2004/10/31(日)
池山日記
【バスハプニング〜その3】
<前回のお話>
バスに乗ってイケイケどんどんで大学に向かう池山。
ところがカバンを探ると財布がない!
こりゃいかんと思ったところ、池山に先んじて「お金ありません」と運転手に告白するチャレンジャー出現。
2番手になってしまったことに焦るも冷静に運転手の様子を観察。
・・・・・・運転手さん、めちゃめちゃ怒ってるぅ〜ぅ〜
1番手は「今度からは許さへんぞ!」と言われながらなんとかバスからの脱出に成功
しかし、2番手の池山にその保障はありません。
池山はどうなるのか〜、か〜、か〜(こだま)
・・・というか、昨日募集した小柄で内気で巨乳でめがねの女の子からのメールやけど、7通も来ました。男から!!・・・・・・新手のいじめか、これは?泣くぞ、俺泣いちゃうぞ。
<今回のお話>
ゴトゴト進む田舎バス。
青空の中、さんさんと輝く太陽が照らす緑溢れる山々。
旗から見るとさながらジブリの映画のごとく爽やかな光景のなか、一人冷や汗を流す男、池山。
お金も度胸も何も持っていない僕の心配をよそにバスはどんどん目的地に迫っていく。
何となく手に持っているギャラリーフェイクも1ページも進みません。
ピンポ〜ン
「次は○○駅前〜」
遂に来た、運命のとき
ブシュ〜
バスが止まり、順番に乗客が降りていきます
僕は、まだ着席
僕を除く乗客が全員降りていきました
僕は、まだ着席
運転手「お客さ〜ん、終点ですよー。降りてください!」
運転席から 僕を呼ぶ声がする
池山「あの、あの、ちょっと財布が、あの,みつからなくって。あの・・・」
オブラートに包んだ僕の「お金無い」宣言
運転手「あと、5分で出発するんで、早くしてくださいよぉ。」
全く届かず!!!すぺぺーー!
どうやら、かばんの奥に財布があってみつからないだけだと思われてる様子。迷惑!!
<5分経過>
運転手「お客さ〜ん、もう出発せなあかんねんけど!?」
最後通告・・・
僕は諦めて、とぼとぼと出口に向かいます。
池山「あのぅ、すいません・・・ちょっと、ちょっと財布がみつからないみたいで、あの・・・」
運転手「あぁ、じゃあいいよ、今度で!さ、降りて降りて!!」
え、いいんですか!?パァッ・・・(輝かしい光に導かれていく池山)
ブブー(走り去っていく我が悪夢のバス)
やった!やった!
生還は無理だと思われたバスからの降車ミッション、僕は無事にやり遂げました!!
うわぁ〜パチパチパチパチパチ(心の拍手)
ふぅ〜、ほっとしたぁ〜。
そして、ちょっと冷静にものを考えられるようになって気付いたこと
どうやって帰るの、俺?
・・・結局、藤月の仕事が終わるまでブックオフで時間つぶして車で迎えに来てもらいました。やっぱり持つべきは親友ですよ。藤月は立派だなぁ。
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