From"Harpsichord Concert No5" J.S.bBach

ラルゴ へ短調: J.S.バッハ(1685〜1750)
ショパンはバッハとモーツァルトの二人以外は作曲家として認めることがなかったといいます。そして、特にバッハには興味を持っていたということを知りました。私にも弾けそうできれいなバッハの曲はないかと見つけたのがこの曲です。ハープシコード協奏曲第5番、Dr.HMさんの編曲によるものです。

2004年      
10月13日 ショパンの<ソステヌート>の後で、右手のみの譜読みをする。今日も時間オーバー、次の生徒さんが待っている気配を感じたら、また集中力を失った。バッハのこの曲は和音はないのだが、16分音符、32分音符、48分音符、64分音符、そして装飾音符、3連符いざ弾くとなるとリズムが大変で、リズムをとってくださっている先生がかわいそうなほどボロボロだった。弾けるようになるまでの、道のりは険しくなりそうだ。
10月20日 最後の5分のところで、この曲を教えていただいた。midiを作成したので、先週よりはリズムがつかめていた。(もちろん,あやしいところもあったが...)midi作成は<フリーソフト TSQ>で音符入力法でしているのだが、TSQには64分音符がないので、すべての音符を2倍することに気がついたからだ。しかしバロックの場合、装飾音符は長前打音といって、長めに弾くらしい。この曲も先生は初めてらしい。初めての曲をいやがらず、楽しいと言ってくださるいい先生である。
10月27日 バッハは音楽職人と言われているそうで、そのメロディは完璧なリズムを刻むことで美しい音楽に仕上がるそうである。リズム音痴なのでmidiを作っておいてよかったと思う。研ぎ澄まされたきれいなメロディを少しでも正確に弾きたいものである。
11月10日 midiのおかげで大体のリズムがつかめていたらしい。が、あやしいリズムのところが2小節あった。何度も何度も手を叩いたり歌ったりして教えて下さった。先生が歌ったり、手を叩いたりしてくださる時はうまくいくのに、いざひとりで弾くとリズムが乱れてしまう。テープを持って行くべきだった。楽譜を2倍の長さにして書いてくることが宿題である。
11月17日 <指の訓練>JUST50番、ミを押さえて、ドソファソ、これは左手よりも右手が難しい。魔の薬指と小指を使うからである。JS先生に変わって、初めて指の訓練をした日、50番をやらされて、全く歯が立たなかったのを思い出す。地味に一歩一歩ではあるが訓練を重ねれば、歳をとっていても指も動くようになるもので、どうにかこの50番も良いということになった。<ツェルニー>の方も76番まで進んでいたのをJS先生に1番からやり直していただいて、30番まできた。どの練習曲も何のテクニックのための練習かの説明があるので「いいでしょう!」といわれた時は嬉しく達成感がある。<ソステヌート>は左手がメロディのところが不自然なのでもう一週続けて練習することになった。<ラルゴ>は先週の特訓のおかげでリズムの狂いがほぼなくなったそうである。
11月24日 8小節の練習、ツェルニー30番、目標の4分音符=92にもう少しということでもう2週(来週はお休み)がんばるようにということである。方法は<指の訓練>と同じように6種類のリズムパターンで練習ということである。そんなに速く弾けるようになれたら、もっといろいろな曲に挑戦できるようになるかもしれない。<ラルゴ>は自分の弾きやすいように音符を抜いて弾いていたところがあった。それを先生に指摘されるまで気がつかず気持ちよく弾いていたところである。<ソステヌート>もペダルの踏み方が悪く音が濁っているところがあるので続けて練習してくることになった。
12月8日 <シュミット 指の訓練>ミを押さえての訓練はようやく終わりになった。今度はファを押さえてソドミド、右手の方が大変そうである。右手のファは4の指(魔の薬指)を使うからである。ツェルニーの30番は両手で弾いたときは良いらしいが、左手だけで弾くと速さが乱れていた。左手も右手につられて弾くのではなく、同じ速さで弾くことができるようにもう一週がんばるように言われた。<ラルゴ>は規則正しい左手の伴奏のリズムに合わせ、右手のメロディを7度下がる音を感じながら歌わせてほしいそうである。7度下がる音を感じながらとはどういうことなのだろう?
<ソステヌート>も左手の伴奏の1拍目が休符の小節の2拍目の音が煩いらしい。
12月15日 ツェルニー30番ようやくOKサインがでた。指の訓練と同じ様に6パターンのリズム練習をした甲斐があった。同じフレーズを様々なリズムで弾く練習をするとそのフレーズが速く弾けるようになるというのは本当であった。31番も30番と同じくアレグロである。16分音符の分散和音の練習である。滑らかに弾けるようになるまで時間をかけたいとおっしゃっていた。<ソステヌート>はMDに録音していただいた。が、緊張して音を3箇所落としてしまった。<ラルゴ>は大体よくなってきたらしい。<ラルゴ>もMDに入れられるようにしっかり練習に励むようにということであった。MDに入れてくださるということは、少しは上達したということだったら嬉しい。
12月22日 ツェルニー31番、来年まで練習するつもりだったのに、よく弾けているからもういいことになってしまった。次の32番は8分の6拍子、32分音符に注意して旋律が一本のきれいな線のようになるようにレガートに弾く練習。8分の6拍子は2拍子と同じだそうである。40年前に音楽の授業で習ったのを覚えている。「いちと、にいと、...」と数えながら練習すると正確なリズムになるということである。今日も<ソステヌート>をMDに録音した。今日はここで時間がきてしまった。音楽職人バッハの作曲した<ラルゴ>はとにかく弾いて弾いて弾きこむことでうまくなるので、家で時間をかけて練習してきてほしいと言われた。講師の先生や音大受験の人たちを指導しているJS先生はわたしが一般の主婦ということを忘れていることもあるようだ。今のわたしの後の生徒さんもピアノ講師のひとりだそうである。JS先生のおっしゃるとおり宿題をこなすには1日5時間以上の練習が必要である(笑)。熱心な先生には申し訳ないが、近所迷惑にもなるし、わたしの毎日の練習はせいぜい1時間〜1時間半というところである。
1月12日
(2005)
3週間ぶり、2005年最初のレッスン。いつものように指の訓練からファを押さえたままミ、ド、ソ、レ両手で4回づつ6パターンのリズムでの訓練。ファを押さえて弾くことも慣れてきてそれほど大変ではなくなった。特に右手は脱力ができてきたそうである。ピアノを弾くための指に少しづつ近づいているのかもしれない。<ツェルニー32番>は♪=72で弾けるようになったので、♪=96までテンポをアップするのが宿題である。<ラルゴ>は装飾音符がたくさん入ったところにリズムの乱れがあった。まず装飾音符をつけずに部分練習をして、しっかりリズムをつかんでから装飾音符をつけてさらに練習すればリズムの乱れがなくなるそうである。<ソステヌート>は支えるところがあるが、全体的には曲が流れるように聴こえるようになったそうで、今日で終わりになった。久しぶりに心地よい緊張を味わった。
1月19日 <シュミット:指の訓練55番>ファを押さえたまま、レ、ミ、ド、ソ。ファを押さえて弾くのは慣れてきたと思っていたが、これは実際、練習で弾いてみると左手が思うように動かなかった。今日のレッスン日までできるようになるか不安だったが、3日目位から楽に動くようになってできるようになっていた。<ツェルニー>は♪=96で弾いて、32分音符が連続するところでの息継ぎの位置を教えていただいたらうまく流れるようになった。<息継ぎ>というのもきれいに弾くためには大切なのである。<ラルゴ>のMDへの録音はリズムの乱れが直っていないので、来週に伸ばしていただいた。先週も注意されたところだが、♭シ、、♭レの真ん中のド、♭レ、ド、♭シ、ドと弾かなければいけないところがどうしてもうまくいかなかったのである。指番号を34323から12121に変えた。来週までにはできるようになればよいのだが...ベストの指使い、そして角度、息継ぎ、ぼんやり弾いていてはいけないようだ。最後に次の曲、チャイコフスキーの<秋の歌>についての説明があった。
1月26日 最後の<ファを押さえての指の訓練>はレドレドミレミレソミソミレミレミ。さすがに最後の訓練。甘くはなかった。左手のミレミレが難しく、指にも手にも力が入っていた。部分練習でファを押さえてミレミレミレミレ...も速く弾けなかった。ミレミレがうまくできなかったのでファを押さえてレミレミレミレミ...と弾いて練習した。ミレミレと弾くのも大分楽になった。ベクトルの向きを変えてみたら絶対値が求めやすくなる場合があるのを思い出した。<ツェルニー32番>ホ長調のアルペジオの練習曲、これはもっともっと速く弾くべきものなので、3つのリズムパターンで弾けるようになるのが宿題となった。<ラルゴ>は録音準備が整っていて、いきなりMDに録音した。着地が乱暴で、あせって弾いているところがあって気にはなるが「まぁ、良いでしょう!」ということで<バッハのラルゴ>も終わりになった。自分の演奏に自信がもてる様になればあせることもなくなるのだと思う。まだまだである。<秋の歌>は先生のお気に入りの曲のひとつらしい。素晴らしい演奏を聴かせてもらった。