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  1   『 岩根洞調査報告書 』
更新日時:
2004/08/30 
2003年夏に埼玉県寄居町の岩根洞(総延長約35m)においてTeam−Freedomがさらに奥へ続く新支洞を発見した。
 
はじめに (報告書から引用)
岩根洞の存在は古くから知られており、埼玉県文化財保護協会が発行した『埼玉の鍾乳洞』にも簡単ではあるが測図付きで紹介されている。記載されているデータでは洞穴の総延長は約35mで埼玉県内でも決して大きな洞穴とはいえない。しかしながら、洞穴の最奥部では人は通れないもの風の流れが存在しており、この洞穴のさらなる可能性を感じTeam−Freedomでディギング作業を行った結果2003年9月6日にその箇所を突破し、さらに奥に続く空間を発見した。
結果として総延長は100m以上に延び、数多くある埼玉県内の洞穴の中でも指折りの規模になったといえよう。 (※瀧谷洞、ケイ谷洞、石舟沢鍾乳洞はずばぬけて大きい)
同時に非常に保存状態の良い二次生成物が多く存在したことからも、本洞の価値を確認するとともに洞穴の保護と今後の調査の参考になることを願い、今回報告書の作成にいたったわけである。
 
測量データ
【総延長   136、7m】  【高低差   11m】  【BCRAグレード   5D】
 
残部がありますので購入希望者はTOP画面下のメールアドレスにメールをお送りください。
【報告書500円】 全14ページ / 測図(平面図、縦断面展開図) / 写真多数
 

  2   Super Fire SF−501  (LEDライト)
更新日時:
2004/08/30 
米国 ・ ラクシオンスター5W LED×1個を搭載した超強力ハンディライト。
5WのLEDは従来の日本製高照度白色LEDの50倍もの明るさを単体で発揮し、今現在出回っているハンディライトとしては最も高グレードである。頑丈な設計で生活防水などの機能もついているので、十分にケイビング時にも使用できる。ただしその際は重量や点灯時間などの問題からメインライト(サイドマウント)としてではなく、大光量の必要な場所やリギング時のアンカー探しなどで役立つと思われる。
 
< データ > @光源AサイズB重量C電池D点灯時間E設計F定価Gその他
@超高光度5.0W白色LED A約180×33mm B約200g(電池込み) CCR123Aリチウム電池×3
D連続点灯4時間 Eアルミ合金削り出し/日常生活防水 F定価¥15,000(電池、ストラップ、ケース付き)
G連続点灯時間は4時間であるがランタイムテストのデータから、実際に光量が一定の明るさを発生していられるのは2時間前後(気温などの外的状況に関係する)である。照射ムラはややあるものの気になるほどではなく、その範囲は狭すぎず広すぎずといったかんじである。

  3   自宅施設  (ホームボルダー兼SRT練習場)
更新日時:
2004/08/28 
自宅の敷地内にBouldering(ボルダリング)とCaving(ケイビング)兼用の練習場として、2002年にボルダー壁を施工し、2004年の1月にSRT練習のできるように単管パイプで増築工事をしました。
 
Bouldering
高さ約4m、幅約3mの壁でコンパネ6枚使用。下地には専用の分厚いマットをしいているので安全です。現在の傾斜約110度(自立式のため傾斜を変えられます)ホールドの感じからして中級者以上向けです。
 
Caving
ケイビングでのSRT(シングルロープテクニック)習得、研究のための訓練場。パイプを複数絡ませてあるので、さまざまなタイプの練習ができます。 (例 ロープワーク、アッセント、ディッセント、ホーリング、レスキュー...etc) ただ高さがあまりないのが弱点。

  4   洞窟撮影テクニック  (基本編)
更新日時:
2003/12/26 
1. まず洞窟撮影に必要な機材をそろえる。
最低限必要なものとして、カメラ本体、ストロボ、三脚など。カメラに関しては一眼レフタイプがより良いのだがマニュアル機能が付いていればデジカメでもとりあえずOK。ストロボにはガイドナンバー(GN)といってその多くがフィルム感度(ISO)100に対しての光量の目安が記されている。洞窟撮影では最低でもGN20以上がベストだろう。それと光に反応してワイヤレスで同調して光るスレーブ機能付きのものが良いが付属のユニットを取り付けることもできる。
2.設定をし実際に撮ってみる。
まず撮影する前にカメラの設定をするわけだが、ここでレンズの絞り値(F値)、ストロボ(フラッシュ)のGN、ストロボと被写体との距離、フィルム感度などが重要になってくる。絞りとは簡単にいうとカメラが受けとる光量を調節する機能のことで、その数字(F値)が小さいほど光を受け入れたりピントの合う範囲が絞られたりします。フィルム感度とは簡単にいうと数字が大きいほど明るくなります。これらの関係を数式で表すと次のようになります。
絞り値(F値) = ストロボのGN ÷ ストロボと被写体間の距離(図M)
ストロボのGN = 絞り値(F値) × ストロボと被写体間の距離(図M)
これらを設定し、その後撮影となります。ただし、例えば大ホールなどでの撮影時にF値が2やそれ以下になってしまい非常にピントの合う範囲が狭められてしまったり、光量がたらない場合などはフィルム感度を上げたり、ストロボを数回発光したり、多灯したりしますが、そのことについては応用編として紹介します。

  5   洞窟撮影テクニック  (応用編)
更新日時:
2003/12/26 
基本編に引き続き応用編では多灯やストロボの数回発光、フィルム感度増し時の最適露出の計算方法と、いくつかの撮影のシチュエーションを具体的に紹介します。
ストロボの数回発光時の実質的GN
使っているストロボのGNにルート発光回数(√A)をかけることによって実際のGNが求められます。つまりGN20のストロボを2回発光した場合は20×√2(1、4)=28でGN28となります。4回の場合は√4で2倍のGN40となります。
使用しているストロボのGN × √発光回数 = 実際のGN
フィルム感度(ISO)を増した時の実質的GN
ストロボのGNは一般にISO100を基準に設定されていて感度が200、400、800、1600と増えるとGNは1、4倍 2倍 2、8倍 4倍となっていきます。例えばGN20のストロボの場合は感度を400にすると実際のGNは40となります。
多灯時(異なるGNのストロボ)の実質的GN
これは異なるGNのストロボを一点に使用する場合でその実際のGNはそれぞれのGNの二乗の和の平方根となります。例えばGN20のストロボとGN28のストロボを使った場合、
(例) (20×20) + (28×28) = 400 + 784 = 1184
    √1184=34、4... よって実際のGNは約34となります。
 
〜 実際よく用いられる撮影のシチュエーション 〜
洞口付近で外光をいかして撮る。シャッタースピードを調節して撮るなどすると、雰囲気がでる。
通路などで奥行きをだすために複数ストロボを使い段階的に奥をてらす。
照明(ストロボ)を横など正面以外からあて立体感をだすようにする。
シャッタースピードを調節してランプなどの光を散らせる。こうすると暖色系の暖かさや闇とのバランスが良く出る。
ストロボを被写体人物が持ち、その光だけで前方を照らすなど、人の形が陰になったりもしいいのが撮れる。
大ホールなどで多くの人にストロボを持ってもらったり、広角レンズを使用したりしてホールの広大さをアピールする。
フラッシュガンといって非常に強力なガンを使っての撮影。とくに大ホールなど広い空間では威力を発揮します。
 
以上いくつかあげましたが、実際もっと数多くの撮り方など人によってもオリジナルな撮り方が数多く存在します。いろいろと試してみて自分が納得のいく写真がとれることに価値があると思います。 以上

  6   アセチレンライトとは?
更新日時:
2004/08/28 
アセチレンライト(カーバイトランプ)とは昔からケイビング時の必需品とされていたランプのことで、電気照明のライトが普及している今現在でも世界各国で愛用されている。その訳は電気照明に比べて大きな利点があるからだ。そしてそれはなんといっても光量と消費燃料の問題である。
アセチレンライトの炎は非常に強力な光を発生し、広範囲にムラなく拡散する。色は暖色系で写真撮影では暖かい風合いをかもしだしてくれる。もう一つは炭化カルシウム(カーバイト)を燃料にしているため電気照明より長時間の間、強力な光をだしつづけてくれる。
しかし、その逆に弱点もいくつかある。例えば、水に弱かったり、アセチレンガスを発生したり、容器(装置)がかさばるなどである。
フランスでは伝統的にアセチレンライトが使われているが、日本ではそれほどで電気照明を使用している人のほうが多い。その理由としては、アセチレンライトやカーバイト自体の取得がやや面倒であることと、最近LEDライトというものが非常に普及しておりこちらを主電球として使用されるのがマイナーとなっているからだと思う。しかしながらアセチレンライトの光量にはかなわない。
私自身アセチレンライトを使ったことがないので一般的なことしか書けないが、機会があったら使ってみたいものである。

  7   ケイビング用 電気照明について...
更新日時:
2004/08/28 
現在日本のケイビングでは電気照明が一般的となっている。その理由はアセチレンランプの章で説明しているように多くの利点があることと次々と新製品の開発が進んでいるため普及したと思われる。そしてここではケイビング用として電気照明に求められるもの、サイドマウントについて解説していく。
まず洞窟ならではとして泥、水、湿気、暗闇などがある。基本としてはこれらのことに対応できるもの(防汚、防水、対衝撃、)が最低条件である。その他に重量やバランス、狭洞部ではコンパクト性が重視される。また需要側の決め手としてはやはり光量が大きな問題だ。最近ではLED(発光ダイオード)が進化し1Wもの光量をもつものまで出てきている。日本のケイビングでは通常はLEDを、遠くを照らしたい場合はハロゲンなど切り替え式のものが多く使われている傾向がある。またライトの開発スピードは非常に速く次々と新製品が出ており今後が楽しみである。
次にケイビングではいつライトの故障が起こるか分からないため、必ずメインライトの他に緊急用のサブライトを必ず1つ以上持参します。人によってはヘルメットにサイドマウント(写真参照)したりします。この場合のメリットはメインライトが故障したとき瞬時に点灯できることです。同じ理由で首に掛けていくこともあります。ただサイドマウント(ペンライト)の弱点として光量と点灯時間がそれほど見込めないということです。それと多少横にでっぱるため狭洞部では邪魔になります。それとヘルメットのバランスが若干悪くなったりするのでサイドマウント用としては100g以下(電池込)のものをお勧めします。しかし結局のところケイビングのタイプに合わせて装備も臨機応変にすることが大切です。

  8   洞穴の危険について...
更新日時:
2004/08/28 
まずケイビングを行うにあたって、そのテクニックうんぬんよりも最初に理解しておかなければならないのが洞穴内での危険である。
単純に考えても分かるように洞穴内でのレスキューは困難を極める。もし遭難現場が洞口から何百メートルも離れていたり、あるいは人一人やっと入れる狭洞の向こう側だった場合には救出が絶望的となってしまうからだ。
遭難の原因としては気象変化(大雨による水没など..)や洞内環境(水流や薄着などによる低体温症など..)や本人の力量不足(ロープワークによる事故..)など、あげればきりがないのだが。そのなかでもケガの割合は少なくない。ちょっとした転倒でも下にとがった鍾乳石があったらと考えるとゾッとするし、複雑な地形の中では捻挫などにもなりやすい。しかし、これらは注意深く行動していればほとんど防げるものである。落石についても同じで、この足場は脆いとか予測することも大切である。
その他に竪穴ケイビングには必須なSRT(シングルロープテクニック)やワイヤーラダーの技術である。これらは何か一つ誤っただけでも生死が関係してくるだろう。よって確実な技術の習得が必要である。そのためケイビング団体では定期的に竪穴訓練を実施している。
それと事故が起きてしまった場合のレスキューの問題であるが、欧米では全国規模のレスキュー組織があり確立しているが、日本ではケイバー人口が少ないこともあってまだその分野は普及段階であり、さらなる進化が求められている。

  9   埼玉県寄居町 『 寄居ボルダー 』
更新日時:
2004/08/28 
1994年に埼玉県寄居町の荒川沿いに点在するボルダーに約50のプロブレムが設定され、対岸の2つの無名ボルダーも合わせると60近くになる。岩質は比較的しっかりしていて磨かれたものが多い。ベストシーズンは冬であろう。
グレードは全体的に易しいものがほとんどである。ちなみに個人的には下地の悪さとルート数からしてもあまりおすすめはできない。
Galleryにて写真あり。
 
ビッグボルダーの南面及び東面は川水で下地も悪く高さもあるため岩上部にボルトが打ち込まれている。(現在信頼できるような状態ではない)
川原のため雨のすぐ後は岩の周りが水溜りになって取り付けないことがある。
 

  10   『ラスト・ダイヴ』    著者/バーニー チョードゥリー
更新日時:
2004/08/15 
沈黙の世界に挑んだ父(クリス)と息子(クリシー)の栄光と突然起こる悲劇をつずったヒューマンドラマ。
ダイビングから始めた父子が洞窟に見せられケイブダイビング(洞窟潜水)、そして大深度をほこるレックダイビング(沈船潜水)へと自分たちの可能性を広げていく。そしてダイビングを通しての父と子の関係、人柄などもよく描かれている。
自らもベンズ(減圧症)から生還した著者が、ダイヴィングに魅せられ、そして海に消えた父子の悲劇を、哀惜を込めて描く。


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