2005/7/15（金）
【逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ】

ゴム手袋を頭からかぶって、鼻でそれを膨らませて割っちゃう人がたまにテレビに出てるじゃないですか。
実は僕の友達にもそれを出来る奴がいるんですけど、そいつは数年前ぐでんぐでんに酔っぱらってる時にその芸をやって、割った瞬間盛大に小便を漏らしながら気絶し、病院運んでみたら鼓膜が破れてたという、普通に生きてたらまず得られないであろう経験を持っていたりする男だったりします。
そいつとは長らく会ってなかったんですけど、最近アル中になってしまって幻覚まで見えるという結構な深刻っぷりで困ったもんだと別の友達から聞いたもんですから彼と一緒に久しぶりに様子を見に行ってきましたところ、僕を指さして「豚がいる！豚がいる！」と言いうわけです。

幻覚なのか冗談なのか真実なのか判断できません。
（※明日あたり引きずってでも病院連れて行きます）

2005/7/13（水）
【藤月という名の自然博愛者が織りなす心温まるストーリー】

都会が好きか田舎が好きかと二択を問われれば、僕は田舎を選びます。
草花の香り、側を流れる小川のせせらぎ、夜になれば星で埋め尽くされる満天の大空。あぁ、なんて素晴らしい。こんな景色はこのピュアの化身ともっぱら評判の藤月にこそふさわしい。
そんな僕は今朝、小鳥のさえずりと共に少し早く目が覚めてしまい、それならたまにはとバス停に向かう途中公園の並木道を通っていくことにしました。
朝の日差しが青々と茂る木々の葉に遮られ、まだらで美しい影を地面に落としています。その中をぶらぶらと歩く僕。そんな絵に描いたような好青年である僕を３００人ほどのうら若き乙女達が「お声をかけたい…、でも恥ずかしくてそんなこと出来ないわ…」と遠目で眺めておりました。僕はそれに気づいていながらも、誰か一人に声をかけるなんてことはしません。してはいけないのです。だって不公平になっちゃうから。ごめんねメリーちゃんたち…、君たちに幸あれ！そう僕は心の中で願うのです。その願いは僕の頭にポンッとタンポポを咲かせ、その綿毛がフゥーっと風に吹かれて地球を覆い、人類にほんの小さな安らぎと幸せをふりまくのですが、それはまた別の話としましょう。
とにかく僕がそんな優雅な通勤をしていると、すぐ後ろでドサッという物音がしました。やや！もしかすると女性が躓いて転んだひょうしに足をくじいてしまったのかもしれません。そうなるとこの時期です、あと少しもすればじりじりと気温もあがってくることでしょう。足をくじいて動けなければ、熱中症になってしまうかもしれません。しかしながら僕とて、いくら早めに家を出たからといってもここで助けていると遅刻は確実と言えるでしょう。仕方ない、見捨てるか…？
馬鹿げた問いです。田舎は人情の厚さがうりなのです。それになにより、僕に困っている人を見捨てるなんてことは出来ません。出来るわけがないのです。さぁ可憐なお嬢さん、僕の手におつかまり…（爽やかに振り返りながら）



蛇。※木から落ちてきた。


ギャア〜〜〜〜〜〜ッ！！！！
これだから田舎はッ！！！
（今日から同僚が夏休みでロサンゼルス行ってます）

2005/7/11（月）
【肉まんゲームブック】

コンビニで肉まんを買ったのに食べてみたらあんまんで、文句を言って交換してもらうことにします。しかしレジは可愛い女の子。
さて、あなたならどうしますか？

（１） 「これ肉まんじゃなくてあんまんでしたよ」と言って女の子の肉まん（おっぱい）を要求する。

（２） 「これ肉まんじゃなくてあんまんでしたよ！」と言っておもむろにズボンを脱ぐ。
（※特に意味があるわけではなく、単なる怒りの表明で）

（３）「これ肉まんフゥーッ！あんまんフゥーッ！！」
（※ブリーフ姿なのは特に意味があるわけではなく、単なる怒りの表明で）

（４）「ガルルルルッ！ガルルルルッ！」と四つんばいでうなりながらコンビニに入店する。
（※全裸なのは特に意味があるわけではなく、単なる怒りの表明で）














































（１の結果）
奥から出てきた店長が、「お客さん、お詫びにフランクフルトなどいかがですか？ジィ〜〜〜…（チャックを降ろす音）」と言いながら奥の部屋に案内される。
BAD END



































（２の結果）
奥から出てきた店長が、「あ！そうでしたか〜！ウチのバイトが、すみません！お詫びにフランクフルトなどいかがですか？ジィ〜〜〜…（チャックを降ろす音）」と言いながら奥の部屋に案内される。
NORMAL END


































（３の結果）
奥から出てきた店長が、「申し訳フゥーッ！ありませんフゥーッ！（※既に全裸）」と言いながら奥の部屋に案内される。
TRUE END


































（４の結果）
BEST END

2005/7/7（木）
【電車男】

僕は仕事から帰ってくるの遅いんで見れなかったんですが、今日からドラマ版の電車男がスタートしました。藤月的には伊東美咲はちょっとエルメスと印象違うんですがどうなんでしょうかね。僕としては矢田亜希子が良かったかなぁ…。

まぁそれはいいとして、この電車男という物語は、『オタク青年が自分を変えていく』ところが見所なわけです。オタクなら共感できる人もいるだろうし、オタクじゃない人も健気だなぁと応援してあげたくなるんじゃないでしょうか。そして、いわば『男性版シンデレラ』とも言えるこの話に励まされ夢見るオタクもきっと大量生産されたと思います。

ただですね、もし電車男が生粋のオタクだったら物語はこうなってたかもしれない。

酔っぱらい：	「ウィ〜、ヒック！だから最近の世の中はよぉ…！」
エルメス：	「………」
酔っぱらい：	「おい！話聞いてんのかおぉ！？」（ブン！ブン！）
エルメス：	「きゃっ！？」
電車男：	「待てェいッ！！」
酔っぱらい：	「あぁ！？なんだテメェ！？」
電車男：	「名を名乗る程のものでもない。 が、そうだな…。死神代行…とでも言っておこうか…？」
酔っぱらい：	「………え？」
電車男：	「酔っぱらいは帰って寝てな。じゃなけりゃ、俺の斬魄刀がテメェを尸魂界（ソウル・ソサエティ）に送り返すことになるぜ？」（リュックから丸めたポスターを取り出しながら）
酔っぱらい：	「………………え？」
電車男：	「さぁ、どうするんだ？とっとと帰ったほうが身のためじゃねーのか？」
酔っぱらい：	「な、なんだテメェ気持ちワリィ奴だな！やんのか！？おぉっ！？」（ブン！）
電車男：	（サッ） 「へ、俺の瞬歩についてこれねぇか？まだもうちょい速くできるんだけどな」
酔っぱらい：	「………」（ブン！ボカソ！）
電車男：	「あいて！」
酔っぱらい：	「当たってんじゃねーか！馬鹿かお前！」
電車男：	「やっぱ、卍解相手にこのまま勝とうなんての」
酔っぱらい：	（ブン！ボカソ！ブン！ボカソ！）
電車男：	「あいて！ちょっ！待っ！待って！！卍か…！痛い！天鎖斬げアイタッ！？イタイ！！え、エイティーフィール…ッイタッ！！」
エルメス：	「………」（そっと他の車両へ）

別に意味で泣けてくる。

2005/7/5（火）
【奴のご飯はハンバーグ】

ヨネカワこと藤月家の愛犬であるミニチュアダックスフントはやたら人の顔が好きでして、うかつに誰か寝ころんでる時にケージから解き放ってしまうと、パドックから飛び出すサラブレッドの如き勢いで駆けつけてきて顔を散々舐め回してしまうのです。ははは、困ったやつですわまったく。（ニヤニヤしながら）
あまりにベタベタにされた僕の顔に、家族のみんなも思わず苦笑いです。

とはいえずっと犬と戯れてるわけにもいかないので、適当にケージの中に戻して夕食を取ることにします。メニューはハンバーグ。ヨネカワにも一切れやりたいものですが、こういうものを与えてしまうとドッグフードを食べなくなるのと、何より犬にとって有害な玉ねぎが入っているので与えるわけにはいきません。というわけで、とっとと食べてしまって遊んでやることにします。

と、ヨネカワを見てみると何やら奴も食事中のよう。
おーおー、食べる姿も愛らしいのぅ…と背中を撫でようとしたところでふと気づく。

ガツガツと


ウンコを食べていらっしゃる。

さ、 さっきの家族の苦笑いは これかーーーーッ！！！ （顔を必死に洗いながら）

2005/7/2（土）
【天国の階段２】

そうだ、TSUTAYAに行こう！！

↓

他の人にレンタルされてました…。


姉さん、ピンチです。母に呼ばれました。声の感じからして既に不機嫌です。
ここはもう平に平にご容赦を願うしかありません。
僕はおもむろに服を脱ぐとマジックを取り出し、

姉に背中に大きく一筆したためてもらった後、

母のいる部屋の前に立ち、

ゆっくりと


土下座。


藤月：「あ、アニョハセヨ〜…」（背中には油性マジックで『陳謝』の文字）


思いのほかウケて許してもらえました。
（但し借りれるまでTSUTAYAに毎日通うことを義務づけられました）

2005/7/1（金）
【天国の階段】

姉さん、事件です。

「お願い、撮っておいて！最終回だから絶対な！絶対だぞ！」

と母に強く念を押されていた韓国のドラマを、この藤月が見事録画失敗していたことが判明いたしました。すごく楽しみにしていて、明日腰を据えてじっくり見る予定らしいのです。さぁ、困ったことになってまいりました。

彼女の性質からして、「あはは、まぁそんなこともあるわよ。それよりあんた気に病ませちゃってごめんなさいね？お詫びといったらなんだけど、許嫁を１０人ほど紹介してあげる。どれでも好きな娘とイチャイチャしちゃいなさい？」なんて菩薩のようなリアクションはまずありえません。２，３発しばかれるのは覚悟するとして、奴はご飯を用意するのを放棄してしまう可能性があるので、とりあえずケーキなど甘い系のエサを与えて
クッションを置くことにします。

藤月：「母さんの好きなモンブラン買ってきたから」

母：「どうしたの気持ち悪い。気持ち悪い」（２回言われました）

藤月：「いや、ちょっと…。まぁ、たまには…って感じで」

母：「ふーん、ありがとう。明日、ドラマ見ながらいただくとするわ」


さぁ、困ったことになってまいりました。