RICOH FF-1s
ミノックス35のコピ-みたいな?
実に似ている。もちろんロシアンカメラのキエフ35ほどではないにせよ、レンズを沈胴式にして、蓋が閉まるということになれば、必然的にこの形にならざるを得ないのだろう。
このモデルの一つ前のモデルがリコ−FF−1である。
78年発売のFF-1は、電池切れの場合シャッター羽根が開かないまま切れる欠点があったらしい。
この問題を電子レリーズとすることで電池切れの際はカメラが動作しないように改めて、 電子回路を利用して、前面から赤LEDが目安として見えるセルフタイマーを追加したものである。 |
詳細は以下の通り(リコ−カメラライブラリ-より抜粋)。
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みのかんのFF−1s
このカメラは友人のN君より譲ってもらったものである。
8年程前、A時計カメラ店のショ−ケ−スの中に並んでいたもので、意識はしていたが、たしか15,000円位だったと思う。しばらくしてケ−スの中にそのカメラが無くなっているのに気が付いた。
ほどなくN君がそのカメラを使っているのを見て納得した。こういうカメラを買う人は当時ではかなりのカメラ好きしかいないからである。
それから8年後、つまり今年、N君にこのカメラの事を聞いたら売ってもいいということで手に入れたものである。
なかなか写りのいいカメラである。リコ−のレンズは失敗がないとよく言われるが、このレンズもなかなかの写りである。
こういうカメラはス−ツかなんかを着こなし、ネクタイを締めているような人が似合うのではないかと思う。ビジネスバックの中からさっと取り出し撮影し、カメラのカバ−をパタンと閉じて、バックの中にさっと入れる。かっこいいですね(笑)。