政治にも春の訪れを

美しい春の花々
 三月議会の報告をしているうちに四月も中旬に入ります。桜が満開にさしかかったせっかくの日曜日、四日には時ならぬ雪にちょっと驚かされましたが、日記を繰ってみると昨年も四月五日に十五センチもの積雪がありました。それも乗り越えてあたり一面さまざまな春の花が咲き乱れています。春という季節は人の心を和ませるものがありますが、その役割を春の花が果たしているようです。
 わが家のまわりにもいくつかの花が咲いています。日当たりが良くないためか、一度にいろいろな花が咲くのは思わぬ収穫です。
 一本しかない沈丁花はいまが満開です。大きくなりすぎた椿はヒヨドリを集めて賑やかです。足元の「落椿」は春の季語だそうです。 
 鉢植えのシュンランは終わりにさしかかっていますが、今年は花の数も少なく、葉の上に大きく顔を出していた昨年とは大きく様変わりです。スイセンは満開の花の上に雪をかぶり一日は下を向いていましたが、その後立ち直りました。どれも手をかけるというほどの世話もしないのですが、なかでもほったらかしで心配ないのが黄色と赤のサクラソウです。見事に元気の代表をつとめています。
 四つの小鉢に一本ずつ咲く小型のチューリップも思い切り自己主張しています。これは昨年大きめのプランターにひとまとめに球根を埋めて花が咲かずがっかりしたものです。今年はなぜか見事に復活しました。
 鉢ではほかに派手な三色スミレがあります。これは生協で求めたものです。 ムスカリは花が大きくなっている最中です。だれが植えたのかわからないヒゴスミレは数ヶ所に広がり純白の花を上に向けてぎっしり咲かせています。お隣の庭から通路に顔を出しているシバザクラも濃いピンクがきれいです。
 毎年、わが家のまわりは雑草に覆われるのですが、今年は早いうちに除草をと心がけ、朝の「赤旗」配達後に雑草と対決しました。その中で少し残したのがヒメオドリコソウです。あまりたくさんあるので花を見てからでいいと妥協したのです。
 四月末には昨年知ったホタルカズラを見るのが楽しみです。

イカルを見ました
 七日の朝、上大幡でイカルを見ました。イカルというのはアトリ科の野鳥です。全長二十三センチ、翼開長三十三センチですからムクドリやツグミよりやや小さい鳥です。黄色で太いくちばしとカケスのような羽の青い模様に特徴があります。初めて野鳥を見ると興奮します。私が一度しか見ていない野鳥にヤマセミがあります。イカルにはこれからも会えるかと期待する気持が残ります。

日本人三人拘束される
 八日夜、イラクで日本人三人が拘束され、「自衛隊を三日以内に撤退させなければ三人を殺害する」という脅迫があったとイラクのテレビ、アルカジージャが伝えました。
 政府はこうした事態を予測したのか、厳しく問われることになるでしょう。