2005/6/15（水）
【馬鹿って言った奴が馬鹿】

	ふむ、じんえもん、まだ解けぬのか？
	むむぅ…、将軍様のとんちは拙者には難しすぎるでござります。
	だらしないのぅ。それだからお主は一体をはじめ、皆に馬鹿っぽく見られてしまうのじゃ。
	いやはや、面目がありませぬ…。 …ところで将軍様、拙者少々尿意を催してきまして、用を足しとうござります。
	ならぬ。
	では少々失礼をして…。（シュルリシュルリ）
	ならぬと行っておるではないか！ というかお主、なぜここで着物を脱ぐのだッ！？
	拙者、厠（かわや）へは下半身を丸出して行く主義でありまして。
	な、ならぬ！色々ならぬッ！！ そもそも、ワシの出したとんちに正解するまでは席を立ってはならん！
	そうは申されましても、拙者の膀胱は「案ずるより産むが易しであるぞよ」と拙者の脳に語りかけてくるのでござります。
	えぇい！それくらい我慢できんで何が侍か！ いいからとんちを解くまでは用を足すことを禁ずる！
	う、うむぅ…、将軍様の命とあらば仕方ありませぬ…。 …ぬ？時に将軍様、少し焦げ臭くござりませぬか…？
	ぬ…？そういえば…？
	はっ！将軍様！火事でござる！ 隣の部屋が燃えておりまする！！
	な、なんじゃとッ！？隣の部屋にはワシの宝がッ！！ じんえもん！は、早くとって参れ！！
	かしこまりました！ と言いたいところなのでござりますが拙者、尿意を我慢しすぎて動けないでござる…！
	なんとッ！？このたわけものが！だからお主は馬鹿だというのじゃ！もうよい、ワシが行く！
	お、お待ちください将軍様！そのまま火の中へ飛び込まれては大火傷を負ってしまわれます！
	たわけもの！水を被りに行っておる暇などあるわけなかろう！ それともなにか妙案でもあると申すのかッ！？
	左様にございます。
	では言うてみよ！
	拙者の金色（こんじき）の聖水を将軍様にかけるのでございます。
	金色の聖水とな！ふむ、良かろう！かけてみよ！
	では失礼して。 （ジョボジョボジョボジョボ） ふぃ〜。（ブルブルッ）
	よし、では行ってくるぞ！！
	じんえもんさん、また減棒５年だって。
	へ〜。

2005/6/13（日）
【人生において偶然をどうやら敵にまわしてる男】

僕が優雅にお風呂に入っておりましたらですね、母によって突然扉がガラガラっと盛大に開かれまして（ノックもかけ声も無しにですよ旦那さん）、目の前で全裸で乳首の周りの毛の散髪をしている僕に向かってヨネカワをズイッと差し出し、

「軽く洗ってあげなさい」
ピシャ。
ガラガラ。
「お前より丁重に扱え」
ピシャ。

ときたもんだ。
本日、母の中での優先順位が『ヨネカワ＞藤月』であることを確認しました。

さて、というわけなのでワタクシ藤月はこのヨネカワという名のミニチュアダックスフントを丁重におもてなししなければなりません。
とはいえ、これまでにこういった経験があったわけでもないので具体的な手順などわかりません。とりあえず、ややぬるめの温度でチョロチョロと濡らしてやろうかとヨネカワを床に置いて慎重に温度調整をします。

う〜ん、ちょっと熱いかなぁ。
…まだ熱いかなぁ。もうちょっとぬるい方が良いか？
あ、ぬるすぎる。っていうか水だ。もうちょい温度あげて〜…。
あ、良い感じかもしれない。ペロペロ。いい。いいよ〜、気持ちいィ〜…

イィッ！？
ヨネカワが僕のチンコをしゃぶっておられるーーッ！！！
いい、いけません！！あなた嫁入り前の娘だし僕童貞でしょッ！！っていうかあなた犬でしょ！！

ガラガラ。
「どうし…」
ピシャ。

母の中の優先順位が『ヨネカワ＞人のくず＞藤月』になった気がします。

2005/6/11（土）
【あるいは西川だったなら…】

今日、とあるドラッグストアで買い物をした時のことなんですが、レジを打つ男の子の名札をふと見たら『マツモト』と書いてありました。

先輩らしき人
「俺倉庫行ってくるから、ちょっとここ（レジ）頼むね。ヤスシ君」

マツモトヤスシ君
「はい」

僕の心の声
『惜しいでしかしー！』

2005/6/9（木）
【届けこの想い！】

携帯のメールで絵文字を送っても、相手の携帯にその絵文字が入って無かったら「・」や「〓」などに勝手に変換されてしまいます。これを知らないで絵文字だらけのメールを送ったりしちゃうと、受信側はもはや何がなんだかわからないので注意が必要。

さて、ところでどうして絵文字の部分の代替文字が「・」や「〓」なんだろうか。なんて無機質な文字になっちゃうんだ。こんなものじゃ送信者の思いはきっと届きませんよ。これだけITが発達してるんだから、もっと送信者の気持ちを汲む文字に変換されればいいじゃないか。

『CASE:1』

社員：	「よし、○×商事との商談がまとまったぞ！ あ、課長に報告しなきゃ。電話…は今会議中かもしれないから、メールにしよう。課長あの歳で最近メール覚えたらしいからな〜。絵文字なんかも入れてやれ。え〜と… お疲れ様です ○×商事との商談がまとまりました！これもみんな課長の素晴らしいアドバイスのお陰です！ ありがとうございました！ と、こんなもんかな。んじゃ、送信。」
課長：	「お、メールが来とるな。あ、○×商事のところに行った河野君からか。 どれどれ…。 お疲れ様ですﾊｹﾞ ○×商事との商談がまとまりました！これもみんな課長の素晴らしいアドバイスのお陰です！ﾖｯ!ﾊｹﾞ!! ありがとうございました！ ………。」
社員：	「ただいま戻りましたー！」
課長：	「…河野君、ちょっと。」

『CASE:2』

医者：	「奥さん、おめでとうございます。３ヶ月ですよ。」
奥さん：	「ほ、本当ですか先生！きゃ〜！ そうだわ、旦那にメール送らなきゃ…！え〜と、 重大発表です！！嬉しい〜！！ なんと、赤ちゃんが出来ましたーーー！！ えい、送信！ 」
旦那：	「あれ？嫁さんからメールだ。何だろ…。 重大発表です！！嬉しい〜！！ なんと、赤ちゃんが出来ましたーーー！！ﾏｴｶﾚﾄﾉｺﾄﾞﾓﾀﾞｹﾄﾞﾈ ………。」
奥さん：	「あなたお帰りなさ〜い」
旦那：	「…奥さん、ちょっと。」

むしろ「・」や「〓」がいいよね。

2005/6/7（火）
【奴の名はヨネカワ】

ペットを飼い始めました。



…ジュルリ、美味しそう…。イヤ、イカンイカン！
この我が家の新参者はミニチュアダックスフンドという名の犬でして、おいテメェ犬の分際でなに随分長ったらしくもカッコイイ名前つけてんだよ気にいらねえんだよ豚！あ、違う、豚じゃなかった、この犬！この子犬！ってきゃう〜んカワイイ〜！！食べちゃいたい〜！！はっ！イカンイカン！！

んんっ！

いいか、この駄犬が！お袋と姉貴と爺はお前の虜になってしまったようだが、親父と、そしてこの俺様までもを落とせるなどと思うなよ。まさか自分が可愛いなどと勘違いしてるんじゃないだろうな。全く図々しい！やだ、こやつ何て図々しいんざましょ！その程度の愛くるしさなどこの世に吐いて腐るほどおるわ！って首をかしげるなあぁあ！！！フゥー、フゥー、分かった、認めよう。その仕草は多少は可愛いということは認めてやる。だがそこまでだ！所詮キサマのような駄犬に、俺様の心は奪えままま待て！！懸命に俺の膝に上ろうと頑張るんじゃない！フゥーッフゥーッ！分かった、認めよう、お前はもしかすると世界でも指折りの可愛さなのかもしれはうあーーーっ！！ねねね、寝るんじゃない！ぼくのひざのうえでねるんじゃない！！

ねたら、あかんのやでぇ〜〜〜…！！
（どうやらウチの犬は世界で一番可愛いようです）

2005/6/5（日）
【そんな僕は庭の草むしりをしていたよ】

日曜に日付が変わって３時間ほどした頃、ウトウトしだした僕の携帯が鳴りました。

友達：	「おう、寝てた？」
藤月：	「あ〜、ボチボチ寝ようかな〜と思ってたとこ」
友達：	「おぉ、そりゃスマンかった。ちょっとマジお願いがあって」
藤月：	「うん、どした？」
友達：	「プリキュア録画しといてくれん？」
藤月：	「俺あれ見てないから別にいい」
友達：	「なんで俺がわざわざお前用のバックアップをお願いしなきゃならんのだ！俺が見るの！俺が見たいの！」
藤月：	「………プリキュアを？」
友達：	「プリキュアを！」
藤月：	「なんで？」
友達：	「うちビデオ壊れてるから」
藤月：	「朝起きればいいじゃないか」
友達：	「あはは…。昨日の夕方頃から今までずっと彼女とエッチしてたから、朝起きれる自信なかったり…」
藤月：	「あ、なるほど。分かった、任せとけ。撮っといてやるよ」
友達：	「悪い、サンキュー！お願いな！」

若貴兄弟（デブキュア）確執のニュースを延々と録画してやりました。
（「マジありえな〜い！」っていうメールを送ってきた友達が面白かったです）

2005/6/3（金）
【ラブストーリーは突然に】

恋をね、しなきゃイカンなぁと思うのですよ。

あっと、ふふ…大丈夫だよ僕のメリーちゃん達。僕が皆の藤月君であることに変わりはないのさ。 ただなんていうのかな…、ハンサムでいながら全く気取ったところがなくこの世の有りとあらゆるモノに平等に溢れんばかりの愛と安らぎを与えてしまいそして自身も万物に無条件で愛されてしまうモテ化モテ属の完璧な存在である僕を、一人の女性に乱されてみたい…。そう思うこともなきにしもあらずなのさ。分かるだろぅメリーちゃんたち…？
あーーーあﾞーーーーーあﾞーーーーーあﾞーーーーー！！
（もの凄い反論の嵐に備え耳を塞ぎながら）

というわけで、恋がしたいのです僕は。
やはり、恋をすると人は輝くものですよ。恋は男も女も成長させるのです。
数年前僕の姉はキンキキッズのファンだったんですが、当時は実に自分をよく磨いておりました。会えるとか、まして付き合うなんてこと出来るはずもないんですが、彼女曰く別にそれはいいのだと。単に自分は恋をしているから美しくありたいのだと。そう言っておりました。なるほど。
まぁその後キンキキッズがテレビに出てる時、それを見ていたお祖母さんが何気なく発した、
「なんね、この歌っとる子はええけんど横でフラフラしとる子は酔っぱらいみたいで気持ち悪い動きしとんのぅ」
という一言で、姉は「なんか突然どうでもよくなっちゃった」と唐突に夢から醒めることになるんですけど。恋は幻とはよく言ったものです。まぁそんなのはどうでもいいんですけど。

さて、では具体的にどうやって恋をするか。これが僕の場合最難関なのです。
なんせ出会いがありません。職場にも一応若い女性は３人ほどいるんですけど、うち２人は彼氏持ち、残り１人は趣味でレスリングをしているという時点で無理です。彼女を落とそうとしたら僕が落とされてしまいかねません。（チョークスリーパーで）
となると、僕が恋をするためには会社以外での出会いが必要です。

というわけで、早朝マラソンなどを始めてみました。こういうところから出会いが産まれるのですよ。
題して、

「朝の澄んだ時間。僕は川沿いの道を軽やかに流す。すると前方に人の気配。朝霧でよく見えない。段々近づくにつれ輪郭がはっきりしてくる。どうやら若い女性が犬の散歩をしているようだ。犬が僕に気付いて走り寄ってくる。大きな犬だったので思わずギョッとするが、人なつっこい犬のようでじゃれてくる。僕があっけにとられていると、遅れて女性が軽く息をきらしながらすみませんと謝ってきた。構いませんよ、僕犬好きですし。屈託のない笑顔で犬の頭を撫でてやる。………。あれ？どうしたんです？この子が初対面の人にこんなに懐くなんて初めて…。え？そうなんですか？この子人見知りするんです（苦笑）あはは、じゃあ僕は気に入って貰えてるんだ。……気に入っちゃったのはこの子だけじゃなかったりして…。え？…え、やだ、私ったら何言ってるのかしら…！あ、あはは…。あはは…。…でも、僕も気に入っちゃったっぽいです。…え？」
作戦。

完璧だ。完璧すぎる…！！




老人夫婦としか会いませんでした…。

人生そんなものよね。

2005/6/1（水）
【つまりは疲れていると脳は動かないってことさ】

いつものごとく残業してたんですけど、他のみんなもう帰っちゃって同僚と２人だけになっちゃってまして。今日は色々仕事のイベントがあって特に疲労困憊していたので、気分を和らげるためにせめてテレビくらいはつけてやろうとスイッチを入れると、ちょうどトリビアの泉がやっておりました。

同僚：	「あ〜、今日ってトリビアの日か。今何やってんの？」
藤月：	「あ〜、今はトリビアの種っぽい。」
同僚：	「内容は？」
藤月：	「えっとな〜…、彼女の鼻についた鼻くそをどうやったらさりげなく指摘できるかって内容」
同僚：	「ふ〜ん…」
藤月：	「俺だったらどうするかなぁ…。う〜ん…。 お前だったらどうする？ 」
同僚：	「う〜ん…、食ってあげる」
藤月：	「あ〜………食っちゃうんだ…。 愛だなぁ………。 」

↓

…どんな愛だよ。（帰りの電車の中でようやく正気を取り戻す）