「せんせぇ…、お願い…、俺に…浣腸して…、気持ちよくしてぇ…。」
夏侯覇は床にうつ伏せになって尻を突き出し、自ら肛門を晒しながら甘えたような声でお強請
りをしてみせた。
一方郭淮は、夏侯覇の後ろで薬液を詰め込んだ浣腸器を構えながら、さも楽しそうに彼の「お
強請り」に返事を返した。
「欲しいなら入れてあげますが…、貴方は浣腸で気持ち良くなるんですか? 普通の方はそん
な風にはなりませんよ。」
そう言われると、夏侯覇は顔を真っ赤にしながら震える声で答える。
「……ん。俺は…、普通じゃ、なくて……、変態マゾ…だから…。」
「ふふ…、正直で宜しい。では、御褒美をあげましょう。」
郭淮は夏侯覇の答えを聞くと満足気に笑い、浣腸器の嘴管を肛門に突き立てた。
「あっ…!」
冷たい薬液がじわじわと注入されると、夏侯覇の全身に鳥肌が立ち始める。
「あ…あぁ…、入ってくるぅ…v」
「(すっかり素直になって…、可愛らしい。)」
最初の呼び出しから一ヶ月余りが過ぎた今、夏侯覇はすっかり従順になっていた。
何故かというと、つい最近彼は名実ともに郭淮の恋人という立場になったからだ。
「(まさか、夏侯覇殿から告白されるとは思ってもいなかった…。)」
郭淮は内筒をゆっくりと押し込みながら、その時の事を思い出し始めた。
『ねぇ…。俺…、先生の事…、大好きだよ…。先生は…? …俺の事、好き…?』
ずっと思いを寄せていた相手に涙ながらにそう言われて、間違っても「嫌いだ」などという返事
をするはずがない。
郭淮は『私も、貴方の事が好きです。』と返し、抱きついてきた夏侯覇の身体を抱き返しなが
ら、そのまま全てを打ち明けた。
事あるごとに呼び出して叱っていたのは少しでも顔を見ていたかったからだという事や、夏侯
覇をものにするために快楽を教え込んで自分から離れられないようにするつもりだった事など
を洗いざらい喋ったのだ。
それでも夏侯覇は郭淮を軽蔑するような事はせず、『俺の気持ち、変わらないよ。』と微笑んで
いつも通りの行為を求めた。
…その後二人は更に激しくお互いを求めるようになっていき、今に至るというわけだ。
「あぁん…っ! いい…、浣腸…気持ちいいよぉっ…!!」
夏侯覇のその声で現実に引き戻され、郭淮は慌てて手元を見る。
薬液がもう残り少なくなっているのを確認すると、内筒を一気に押して中身を全て夏侯覇の中
に注ぎ込んだ。
「あひぃ…!!」
硝子同士がぶつかる音が響くと、夏侯覇は背筋を突っ張らせながら大きく体を震わせ、ガクン
と頽れた。
「ふぁ…、せんせぇ……」
「…さぁ、夏侯覇殿、こちらに。」
椅子に座った郭淮が自分の股間を指さすと、夏侯覇は四つん這いのまま郭淮の元まで這って
いき、当然のようにズボンと下着をずらして肉棒を取り出した。
「えへへ…、いただきますv」
夏侯覇はそれだけ言うと、肉棒の先端を咥えて鈴口の辺りを嘗め回し始めた。
暫くそうした後徐々に舌を下ろしていき、くびれの部分の汚れを刮ぎ落とすように動かす。
「ん…、んんっ…。」
「…その調子です。だいぶ上手くなりましたね。」
そう言われ頭を撫でられると、夏侯覇ははにかんだように笑い、肉棒を更に奥まで呑み込んで
いく。
「んん…、んぅっ……」
陰嚢の方も指で刺激しつつ、裏筋に舌を這わせながら頭を揺り動かす。
肉棒がドクドクと脈打ち始めると、夏侯覇は嬉しそうに笑いながら動きを速めたが、その動き
は郭淮によって制止されてしまった。
「夏侯覇殿、もう良いですよ。」
「っ…、ふぁ…?」
夏侯覇は郭淮の気に障る事をしてしまったのだと思ったらしく、恐る恐る視線を上に向ける。
郭淮はそんな夏侯覇を安心させるように微笑むと、再び彼の頭を撫でた。
「…そろそろ、下のお口に欲しいんじゃないですか?」
そう言われると、夏侯覇はぱぁっと顔を輝かせ、自らうつ伏せになり尻を突き出してみせた。
「先生の…おチ●ポで…、お尻に…、栓をして…下さい……」
艶っぽい声で口上が述べられると、郭淮は満足げに笑い、薬液の刺激でヒクヒクと蠢く肛門に
肉棒を押し当てた。
「うぁ…、あぁっ…!!」
先端が唾液と薬液の滑りを借りて腸内に進入すると、夏侯覇は艶めかしい吐息を漏らした。
必死に排泄を堪えているそこは肉棒に強く絡みつき、郭淮に脳が痺れそうな程の快感を送り
込む。
「うぅ……、これは凄い…。」
肉棒を根元まで潜り込ませ、内部を掻き回すように小刻みに抽送を始める。
「ひぁ…っ…、お、お腹が……」
「苦しいですか? …でも、それが気持ち良いのでしょう?」
「あ…うぅ…、お腹…痛いの…、気持ちいい…っ!」
浣腸による苦痛をほぼ全て快感に昇華し、更にそれを素直に口にする夏侯覇の様子に、郭淮
は笑みが零れるのを抑えられなかった。
「…ふふ。貴方は可愛いです、本当に…。」
郭淮はそう言うと、夏侯覇の身体に腕を回して反転させる。
だらしなく快楽に蕩けている表情や反応している局部を見つめられ、夏侯覇は恥ずかしそうに
身を捩る。
「ぁ…、やだぁ……」
そんな仕草に愛おしさを感じて唇を塞ぐと、夏侯覇は自ら舌を出して郭淮の舌を絡め取った。
大量に薬液を詰め込まれた挙げ句、肉棒で栓をされるという異常な行為をされているにも関わ
らず、彼は心底幸せそうな表情を浮かべ、性器の先端から多量の液を滴らせていた。
「ん…、んぅっ…、はぁ……、せんせぇ…v」
一旦解放した唇を再び塞いで貪ると、腸内が催促するようにキュッと締まる。
それに応えるように肉棒が動き始めると、夏侯覇は郭淮の背中に腕を回し、腰の辺りに脚を
絡ませて身体を密着させた。
「ん…っ、ぷは……、せんせぇ…、もっと…お尻ズボズボしてぇ…v」
「ふふっ…、分かりました。では、しっかり掴まっていて下さい。」
卑猥な抽送音を響かせながら肉棒が出入りすると、不意にごろごろと腹の鳴る音が響いた。
「う…うぅっ…!!」
夏侯覇は必死に郭淮にしがみつき、その排泄感をやり過ごそうとしている。
その切羽詰まった様子を見て心配になったのか、郭淮は動きを止めて夏侯覇に問い掛ける。
「…夏侯覇殿、先に出しますか?」
「い…、いやいやいや…、先生が…、満足してからで…いいよ…。それに…、俺……」
…浣腸我慢するの好きだから。と耳元で言われると、郭淮は納得したというように笑みを浮か
べた。
「ふふ…、それもそうでしたね。では遠慮なく。」
激しい便意を押さえ込もうとしてますますきつく締まる腸内を、肉棒が容赦なく擦り上げる。
「あぁっ…!! 凄いぃ…、お腹…、掻き回されるぅ…!!」
抽送の刺激で更に排泄欲が高まったのか、夏侯覇の腕に力がこもり、内部も忙しなくヒクつき
ながら肉棒を締め付ける。
「んぁっ…、せ、せんせぇ…、もう、俺っ……」
夏侯覇の絶頂が近い事を悟ると、郭淮は肉棒を激しく抜き差しして彼を追い込んでいく。
「ひあぁ…っ!! らめぇ…、そんな…、激し…っ…、あ…ああぁっ!!」
「くっ…!」
郭淮が腸内で射精欲を解放したのとほぼ同時に、夏侯覇が感極まった嬌声を上げた。
ドクドクと精が迸る度に夏侯覇の身体に痙攣が走り、強い快感を覚えている事を示していた。
「ひうぅ…、チ●ポ汁ぅ…、いっぱい…v」
内部に全てを出し切ると、郭淮は夏侯覇の臀部をポンポンと軽く叩いた。
「んぁ……?」
「…夏侯覇殿。今から抜きますが、もう少しだけ我慢していて下さい。」
その言葉を聞くと、夏侯覇は下腹部に力を込め、引き抜かれていく肉棒を締め付けるようにし
ながら懸命に崩壊を食い止めようとする。
「う…、うぅっ……」
肉棒が完全に抜き取られると、褐色に染まった液体と白濁液が混ざった物が少しだけ漏れ出
したが、すぐさま肛門がグッと引き締められそれ以上の流出を防いだ。
「ふふ…、よく漏らしませんでしたね。偉いです。」
「で、でも、せんせぇ…、これ以上…は…、無理…だよぉ…!」
夏侯覇が辛そうに声を震わせて訴えると、郭淮は手早く盥を手繰り寄せた。
すると夏侯覇は、当たり前のようにその盥に跨り、自ら尻たぶを広げヒクヒクと痙攣する肛門を
晒してみせた。
「んんっ……、せんせぇ…、出す…から…、見ててね…。」
「えぇ、勿論。ちゃんと見ていますよ。」
郭淮がその台詞を言い終わるのとほぼ同時に薬液がビュッと漏れ出し、排泄物が盥に叩き付
けられた。
「あ…あぁっ…、出てるぅ…! 恥ずかしい…のにぃ…、気持ちいいよぉ…!!」
「ふふ…、本当にイヤらしいですねぇ、夏侯覇殿は。」
「い…やぁ…、言わないでぇ…! あ…うぅ…、まだ出るぅ…っ!」
先程熱を吐き出したばかりの身体が排泄行為によって再び熱を持っていくのを感じながら、夏
侯覇は恍惚とした表情を浮かべていた。





大好きな覇ニーと恋人同士になれたよ! やったね郭淮先生! というお話でしたー。

戻る