2004/11/24(水)
池山日記
【One Night Carnival】
こんばんは、失意のどん底池山です。もう世界なんか滅びてしまえばいいんだ・・・
世界なんか滅びて、僕と20人の美女(めがね)だけが残ればいいんだ・・・
そして、僕とハーレム軍団(めがね)が毎日いちゃいちゃいちゃいちゃして過ごせばいいんだ・・・って楽しそうだな、おぃ!
というわけで、悪夢のデートから3日が経ちました。
今日は塾バイトの日!
・・・ということは恵ちゃんと会う日です!!
分からへん・・・
ワイ、どんな顔して会ったらええか分からへんでーー!!
と、ちょっと気まずい感じで、オドオドしてバイトに行ったんですがね。
今日は何かと忙しくてあんまり恵ちゃんと面と向かって会う機会がありませんでした。ラッキー!
ですが、
うちのバイト陣は終了後、ほぼ毎回講師準備室でダベるという習慣がありまして、そこで顔を合わすことになるのは必死!
そこで、気の小さいことで有名な池山はこそこそと隅っこの方で微妙な笑みを浮かべながら「この前のボーリングの話題は絶対やめような、な?」っていうオーラをビンビン出していたのです。
出していたのですが、ここで最高権力者登場!
塾長「お、そういえば。この前のボーリングどうやった?行ったん?」
やめてーー!!僕の心の傷をえぐらないでーー!
恵「あ、ありがとうございます塾長!めちゃめちゃ楽しんできました〜!」
やめてー、傷口が・・・え!?
恵「ボーリングってやっぱ楽しいですね〜。また、行きたいです!今度は○○さん(塾長の名前)も一緒に行きましょうよ〜。」
え!?・・・・・・恵ちゃん、た、楽しかったって・・・?
しかも、えらいニコニコと・・・
う、嘘だ・・・嘘だ!!!(大喜
いや〜、ごめん。
一昨日の玉砕宣言とりけし
みんな、モテてすまん。
ということはあれですか?
待ち合わせ場所に来た瞬間からやる気なかったのは、乙女心の裏返し?
「私,ドキドキしちゃって・・・あ〜っ、もしかしたら顔に出ちゃってるかも。よぉ〜し、なるべく表情に出ないよう冷静な感じにしなくちゃ、ムン☆」
こんな感じですか?ですか?
しかも、その後ボーリングの待ち時間にひと言も言葉を交わさなかったのも
「あぁ〜、憧れの池山さんが隣に座ってるぅ〜、ぅ〜。ど、どうしよう。何かしゃべった方がいいんだけど、緊張しすぎて何しゃべっていいか分からないよ〜。」
ってな感じですか?ウハ!
ボーリングが始まっても終始無言だったのも
「うぅ〜、池山さんに見られてる〜。よ〜し、ひと言もしゃべらずきちんと集中して頑張らなくっちゃ!いいとこ見せてハートゲットしちゃうんだから、世界的ハート泥棒恵の腕の見せ所にゃう〜ん!」
ってこんな感じすか!・・・ってちょっと嫌。こんな娘はちょっとだけ嫌。わがままでゴメン。
そして、ボーリング終わってから、食事やカラオケへの僕の誘いを執拗なまでに断ったのも
「はわわ〜、憧れのい、い、池山さんが〜、私を誘ってくれてるぅ〜。でも、でもでもでもでもこ、これ以上一緒にいると心が爆発しちゃうのぉ、ごめんなさい!」
ってな感じかぁ、うひょー!たまらん、たまらんぞ、おぃ!
さぁ、来た!さぁ、池山の春がやってきましたよ〜!!
ドンドンドン
春来た!
ドドンドドン
ラブラッブ!
やっほーーーー!!
もう、今日の僕は止まりませんよ。
塾の同僚(違うシフトのやつ)に の早速電話ですよ!
池山「お、,田中?いやぁ〜、今日恵ちゃんがさぁ・・・・・・」
池山が一通り話し終えると、田中(同僚)はやや言いにくそうにきりだしました。
田中「池山、これ言うの酷やと思うけど。多分それ、恵ちゃんが塾長に愛想ふりまいてるだけやで。」
池山「え?なんで?」
田中「だって、恵ちゃん塾長のことが好きやから。」
それかーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!(泣
俺は
一体
何回
どん底に
落されたら
いいのだろう <2004・冬・びわこのほとりにて> |