
仕方なく、今度はズボンのポケットですよ。めくるめくワンダーランドです。書いてて自分でもワケわからなくなってきましたが、とにかく今の状況ではあまり歓迎したくない展開です。
とりあえず財布が目的なので、ズボンの上からポケットに触れて盛り上がってたらそこがBINGO!(ここで「もっこり盛り上がってるそこはCHINKO!」とか思った人は死ねばいいと思います)
で、目的の財布は右の尻ポケットに確認!スルリと財布を抜き取って、中に入ってるはずの住所を確認します。
↓確認できた唯一の住所
『広島県東広島市西条本町○○○』
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実家じゃん! |
というわけで、やむを得ず今こいつは僕のベッドで寝てます。
もう2人で飲みには行かん。
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