フジカ コンパクト35
コンパクトカメラの定番
実はこのフジカコンパクトを調べているうちに、はたと悩んでしまった。余りに数が多いからである。レンズは変わりはないがボディが一部変更なんてのがずいぶんとある。大きく分けると以下の通りである。
フジカコンパクト フジノン38mmF2.8付 セイコ−L(B、1/30〜1/120)
1967年10月発売、14,900円フジカコンパクトD フジノン45mmF1.8付 シチズンMXV(B、1〜1/500)
1968年6月発売、23,800円フジカコンパクトS フジノン38mmF2.5付 セイコ−LA(1/30〜1/250)、セルフ内臓
1969年7月発売、18,900円ニュ−フジカコンパクト フジノン38mmF2.8付 セイコ−LA(1/30〜1/250)
1969年9月発売、15,500円フジカライトコンパクト35 フジノン38mmF2.8付 セイコ−LA(1/30〜1/250)
1970年6月発売、18,500円フジカライトコンパクトS フジノン38mmF2.5付 セイコ−LA(1/30〜1/250)、セルフ内臓
1970年6月発売、19,900円フジカコンパクトデラックス フジノン45mmF1.8付 シチズンMXV(B、1〜1/500)
1970年6月発売、23,800円フジカコンパクト35 フジノン38mmF2.8付 セイコ−LA(1/30〜1/250)
1970年発売、18,800円、ストロボ用ホットシュ−追加
以上である。ちなみに僕の持っているのは初代のカメラである。もう1台は、ニュ−フジカコンパクトである。このあたりちょっとややこしいのであるが、仔細に見ると微妙に違っている。
共通しているのは採光式ブライトフレ−ム、プログラム式、SとDが連動距離計付、その他は目測式。Dのみがノブ直進繰り出し、その他は前玉回転式である。
みのかんのフジカコンパクト
一山いくらのカメラである。たしか一台500円くらいだと思う。ジャンク扱いで一部修理した覚えがある。3台あったが1台はセレンがジャンクだったのでレンズのみを使いLマウントの目測式のレンズに改造してしまった。
写りは非常にいい。どこか懐かしい写りをしてくれる。癖のないレンズという印象である。