ケニャンとそのファミリー その2 / 里子顛末記

ケニャンが子猫を産みました。2匹を連れてくるようになったのは、9月ぐらいでしょうか。ケニャンの後をチョコチョコとついてまわり、あまり物怖じしない子猫たちです。

11月になり雪が降り出しました。猫たちの飲み水も凍るさむさです。子猫たちは家の周りを走り回っていますが、時々くしゃみをしたり、鼻水も出ているようです。このままいくと、この冬を越せないかもしれません。そこで、急遽里親探しが始まりました。知り合いに声をかけたり、HPのある人には子猫の写真を掲載してもらったりしましたが、なかなか反応がありませんでした。あまりにも寒いので子猫たちは我が家の玄関の中で暮らし始めましたが、鼻がぐずぐずして、涙目なので病院へ連れて行くことにしました。注射と飲み薬、点眼薬がでました。
そこで短大の授業の終わりに、誰か子猫をもらってくれる人はいませんかという、問いかけをしたところ、ほしいという人が現れトントン拍子に話が進みました。一匹は決まりましたが、もう一匹が決まりません。本当は2匹同じ所で飼ってもらえるといいのですが、2匹はちょっとということで、もう一匹は同じ事務所の人にもらってもらうことに落ち着きもした。以前にも経験しましたが猫の里親探しはなかなか難しいく、今回はたまたま幸運だったのかもしれません。かわいい顔の子猫だったのも幸いしました。
 子猫のその後 '04.02.01

杉浦さんの家にもらわれていった子猫は、チョコという名前をつけてもらい、すくすくと大きくなっているようです。野良の子供ということもあって、お腹に虫がいて下痢をしてたようですが、それも治してもらい、写真のように顔も手もふっくらとして健康そうです。けにゃんもとてもいい顔をしている猫ですが、このチョコもいい顔立ちの猫になりそうです。家族みんなにかわいがられ、幸せな生活を送っているのが写真を通して伝わってきます。