釈迦ヶ岳登山と11・19中央集会

今週の「赤旗」日曜版の20ページ、たびに都留市が取り上げられています

 選挙のほとぼりも冷めないこの十日ほどはさまざまな行事がありました。

 法定合併協議会のゆくえ
 十二日、県民大運動の自治体要請行動(キャラバン)のメンバーが都留市を訪れ同席しました。甲府から来た人たちから「都留市は福祉で健闘」と評価されました。介護保険の利用料の軽減が評価の対象だったようです。
十三日、「盗難通帳本人確認せず預金払い戻し『金融機関に過失』と提訴」(月3日付新聞)と報道された裁判を傍聴しました。一緒に証人尋問を傍聴した人たちは、銀行の「他人の大事なお金を預かる」という意識の無さ、無防備さにあきれていました。
十四日、議会は全員協議会を開き合併協議会の委員候補二名を選出しました。二時間近くもめました。私は「協議会は賛否を含めて協議をする場であり、賛成する議員だけを選出するのはおかしい。これまで反対の立場は私だけだった」と発言し、一期議員の合併についての意志をただしました。しかし、一期議員は全員が合併に賛成ということで、結局、合併に賛成する二名が選ばれました。
市町村合併は地方自治、まちづくりについての考え方の試金石であり、都留市と周辺町村にとって反対こそが正しい選択と確信する私にとって、一期議員の態度表明は首をかしげざるをえないものでした。
そもそも四市町村の法定合併協議会は古参議員が「一・二回の会議で終わりだ。誰でもいい」と述懐したとおり、西桂町長の「アンケート結果を尊重する」という言明で、実らぬ会議になる可能性が強いのです。

 思いがけない晴天に
 十六日、今年四回目の登山となった釈迦ヶ岳登山に参加しました。参加者は十一人。初参加は私の同級生のA君。去年が三月の高畑山一回だけだったのにくらべると、今年は恵まれていると思わずにはいられません。しかも、前日までの「雨」予報が見事にはずれ、南アルプスや八ヶ岳などの高山には雲がかかっていたものの眺望は満点に近く、今年最後の登山は大成功でした。
 釈迦ヶ岳は御坂山塊の枝の稜線といった所に位置します。平凡な山だと思いましたが、とんでもない、なかなかの山、コースでした。 
 リーダーは募集案内に「初級向き」と記しましたが、これはドンベエ峠からのコースのことらしく、芦川村のホームページによると私たちが登ったコースは「熟達者向け」とあります。登り初めから頂上までほとんど直登、しかも頂上付近は立派な岩山で、かなり登りがいがありました。落ち葉の豊かな尾根歩きも一級、楽しい登山でした。

 年金改悪、増税ノー
 十九日、日比谷野外音楽堂で開かれた「11・19秋闘統一行動」の集会とデモ行進に参加しました。全労連主催ですが、山梨からは年金者組合が主体の参加でした。総選挙で問われた年金、イラク、憲法、消費税などの大きな課題で五千人が参加、怒りと熱気に包まれました。国会もこの日から開会され、はなから年金(日曜版が特集しています)が焦点になっています。選挙で終わりではありません。たたかいはまさにこれからです。