無言歌集の曲である。左手でそよそよと吹く5月の風を表現していて、甘くのどかな曲である。作品62−1のこの曲はシューマン夫人のクララに献呈された曲のひとつで1842〜1844年にかけての作品である。

無言歌:メンデルスゾーンが使い始めた言葉で、歌曲のような形式をもちながら、歌のないピアノ曲をいう。
     メンデルスゾーンの無言歌集は8巻からなり、48曲ある。

日本語 無言歌
独語 Lieder ohne Worte
英語 song without words

2003年                
7月30日
久しぶりに新しい曲、ブラームスのロマンツェでは和音,トリルで苦労したので、和音の少ないこの曲を選曲。譜読みがずいぶん楽である。
8月20日 「5月のそよかぜ」初めてのレッスン
音は右手で弾いても左手で弾いても良いそうである。
8月27日 家では譜読みが楽だと思っていたのに、先生の前ではゆとりがなくどこを弾いているのかわからなくなった。
9月3日 単に♯がひとつということで、ト長調のつもりで弾いていたが、ドの音が♯が多いところはロ短調に転調しているということ、そして、ヘ長調、イ短調、ハ長調、〜、となり、ト長調に戻っているということである。今まで7年間何を学んできたのだろう、勇気をもって先生を変えてもらってよかったと思う。
9月17日 先週はお休みだったので2週間ぶりのお稽古、きょうも充実した時間だった。右手でそよそよと風の音とメロディをいっしょに弾くところは手首を斜めにしてメロディがでるように弾く練習をしていただいた。井上直幸のピアノ奏法のビデオを見て、テクニック(タッチとペダリング)の勉強をしてくるようにとビデオを貸して下さった。ピアノ奏法の本は以前読んだことがあるが、ちんぷんかんぷんだった。ビデオなら視覚と聴覚が加わるから少しは理解できればいいが...
9月24日 ビデオを見たせいか手首を意識しすぎて、どうしてもそよそよという風の音をうまく入れられなかった。先生の予定ではきょうでこの曲はおしまいにしたかったらしい。わたしとしては急がないので、もうしばらくこの曲を練習したほうがいいのではと思う。
他に8小節のツェルニー、シュミット法指の訓練、そして新しい曲の譜読み、あっという間に時間が過ぎてしまった。
10月1日 とうとうこの曲も最後になってしまった。手首の回転、そして脱力のテクニックが身についていないのでずいぶん重い風の音で、5月という感じには遠い感じがする。まだまだ修業の身である。