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はっひふっへほー! |
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くぅ、バイキンマソめ!今日はなんて手強いんだ! |
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俺、もう顔がふにゃふにゃだぜ〜 |
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アンパンマソももう顔が水浸し・・・。僕が唯一無事だけど、一人じゃ今日のバイキンマソには到底勝てない・・・! |
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アタシ、良いこと思いついちゃった! |
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ほう、何を思いついたんだいバタ仔?言っておくが、もうショクパンマソ以外の顔は予備がないんだよ? |
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あのね、アンパンマソは外側濡れてるけどあんこは無事でしょ?だから、そのあんこをショクパンマソの顔で包んじゃうのよ! |
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確かにそんなことが出来れば力を合わせられるからいけるかもな!けど、あんここぼれるんじゃないのか? |
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ワシがうまく包むから大丈夫だよ。うん、それならきっとうまくいく! |
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はっひふっへほー!何かこそこそやってるようだが無駄無駄ー!今日の俺様は誰にも止められないんだもんねー! |
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さぁ!早く!みんなの力を合わせて、バイキンマソをやっつけちゃいましょう! |
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よし、それじゃあやろう!アンパンマソ、君の力を僕に分けてくれ! |
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よーし!
よいしょ、これでいいかい? |
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おぉ!なんか良さそうだよ!君の力が僕に注がれてるみたいだ! |
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よーしじゃあ俺も!
(ボトボトボトー) |
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ぎゃあああああ!! |
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よーしじゃあ閉じようか。 |
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待って待って待ってー!!あんことカレーが混ざってすっごい気持ち悪いんだけどー!! |
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すぐによくなる。 |
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なるかーーーー!! |
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落ち着いて!ショクパンマソ!まぁ確かに、組み合わせとしちゃ最悪よね。ジョムおじさん、作り直しましょ。 |
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まぁ、ショクパンマソの顔はあと一枚残っていたからね。そうしようか。 |
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今度はちゃんと頼むよ。 |
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わかってるって。
(ボトボトボトー) |
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言ってるそばから何やってんのーーーー!!! |
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まぁまぁ、大丈夫よ。このまま揚げて、カレーパンマソにしちゃいましょ。 |
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でもそれじゃあ、当初の『一人だけ無事』っていう状態に変わりないんじゃ・・・。僕かカレーパンマソかっていう話になっちゃうでしょ? |
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じゃあ・・・
(ボトリ) |
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ぎゃああああああああーーーー!!!さっきと同じ状態になったー!! |
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よーし、じゃあ揚げようか。 |
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待って待って待って待って待てーーー!! |
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今度はなんだよ。 |
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さっきより状況悪化しようとしてるんですがーーーー!! |
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じゃあまたやり直すかい?しかし、パンはもう無いしなぁ・・・。 |
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半分に切っちゃいましょうよ。 |
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なるほど、それは名案だよ、バタ仔。
(スッスッス)←切ってる音 |
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なんだかペラペラになったね、ショクパンマソ。 |
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あんたらのせいでしょうが!! |
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でも、この失敗作たち勿体ないわねぇ。
そのへんにポイッと置いておいたら、バイキンマソ食べちゃったりしないかしら。で、腹痛で逃げ帰ると。 |
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なるほど、それは名案だよ、バタ仔。
(ポイッ) |
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あほかーーーーー!!グシャッ!(踏みつぶす音) |
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ぎゃああああああああ!!! |
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なんだよ、うるさいなぁ。お前別に痛くないだろ。 |
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君に何がわかる!!僕の顔をしたものが踏みつぶされて、その中から何かドロリとした見た目ワケの分からないものが出てきたんだよ!!自我を保っているだけ偉いと思え!! |
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そんなことより、今はバイキンマソを何とかする方法を考えましょ。 |
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そんなことって・・・。僕、今人生最大の屈辱受けてるんですが・・・。 |
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とりあえず、焼いてみたらどうだー?カリッとなって防御力が増すかもしれないぞ? |
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う〜ん、けどこれだけ薄いと逆に脆くなってしまうかもねぇ。 |
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僕フレンチトースト食べたーい! |
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死ね!お前もう腐って死んでしまえ! |
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細かく砕いてトンカツの衣にして、トンカツマソとかにしてみたらどう? |
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僕原型無くなってます! |
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う〜ん・・・、困ったなぁ。この薄さじゃもうあんこもカレーも包めそうにないし・・・。仕方ない、バタ仔、アンパンマソ号を出しておくれ。 |
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分かったわ。みんな、乗って! |
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何か手があるんですね! |
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全速力で脱出するわよ! |
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この街は捨てよう。 |

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ひゃっほぅ! |