2004/5/19 (水)
【料理の心っていうか声っていうかむしろ電波。そう、電波】
みんなー!6月17日に、味の助の単行本第3巻が発売されるぞ!予約だ!本屋へ急げ!!
僕は買いませんけど。すまない。
というわけで、今週の味の助です。
先週、味の助の丼を食って笑顔全開、その後突然泣き出した理菜ちゃん。今回はその涙の理由にせまります。さて、その理由とは何か!?
「心から、おいしかったから・・・」
うおおおおっ!!!お?え・・・?なに?今ひとつ意味がわかりません。当然、百田くんも食ってかかります。「俺の丼だって味も香りも負けてないはずだ!何が違うんだ!?」と叫ぶのも当然でしょう。
それに答えて理菜ちゃん、
「百田くんの丼も最高においしかったよ・・・。
とっても気持ちよくなったもの・・・」
※このときのことを理菜ちゃんは言ってるようです
理菜ちゃんの中では、百田くんの丼は何をしてるんでしょうか。グラビアアイドルに「気持ちよくなった」と言わせる丼。どこの性感帯に触れたのか、ものすごく気になります。
というか百田くん、こんな意味不明な答えじゃ納得できるはずもありません。
「わからない何なんだ!!一体この丼に何があるって・・・」
と取り乱しながら丼をつかんだかと思うと、理菜ちゃんの食べかけをおもむろに食べ始めました。この百田という少年、なかなか姑息かつしたたかです。
しかし、彼はこのことで味の助の丼を知ることになります。
単なるカツカレー丼ではなくご飯の底に山菜を仕込んでいたり、海鮮ビビンバ茶漬けにワサビの花を散らしてアクセントをつけたりと、なかなか小技が光っている味の助丼。「自然そのものを丼に閉じこめてあるのか・・・!?」と、百田くんちょっと言い過ぎな解説をしてくれます。サクラかお前は。
とはいえ、彼もそう簡単に自分の丼の敗北を認めるわけにはいきません。「俺の丼とは目指した香りの方向が違うだけの話じゃないか!!」と不満をブリバリ吐き出します。なるほど、彼は自分の丼が味の助に負けてないと、そういうわけですか。ちなみに、百田くんの丼をちょっとここで振り返ってみましょう。
●せんべいを砕いて衣にした天丼
●最高級の牛肉を焼いて、どこからか手にした特製醤油をかけたステーキ丼
以上の2品。
偉そうに言えるほどのものじゃないです。引っ込んどけ。
でもって畳みかけるようにここで味の助、得意げに解説開始。
あ〜ちょっと待った!待った!!
いやだなぁ宗田先生、ここ台詞間違えてますよ絶対。
ほんとはきっとこうだ。
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理菜ちゃんが僕の前にかがんだときさ〜 |
僕、分かっちゃったんだ! |
理菜ちゃんって・・・ |
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絶対Gカップだって!
間違いねぇよ!! |
こっち。こっちが正解。間違いねぇよ!!
だってこのあと、また毎度のごとく「料理の声がー!」とか言っちゃう奴ですよ。料理なんて料理の声まかせに作っちゃって、自分はエロいことばっか考えてるに違いないはずなんだ。ビバ才能!その裏付けとして、味の助の妄想力は実に素晴らしい。料理の声が聞こえたはずなのに、「自然の中で遊び回る理菜ちゃんが見えたッ!!」とか言ってますし、「僕はクールでセクシーで挑発的な水着の理菜ちゃんも素敵だけど、もっと好きなのは自然の中で楽しそうにはしゃいでいる明るい理菜ちゃんなんだ!」と言いつつ、キワドイ水着のキワドイショットを見開きで妄想。「自然=海で水着」じゃないと思うぞ、味の助。(よかったら今週号のマガジンをコンビニで堂々と立ち読みしてください)
あと、もう一つ言わせてもらっとくと、
服装が休日のパパみたいだぞ、味の助。
さて、まぁそんな味の助の丼を食って、デビュー前の自分を取り戻した理菜ちゃん。大自然の中で育った自分を思い出し、大好きだったふるさとの思い出を引き出したことで感動し、涙したと。そういうわけなのでした。つまり、味の助完勝!百田くんも負けを認め、チーフにも認められて、ついにこの1流レストランでの修行が始まります。
頑張れっ味の助っ!!
来週は作者取材のため休載らしいです。
ちゃんと取材して、今度こそいいぶっかけ見せてください。宗田先生。
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