2004/2/12 (木)
池山日記【ろくでなしロックンロール】
※池山ポエムとは
池山が小学校高学年から中学卒業まで詩を書き記した「ポエムノート」から毎回ひとつ抜粋してお送りしているコーナーです。
最初にポエムを紹介し、続いて藤月と池山がそのポエムについてコメント(つっこみ)をしていきます。
では、今回も池山のポエム(恥とも言う)を存分に堪能してください。
【ろくでなしロックンロール】製作期;中学3年
稲妻が落ちた・・・
ハートという名の俺の心にひとつのサンダ―マウンテン!!!
ゴロゴロ腹に響くサウンドに俺は痺れて、ダンシングオールナイト!!いぇーい!!
一日中、力いっぱい走った後の汗の気持ちよさ!!!おまえに伝えたいぜ。
心はじけるビッグハッピー!!空は青いぜ。
と、書いてたらサッカーがしたくなってきたぜ、行ってきま〜す。
<コメント>※藤月と池山のチャットより
池「今回はいつものメルヘン調とは違ってロック、男の美学、モテモテ道のロックやで〜」
藤「盛り上がってるところ悪いけどな、【ろくでなしロックンロール】っていうタイトルからしてロック失格やで。つっぱり漫画のパクリやんか。既に死語や」
池「いや、ロックは魂やからさ・・・」
藤「うん、分からん奴やな。その魂が無い、って言ってるねん。まぁいいわ、批評いくで」
池「うん(半分すねながら)」
藤「かっこ内は無視するけどな(笑)まず<ハートという名の俺の心>って、ハートは心の英訳であって名前ではないな」
池「うん、実に的を射た意見やな。」
藤「次に<サンダ―マウンテン>ってディズニーランドの乗り物かよ!!世界のウォルトディズニーもこんなよく分からんことで使われてるなんて思いも寄らへんで。んで、<!!!>って何を強調してるの、おまえ?」
池「ははは、俺のアホさちゃうかな。強調してるのは」
藤「<ゴロゴロ腹に響くサウンドに俺は痺れて>って下痢ですか?食あたりですか?痺れてるってことは食中毒っぽいと俺は思うねんけど・・・」
池「いや、・・・そこの表現が今回の詩の一番ロックっぽいところやねんけど・・・」
藤「ここが一番ロックっぽくないわ!しかも<ダンシングオールナイト!!>って何やねん、もんたよしのりかお前は!!あ、違う、そんなことより<いぇーい!!>って何!?俺間違い、俺嘘言った!むしろここが一番ロックっぽくない、全然ロックっぽくない!!!っていうかロックと対極やでこれは!!何が<いぇーい!!>や!あやややないか!脱力もんやわ。遠足にいった小学生でも言わへんわ、こんなん。お前の頭がめっちゃホリデーや」
池「ははは・・・なんかさ、ロックやからシャウトを入れなあかんと思ったねん」
藤「それがよりによって<いぇーい!!>か・・・。情けないわ・・・」
池「ははは、俺も自分で自分が情けないわ。ははは」
藤「またお前<一日中、力いっぱい走った後の汗の気持ちよさ!!!おまえに伝えたいぜ>って急にさわやかになった!!!(笑)」
池「書いててすがすがしい気分になったんやろうな、きっと」
藤「ロックやのに(笑)いらんねん、汗を書く気持ちよさとか。そもそもお前の汗は脂っこいはずやから爽やかじゃないねん!」
池「そうやな、俺はマスでも掻いてたらいいねんな」
藤「嫌なすねかた!!Σ( ̄□ ̄;)」
池「すねたくもなるよ、昔の自分がこんな詩を書いてたらさ」
藤「まぁな・・・。ところで<空は青いぜ。>ってお前、稲妻が鳴り響いてたんちゃうかったっけ?」
池「いや、それは多分空耳とちゃうかな。空耳アワー」
藤「くだらんねん。タモリ倶楽部とかどうでもいいねん。また気分だけの稲妻?」
池「うん、詩って自由なものやからさ、な?」
藤「「な?」って俺に同意を求めるなよ。俺は詩とか書かへんから。・・・続きいくで〜。<と、書いてたらサッカーがしたくなってきたぜ、行ってきま〜す>続いてねぇーーーッ!!!唐突にリアルな描写でてきた!!!」
池「〈写実的〉と言ってくれよ。」
藤「あつかましい!!諦めるなよ、詩書くの!!」
池「いや、運動せんと。ほら成人病とか怖いから」
藤「・・・そうやな、それは俺も大いに危ないな」
池「な?今からランニングでも行こうぜ」
藤「うん」 |