2004/5/15 （土）
池山日記 【池山妖怪辞典２】

こんばんは、池山です。
この前お送りした「池山妖怪辞典」が好評だったのでさっそく第2弾！！みんな妖怪好きだなぁ（ほくほくした笑顔
前回は「ゲゲゲ」にもレギュラー出演の超メジャー級の妖怪ばっかりだったんで今日はまずマイナーな妖怪をご紹介します。


（４）カシャボ

なんだお前はと！
やる気があるのかと！いくら妖怪でも限度があるんじゃないかと！
そう言いたい僕は。
なんだこの姿は、何をいじけてるねん！！
「水木しげるの妖怪ワールド」では「子供の姿をしたイタズラ好きの河童の妖怪」って説明文が書いてありますけどね、こんな子供が生まれてきたら僕は滝から身を投げますよ。まずその上向きの口をやめろ！！
「性格：いたずらもの」（妖怪ワールド）
知らんがな！！
全く知りたくない、藤月のパンツの柄くらいどうでもいい情報。
でもね、いくらこんなやる気のない姿をしていても、そこは妖怪。能力を見れば僕らも怯えて部屋の隅っこでガタガタ震えるくらい恐れるに違いない。

能力：「一見害が無さそうだが、つないでいた馬を隠したり、牛によだれをつけて病気にしてしまう。」（妖怪ワールド）

ふーん（鼻くそほじりながら）
正直ね、牧場主でもない僕には怖くもなんともない。近所の野良犬の方がよっぽど怖いですよ。

う〜ん、一発目に持ってくるにはちょっとカシャポは弱すぎました。
でもね、今度の妖怪はすごいですよ！！


（５）袖ひき小僧

能力：「袖を引っ張る。」（妖怪ワールド）

みんな、すまん。
こいつもダメだった。
妖怪ワールドの説明文もそれだけ。妖怪か？こいつは。
こいつが妖怪だったら近所の小学校は妖怪学園ですよ。

やっぱりね、マイナーなのは訳がある。マイナーなのはそいつの責任ですよ。よく分かった。
やっぱり時代はメジャー。後はメジャー級妖怪をご紹介。


（６）ぬりかべ

「武器：相手を自分の身体に塗り込んだり、倒れ込んでつぶす」（妖怪ワールド）
これですよ！この迫力が欲しかった！！
ゲゲゲでもおなじみの怪力妖怪。小さいときはぬりかべ派か一反木綿派かでもめたものです。
目がいつも眠そうなのがチャームポイント。
あ、今緊急情報が入ってきました。
「妖怪ワールド」の情報によると水木先生は一度黒いぬりかべに会ったことがあるそうです！
さすがです！水木先生。だてに何十年も妖怪漫画を書いてません。「黒いぬりかべ」というところが信憑性があります。
池山もぬりかべなら一度会ってみたいものです。塗りこめられるのは嫌だけど。


（７）目玉おやじ

ご存知鬼太郎のお父さん。
日々戦う鬼太郎のよきアドバイザーです。
では、最後にみなさんに豆知識！！
実は、目玉親父は鬼太郎の片目から生まれてきたわけじゃないんです。
池山も勘違いしてたんですけども、「妖怪ワールド」によると「元々成人男性の姿をしていたが、病のため死亡。産まれてくる鬼太郎を案じてか、腐敗した身体から目玉が甦生し」たそうです。泣かせるじゃねえか。


さて、皆さん。
今回の妖怪探索は楽しかったですか？
また、機会があったら紹介しますので、どうかお楽しみに！！では、よい週末を！！

2004/5/13 （木）
池山日記 【池山妖怪辞典】

こんばんは、池山です。
さて、今日はですね、クラナドをやろうかと思ったんですけど、急に郷愁にかられましてレンタルビデオ店で子供の頃によく見た「ゲゲゲの鬼太郎」を借りてきました。
昼から夜の今までずっと見てたんですけどね、もう懐かしくて懐かしくて。
言うな、ダメ人間なのは分かってる、僕が一番分かってるんだ。
でね、見てると「あ、ここは見たことがある。ここもある。」っていうところがいっぱいあるんですよ。いいわ〜、懐かしい。
あと、歌ね。これもいい。
一度聞いたら耳から離れない「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ〜♪」ってやつですね。
僕個人的には、主題歌2番の「おばけにゃ会社も〜、仕事もなんにもない♪」ってところで涙しました。
来年の自分を重ね合わせて。
俺も妖怪だったらよかったのに・・・。昔は畏怖の対象だった妖怪が今はこんなに憧れの対象。人生どこでどうなるか分からんです。
それにしても、昔は主題歌の「お化けにゃ学校も〜試験もなんにもない」っていう歌詞にものすごく強い憧れを持っていたんですが、ぶっちゃけ妖怪ならともかく人間の池山に「学校も、仕事もなんにもない」っていう状態は羨ましくもなんともありません。むしろ畏怖の対象。墓場で運動会なんてしてる場合じゃないんだ、僕は！！
さて、そんな愚痴はともかくね、改めてこの「鬼太郎」を見ると各妖怪の個性の強いこと強いこと、見ていて一向に飽きさせません。その千差万別ともいえる姿形をはじめ、妖怪になった経緯、能力、生態、どれをとっても新鮮で新たな発見があります。こりゃね、大人のポケモンですよ、ポケモン。みんなもあんなネズミかおぼっちゃま君か分からんものを追いかけてる場合じゃないんですよ。妖怪を見なさい、妖怪を。
てなわけで、今日は皆さんに妖怪の魅力を知ってもらうべくいくつか妖怪を紹介したいと思います。

以下、個人使用及び非営利目的を条件に「水木しげる妖怪ワールド」から画像、文章を引用しています。コピー、複製などは勘弁してください。

(1)鬼太郎

まずは主役の紹介を。
短パン下駄に長髪、さらにはトラ柄ちゃんちゃんこに身を包んだオタクもびっくりのオールドファッションセンス。さすがは主役、覚悟が違います。
アニメでは妖怪と人間の共生を目指し日々戦う「気はやさしくて力持ち」的なヒーローの優等生みたいな性格でしたが、漫画（特に初期）では違います。
金がない、やる気がない、情けがない、の三ない男。ネズミ男といい勝負です。
金も無いのに飲んだくれたり（何歳なんだ、鬼太郎は！！）、少年にバットを取られたかわりに魂を奪いとろうとしたり、妖怪ハウスに盗みに入ったこそ泥を地獄に送りこんだりします。容赦もない。
「妖怪ワールド」でも「性格：初期の頃は妖怪的性格が多分に顕著であったが、メジャーになるとともに柔和になり、現在では正義感にあふれる」と書いてあります。割と素直です水木プロ。変に鬼太郎を正義のヒーロー化しようとしないところに好感が持てます。大人のヒーローはこうでなくっちゃ。大人の社会は清濁合わせて飲めなきゃ生きてけません。


(2)こなき爺

ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みの役立たず妖怪。自分も大して役にたたないのにネズミ男によく文句を言います。
「妖怪ワールド」では「見つけて抱き上げるとしがみついて離れない。」と書いてありますが、みのと赤い前掛け一丁のこんな汚いじいさんを誰が抱き上げるのか？少なくとも池山は、彼が咳き込むまで泣きつづけても近づきもしません。だって気持ち悪いもん。
そこらへんの事情からか、アニメ版では自ら相手に積極的に飛びついて攻撃してました。全然「子泣き」のスキルは役に立ってません。それで相手を引き込むんじゃねーのか！！


(3)砂かけ婆

ゲゲゲの鬼太郎ではこなき爺とコンビで有名。
アニメではシリーズが後になればなるほど姿が妖怪じみてくる不遇の女性。まぁ、妖怪だけどな。
攻撃方法は砂。相手に砂をかけます。多分僕の方が強い。
この 砂かけ婆の発生の経緯ですが「妖怪ワールド」によるとこうらしいです。
「誰もいない林の中で、ふいにパラパラと砂が落ちてくる。姿は見えないが老婆の妖怪ではないかと考えられ、砂かけ婆と名前がついた。」
多分、彼女は存在しないと思います。
「姿は見えないが老婆の妖怪ではないかと考えられ」ってどうやったらそんな考えが湧いて来るんだ！？昔の人の考えることは分かりません。


さて、どうでしたか？妖怪の世界は楽しいでしょう？
また、機会があれば他の妖怪も紹介していきたいと思います。お楽しみに〜。

2004/5/11 （火）
池山日記 【イカ臭い友情】

こんばんは、池山です。
今日は、司法試験も終わったということで大学時代の友人達と飲んできました。
大学時代には散々一緒にバカをやっていた友人達も社会人になってからは忙しいみたいで、大学時代に取り残された僕とはあまり会えなくなりました。なんか言ってて悲しいですけど。
そんな気心の知れた友人達との距離を再び縮める飲み会でのひとコマ。
友人が真剣な表情で池山に語りかけます。
友A「なぁ、池山。俺って大王イカ※１に似てるよな？」

※１　大王イカ（ドラクエ�Vのモンスター）

いきなり距離が開きました。1kmくらい。
あぁ、こいつは本当にバカだったんだなと感慨にふけりながらも返事をしてやる優しい池山23歳、現在彼女と仕事を募集中。
池山「あ、・・・うん、そうやな。お前の顔のエラの張り具合とかちょっと大王イカの頭の部分に似てるし、あとお前がスケベな話してるときの口の形が大王イカのくちばしそっくり。」
半ば「おいおい、そんなところ似てないわ！！」というツッコミを期待して話したんですが、友人Aは「そうやろ、そうやろ。」と恵比須顔。もう、本当にこいつが分かりません。
「そのまま早く違う話にうつればいいのにな」と池山が思っていた矢先、もう一人の友人、Bがいらぬ口を挟んできました。
友B「Aよ、お前大王イカってガラかよ、あつかましい。お前はどっちかというとスルメやで。駄菓子屋で売ってるスルメ。」
そのひと言がAに火をつけた！！
友A「スルメ！スルメやとぅ！！言うに事欠いてスルメやとぅ！！そんな下等生物と一緒にするな！！！」
僕、スルメは生物じゃないと思います。
池山にとってはスルメも大王イカも同じくらい恥ずかしいんですけど、彼には厳格な序列があるみたいです。
とにもかくにも、今にもBに掴みかかりそうなAを、池山は太った体を生かして阻止し、警察にて「ケンカの原因は「スルメに似てるか大王イカに似てるか」です」と説明して肩身の狭い思いをすることは避けられました。
まぁ、しばらくしたら二人とも落ち着いたようで、友B「すまん、ちょっと大人気なかった。」、友A「いや、俺のほうこそ大王イカにこだわりすぎた。」とお互いに謝って仲直り。
池山もほっとして飲みなおします。

−10分後ー１０分後
友A「ところで、池山は何に似てると思う？」
友B「トロル※２だな」
ブーーーーーーーーーーーーッ！！！
池山、思わずビールを吹き出しました。
だって、トロルですよ、トロル！
あのドラクエに出てくるハゲでデブであまつさえ舌をダランと出しながら腰みの一枚でウロウロしてる「いかにも僕モテません」っていうあの敵キャラですよ！
※２　トロル
急に大王イカが羨ましくなってきました。
何故にドラクエものの漫画や小説でもれなく白痴の役どころをゲットしているドラクエ界の山下清に僕が似てなきゃならないのか！！
断固抗議しようと思ったていたら、友人Bがひと言
友B「いや、違うな。」
さすが友人です。彼こそ真の友ですよ。大王イカの件も水に流してしまえそうです。
友B「どっちかというとボストロール※３だな。」
※３　ボストロール
俺は変態か？
いかにも「僕はアホです」といわんばかりの トゲつきハンマーが増えて、さらに肌が緑になりました。もう山下清にすら例えられません。

友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。彼に彼の欠点を悟らせることだ。
byラ・ロシュフーコー

ロシュフーコー先生、僕こんな友情まっぴらです。

2004/5/09 （日）
池山日記 【司法試験〜現場レポート】

さてさて、やってきました司法試験当日！！

朝、雨で空は曇ってますが睡眠バッチリ、さらには井上和香のおっぱいでトランポリン遊びをした夢まで見ちゃったので気分は上々です。
さらに、パソコンをつけてNeutralをチェックしてみると５０万ヒット目前ではないですか！！
心の底からやる気が沸いてくるのが感じられます。最高の朝ですよ。

さて、いい気分のまま朝食を。
チキンラーメンに湯を注ぎ、司法試験を受ける前に社会情勢でもチェックしておくかとテレビのスイッチを入れます。
突然画面に映る、男達の裸！、ハダカ！、はだか！
見付天神裸祭だ！ワッショイ！ワッショイ！！


池山、岸和田のだんじり祭りとかこういう裸祭とかこう猛々しい祭りは好きな方なんです。
なんですけど、一日のファーストインパクトにこれは脂っこすぎます。

心の底からやる気が飛散していくのが感じられます。胸焼けのする朝になりました。精神的に。

まぁ、よく見てみると旅番組のひとコマだったみたいですけども、雨さえはじく男どもの脂っこさにさすがにチキンラーメンを２袋しか食べられませんでした。いつもなら３袋食べるのに。

さて、そんなこんなで会場へ
池山は関西っ子なので関西大学の千里山キャンパスが試験会場でした。
集合時間は１２時３０分なのですが、念のため１時間前に阪急関大前駅に到着。
腹が減っては戦は出来ぬと、さっそく吉野家へ。
まずは、この機会にまずいまずいと巷で噂のカレー丼を注文。
もちろん、デブにとってカレーは飲み物ですから、食べ物の豚丼も注文。
豚丼はまぁ普通においしかったです。
カレー丼も思ったより普通な感じでした。ちょっと斜め前のCOCO壱番屋の客が羨ましくなりましたけども、心底羨ましくなりましたけども。ここだけの話よだれが出ました。ってまだ食いたりねえのか俺は！！（驚愕）

さて、腹ごなしも終えまだ３０分以上時間があるので関大前にあるゲームセンターにて気分転換。時折店の前を通る問題集を読みながら会場に歩く受験生を見て既に負けた気分になります。
そんな自分をごまかしつつ、３００円使ってレーシングゲームで散々クラッシュを楽しんだ後はついに会場である関大に潜入！！
関大前の商店街では休みを謳歌する下宿生達がいたのでそれほど緊張感は無かったんですけども、さすがに中は違う。一歩入っただけで人生を賭けた勝負に挑む人間が放つものすごいピリピリした緊張感が伝わってくる。正直帰りたい。
池山の住む世界が「奇面組」だとするとここは「北斗の拳」の世界。
いくら一堂零が棗流の身体操術を使えても世紀末の乱世には通用しそうもありません。

さて、集合時間の１０分ほど前に指定された試験室の前に到着。
でも、なぜか試験室には１２時５０分にならないと入れません。
そんな風にじらされたからか、またお腹が空いてきました。３０分前に食べたばっかりなのに。デブの鏡です、僕は。
腹が減っては戦はできないので、「きっと勝つ！」という中高受験生に人気の縁起かつぎ、とは全く関係なしにいつも常備しているデブのウィダ−インゼリーこと「キットカット」を２箱平らげます。ぺろりと。チーズケーキ味がおかずでチョコ味が主食です。
ほどよく腹が満たされて眠くなったところで試験室入場の合図。
ぞろぞろと試験室に入っていきます。
試験室に入って自分の席につき、周りを見渡してみるとさすが司法試験。賢そうな人たちがいっぱいです。具体的には福田元官房長官の青年時代を切り取ったような人が１０数名いました。それとみんな顔色が悪かったのが印象的でした。
「そろそろ試験かな？」と自分の中に眠る緊張感を呼び覚まそうとしたんですが（それ以前に自分が寝てしまいそうですが）、その前に試験の説明が、しかも３０分間も！！さすが、「忍耐の試験」と呼ばれる司法試験、試験直前でも忍耐力が問われます。
さ、そんなこんなで出足をくじかれながらも１３時３０分、試験スタート！！
ここから３時間３０分の長い戦いが始まります。
この３時間３０分、長そうでいて憲法・民法・刑法各２０問、総勢６０問の問題を解くには全く足りません。
焦った池山は、試験後半はずっと「残酷な天使のテーゼ」が頭の中で鳴り響いていました。ユーロバージョンで。だからオタクって言われるんだ僕は。
さぁ、そんな具合にして池山は３時間３０分の死闘を終えました。

結果は聞かないでください、察してください。

夕方５時過ぎに、関大前駅前（ややこしいな（ｗ）のコンビニで暗い顔をしてエロ本を立ち読みしてる人（ちょっと太ってます）を見かけた人がいたら、それは池山です。
優しく慰めてください。


さて、以上で現場レポートも終わりですが、なんだかんだいって今回司法試験を受けたのは池山の人生にとっていい経験になった気がします。ホントに気がするだけだけど。

法律の勉強は以外にも結構好きだったので、また来年も受けてみたいと思います。

藤月「Σ(￣∇￣早っ！今年はもうあきらめたのかよっ！！)

来年は短答試験くらいは受かりたいなぁ〜

2004/5/08 （土）
池山日記 【司法試験〜前夜】

初陣じゃあ！！初陣じゃあ！！
さて、留年した勢いと憧れのめがねっ娘Ｓちゃんに「合格したら付き合っちゃうかも？」と言われた勢いで２月に「司法試験を受ける！！」と宣言したことから始まったこの無謀企画。
ついに、明日短答（マーク式）試験当日です！！！
就職活動の合間の時間を使ってコツコツと勉強を進め、なんとか短答試験に必要な憲法・民法・刑法の教科書と過去問題集を３回回すことが出来ました。
まぁ、そのくらいで歯が立つ相手ではないことは過去問題集に散々打ち負かされた自分が一番良く知ってますので、明日は現状で自分の持てる力を精一杯ぶつけてきたいと思います。
法律の勉強を始めて、まだたったの５ヶ月ですが、司法試験の勉強は新鮮なことばかりでした。
もうね、言葉自体が法律って普段僕達が使ってるものと全然違うんですよ、例えば「善意・悪意」って言葉。
これ、普段池山が使うときは「善意」はなんか親切な感じで、「悪意」はなんか嫌がらせを故意でするみたいな感じで使ってますけど、法律学では違います。
法律でも「善意の場合は〜」とか「悪意の受益者は〜」とかしょっちゅうこの二つの言葉が使われるんですけども、法律で「善意・悪意」という言葉がでてきたらこれは「（ある事実を）知らない・知っている」ということなんですね。つまり、ある売買が偽装のものであることを知っていなかったら「善意」、知っていたら「悪意」となって法律の効果が変わってくるというわけなんです。
これは、法律学は「その条文を誰が読んでも同一の意味を汲み取れるようなものではならない」という要請から解釈でどんどん言葉の意味を狭く固めていかなければならないからみたいです。
そりゃ、一つの条文の意味を「こうも取れる！」「ああも解釈できる！」なんて言いだしたら秩序の維持が全くできないですし、そもそも法律の意味が無くなっちゃいますよね。
このように、法律が解釈で言葉の意味をどんどん限定していく点、池山が大学で専攻している哲学が一つの言葉の意味を無限大に広げて追いかけていく要素を強くもっているのと対照的ですごく面白かったです。

さて、池山はそろそろ明日に備えて寝ます。
明日か明後日にまた司法試験の現場レポートを公開したいと思いますので、どうかお楽しみに！！
では、皆様、よい祝日を！！！

2004/5/05 （水）
池山日記 【関西】

こんばんは、池山です。
さて、前回の池山日記を見てもらえば分かるように池山は「トリビアの泉」が好きで、毎回楽しみに見ているんですが、今日久しぶりに一家団欒でその「トリビア」を見ていた時のひとコマ

ナレーター「１８時間、演奏する、曲がある」

父「×（バツ）！！」

いや、父ちゃん、これ、クイズじゃないから・・・


・・・ と、いう具合に全然関係ない前振りをしておいて今日の話題

＜他の地域から来た友人達に聞いた「関西の特色ベスト３」＞

第3位：たこやき屋が異様に多い
これは、まずよく言われます。
確かに滋賀県の片田舎にある池山の町でさえ、思いつくだけで3件ほどありますし、最寄駅の商店街には４，５件、さらには京都駅の地下商店街にも当然のごとく存在します。もちろん、本場の大阪に行くと5分歩くごとに一店くらいあります、本当に。
ちなみに、池山の家ではたこ焼きも食事のメインとして出てきます。
お好み焼き？それは当たり前。
たこ焼き、お好み焼きは主食にもおかずにもなれる「偉い」料理だと自然に頭にインプットされてます。粉もの万歳！！

第２位：他人（特におばちゃん）が勝手に話し掛けてくる
これもよく言われます。
京都とかでも、ただ歩いてるだけで「兄ちゃんどこ行くんや？」とか見知らぬおばちゃんが話し掛けてきますし。「今日は暑いなぁ」とか「雨降りそうちゃうか？」などといった「天気ネタ」はいつ振られる分からないので、折り畳み傘なんかより会話の「振り」に対する心の準備の方が遥かに大切です。
さらには大阪、特に甲子園なんかに行くと試合に興奮したおっさんが後ろの席からメガホンで頭をガンガン叩いてきます。割とデフォルトで。ただし、その後に飴をもらえたりします。いらないけど。

第1位：やしきたかじんと上沼恵美子の異常な人気
この指摘が信じられない。
池山なんかは、月曜日の夜の「怪傑えみちゃんねる」で上沼恵美子の巧みな話術に聞きほれながら辻本茂雄の長いアゴを鑑賞し、水曜の夜は「やしきたかじんのたかじんワンマン」で半ば酔っ払いながら話されるピー消し音満載の爆弾トークを聞きながら少し遅めの眠りに入り、続く木曜日も「今夜はえみぃ〜GO!」で寝不足気味、金曜日に少し体力を温存し土曜日からの連続トーク爆撃に備えます、土曜は、胸がいっぱいどころか胸焼けになるくらいになるくらいの毒舌で溢れ返る「たかじん胸いっぱい」で他人の財布の中身まで覗き見し、日曜は昼の「週刊えみぃSHOW」で芸能ネタをわんさか仕入れつつも三田村邦彦のつまらない駄洒落に顔をしかめます、続いて、ゲストの離婚問題にまでズカズカ意見していって「本当にそこまで言って大丈夫なの？」と視聴者をハラハラさせる「たかじんのそこまで言って委員会」で自分の小宇宙のスペタクルを楽しむ、そんな生活を送ってるんですが、みんなは違うんですか？
あ、あと月〜金のお昼にやってる料理番組「恵美子のおしゃべりクッキング」も欠かしません。ってどれだけ暇なんだ俺は！真剣に就職活動しろよ。というか真剣に生きろ！！
あと、余談ですが関西ではほとんどの日曜日に「ミナミの帝王」がやってます。
これも見逃しません。竹内力大好き。

こんな関西の生活、皆さんもどうですか？

2004/5/03 （月）
池山日記 【リアルトリビア】

＜今週の金のリアルトリビア＞
♪さっちゃんはね、
♪さちこというんだ、ほんとはね
♪だけどちっちゃいから　自分のこと　さっちゃんて言うんだよ
♪かわいいね、さっちゃん

・・・
・・・
池山の友人Ｓのあそこのあだ名は、「さっちゃん」である。　（８７へぇ）

八嶋智人「え〜、ちなみに本人は「和田アキコ」だと主張しているそうです。」

＜今週のリアルトリビアのおさらい＞
・「深夜のテレビ通販番組はやたらと購買意欲がそそられる」（４４へぇ）

・「テレビ通販で紹介されているモップは意外と使いにくい」（７７へぇ）

・「外国の通販番組で腹筋器具を紹介してるムキムキお兄さん（お姉さん）はジムでみっちりと鍛えている」（６８へぇ）

・「新しい腹筋器具を買うより、自分で腹筋をした方が結局安くつき続けられる」（５７へぇ）

・「池山は腹が出すぎていて、既に腹筋ができない体である」（７５へぇ）

・「このネタは半年ほど前に考えられていたものである」（２へぇ）

では皆さん、よいゴールデンウィークをお過ごしください。（もう半ばだが）

2004/5/01 （金）
池山日記【３年Ｈ組！池山先生！〜２時間目】

ここは県立池山学園・・・
今日もまた池山先生の涙血授業が始まりそうですよ
＜３年Ｈ組教室＞
ガラガラガラ
生徒「きりーつ！れーい！ちゃくせーき！」
池山「は〜い、みんなおはよう！先生は最近ＫＡＢＡちゃんが本気でかわいいと思えちゃうことがありま〜す。あのうるるん瞳がなんとも言えませぇん。」
田中「ひぃっ！（鳥肌）」
池山「は〜い、嘘でしたぁ。今「ひぃっ！」とか愚地克巳が正中線四連突きを出すときみたいな悲鳴あげたやつ、後で殺す。ヒルを一杯に入れた風呂に入れて殺す。」
田中「ひぃぃぃい！！嫌な死に方！！ドクターキリコに届けこの思い！！」
池山「は〜い、では授業を始める・・・前に、今日も先生から大事なお話がありまぁす。チェキッ娘に最近ハマッてアルバムまで買ったのに既にチェキッ娘ＩＤ：００６の熊切あさ美ちゃんが「崖ップチアイドル」ってどういうことだい？先生気分がタイムスリップしちゃったぞぉ。」
前田「お前の人生がスリップしてんよ。」
池山「は〜い、今先生の心の傷をえぐった小心者の不良前田君は殺す。断固殺す。尿道に針を何本も突き刺して殺す。」
前田「ひぃぃぃいいい！！！ヒル風呂の田中君が羨ましいっ！！」
池山「さて、では本当の話をしまぁす。実は先生は痔です。クラスのアイドル遠野は既に知っているがぁ、先生は結構ひどい痔なのです。（2003/08/16の日記参照）」
遠野「な、なんで私があんたのお尻事情を知ってなきゃならないのよ。勝手なこと言わないでよ。セクハラで訴えるわよ。」
池山「セクハラがなきゃ俺じゃない。で、この前医大の附属病院に行ってきたんですが。先生がパンツを脱いで仰向けで足を抱えたかっこう（これに近い）をしていると、たまたま教授の診察日だったみたいでインターンの学生（女の子多数）がいっぱい集まってきて教授が先生のお尻に指を入れて触診してるところを見られちゃいました。たっぷりと。しかも、よく見るとインターンの一人が先生の高校時代のクラスメイト（女の子）でしたぁ。先生思わずゴルゴ１３への連絡方法を知りたくなっちゃったぞぉ。もちろん依頼は自分の狙撃だ。」
根本「そ、それは恥ずかしい。」
池山「しかも、先生の金剛力士像はぁ何故か半立ち状態でしたぁ。先生もうお嫁にいけません。」
遠野「先生。女性ファンの支持率をグンと下げたところでそろそろ授業を始めてください。ただでさえＨ組は授業が遅れてるんですよ。」
池山「よし、いいぞぉ。では、遠野早速教科書のＰ４５を読んでみろ。」
遠野「はい。（やっと授業らしくなってきたわね）「水着の下のココナッツミルク、あなただけが飲んでいい。」・・・ってバカぁ！！これチェキっ娘の「アニマルサマーの夏が来る！」の歌詞じゃない！！」
池山「はい、趣味をかねた宣伝でした。一人でファンやってるの悲しいもんね。というか遠野詳しいなぁ。では、本当の授業。今日は道徳をしま〜す。まずはこれを見てくださぁい。」



池山「これはぁ、先生がこの間新聞で見つけたある醤油メーカーの広告です。これを見て思ったことを言ってくださぁい。」
渡辺「はい！はいはい！ははいのはぁい！！」
池山「お、いいぞ。バカの渡辺。バカらしい返事だ。」
渡辺「結婚式をしてぇ、子供が生まれたのでぇ、二人はセックスをしたと思います。」
池山「よし、いいぞ！渡辺。お前は本物のバカだ。バカ田大学合格！！」
渡辺「やったぁ！！」
吉田「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい！！」
池山「はい、渡辺を超えるバカの吉田ぁ。」
吉田「二人はぁ、子供ができたのでぇ。今後は避妊のためにオシリで・・・」
池山「はいバカな話終われ〜、お前バカの壁をダメなほうに越えちゃった。二度と帰って来れない方に越えちゃった。これ以上続けるとNeutralごと池山学園の存在が消されちゃうぞぉ。」
住田「ふんっ、バカどもがっ。先生！僕に答えさせてください。」
池山「お、クラスの鼻つまみもののガリ勉住田ぁ。いいぞぉ。」
住田「な、なにを！！・・・コホン、左の結婚式、そして右の家族のイラストと「信頼できるしょうゆと出会えるのも幸せよ」という言動から推察しますと、結婚してから子供が生まれ、何年もかけて味わいを出してきた○○社のしょうゆのように二人の愛も熟成してきた、という解釈が可能ではないでしょうか？」
池山「はい、帰れ〜。理屈ごねるやつは帰れ〜。家で母ちゃんの屁でもかいでろ。」
住田「な、な、な。」
池山「正解は、
ある夕暮れ、真っ赤な夕焼けをバックに歩く三人の親子
子「ねぇ、お父さん。今日の遊園地楽しかったね〜。」
父「あぁ、そうだな。」
子「また、連れていってよ〜、ね？いいでしょ？」
父「あぁ、また行こうな遊園地。」
子「ほんと！わ〜い。やった〜。約束だよ。」
父「約束だ。な、母さん？」
ふと、妻のほうを見てみるとその横顔は結婚した当時からまるで一日も月日が経っていないかのように若々しかった。
結婚して８年。色々大変なこともあったし、時には大喧嘩することもあった。しかし、それでもなお二人の間には愛が育っていった。
父は結婚式から今までの夫婦生活を思い浮かべ、ありったけの愛を込めて妻に声をかけた。
父「信頼できる相棒と出会えるのは幸せだ。」
ゆっくりと視線を向けたそこには、妻の能面のような顔があった。
母「あら、信じられるしょうゆと出会えるのも幸せよ。」
夫「（話をそらされた！！！）」
妻の視線は既に夫を見ていなかった・・・
子「お母さん、今度は、最近お父さんのいない間によく来るおじさんと一緒に遊園地行こうね。」
・
・・
・・・というわけで、崩壊していく家族像でした。みんなも愛を大事に生きような。」
住田「分かるかっ！！」
遠野「人のことより先生、先生はいつになったら彼女ができるんですか？」
池山「ん。当分出来そうにないネ。この文を見る限り。えへへ。」

キーンコーンカーンコーン

池山「お、またもやいいところでチャイムだ。では、これで今日の授業を終わります。」
生徒「きりーつ！れーい！」

―In 休み時間―
生徒２「今日でサイト一周年だっていうのに何書いてるんだろうね、池山先生は。」
生徒３「俺は掻く、マスを掻く！」
生徒２「お前・・・・・・」
ぽんっ、と生徒３の肩に手を置く池山先生。
池山「いいぞ、生徒３．お前はNeutralをよく分かってる。」
生徒３「せ、先生・・・」
池山「Neutralは明日を見るサイトだ。明日を見てマスを掻く、そんなサイトだ、Neutralは。」
藤月「そんなわけあるかっ！！（バシンッ！！←池山をハリセンで叩いた音」
ズルズルズル・・・
気絶した池山、藤月に引きずられてフェイドアウト