「姜維…、もう我慢出来ないよぅ…、チ●ポ…入れて欲しい…!」
姜維はその哀願に応える事なく、不機嫌そうな表情のまま目の前に晒された肛門を指だけで
弄び続ける。
そこは既に充分解れていて、肉棒の挿入を今か今かと待ち構え指を締め付けていた。
「姜維…、お願い…、チ●ポ欲しいのぉ…!」
「駄目ですよ、もう少し我慢して下さい。」
夏侯覇の甘えるような声に絆される事もなく、姜維はキッパリとそう言い放った。
「あうぅ…、何で…! …どうしたら、入れてくれるんだよぉ……」
「…私の質問に答えて頂ければ、入れてあげますよ。」
「ふぇ…? な、何……?」
夏侯覇が怪訝な表情で振り返ると、姜維は真剣な顔になって問い掛けた。
「…郭淮殿は妙に貴方の事を気にしていましたが、どのような関係なのですか。」
「え…? 何で、そんな事聞くんだよ…?」
「いいから、答えて下さい。」
姜維はそう言いながら、夏侯覇の敏感な部分をグイッと抉る。
「ひぃんっ…!!」
絶頂の寸前まで追いつめておいて、今度は感じる場所をわざと外して指を動かす。
「さぁ、早く。」
「ぁ…、うぅ……」
そのもどかしさに耐えきれず、夏侯覇は姜維に促されるまま声を絞り出した。
「…関係って、言われても…、父さんの部下ってだけだよ…。それに…、郭淮はたぶん俺の
事、嫌いだし…。」
「そうなのですか? …たぶん、というのは?」
「…郭淮は、昔から俺が泣くまで怒ったりするし…。それで、俺が泣いたら満足そうな顔して帰
ってくし…。きっと、俺の事が嫌いだから……」
そこまで聞いた所で、姜維の整った眉がピクッと吊り上がった。
…郭淮が何故そのような事をしていたのか分かったと同時に、怒りを感じたからだ。
「(彼奴め…! きっと、夏侯覇殿を泣かせて興奮していたに違いない…!)」
幸いにも性的な行為をされた事は無かったようだが、一歩間違えば犯されていたかも知れな
いと思うと、姜維の心の中にふつふつと憎悪が湧いてくる。
「…あ、あのさ、姜維……、もしかして…なんだけど……、嫉妬してくれてるの?」
反対に質問を返され、しかもそれが図星だったようで、姜維はぴたりと動きを止めてしまう。
「…っ、そ、それは…、その……」
姜維にしては珍しく動揺していたため、夏侯覇の予想はすぐに確信に変わった。
「あはは…、やっぱりそうだったんだ…。大丈夫だよ、姜維。…俺のご主人様は、姜維だけだ
から。」
夏侯覇が微笑みながらそう言うと、姜維は暫く黙った後大きく息を吐いて笑みを返した。
「…ふぅ。まったく、貴方には勝てませんよ。…しかし先程の台詞、郭淮殿が聞いたら卒倒しそ
うですね。」
「…何で? 郭淮は俺の事嫌いだから、何とも思わないんじゃないかな。」
「(…郭淮殿の気持ちには全く気付いていないようですね…。まぁ、今からの事を考えればその
方が好都合ですが。)」
姜維が動きを止めたままそんな事を考えていると、夏侯覇は何かを求めるように腰をもじもじ
と動かした。
「姜維……」
「っと…、すみません。では、正直に答えて下さった事ですし、お望み通りに…。」
指が抜かれて代わりに肉棒が押し付けられると、夏侯覇の身体が期待に震える。
「あ……、姜維のチ●ポ…っv」
そのまま一気に奥まで突き込むと、夏侯覇は背筋を仰け反らせながら嬌声を上げた。
「んっ…、ああぁ…っ!!」
「ふふっ…、可愛い…。」
姜維は乱れる夏侯覇の姿を満足げに見つめながら、次は郭淮にどんな場面を見せつけてや
ろうかと考えていた。





1枚目と同じ日の夜のお話。郭淮さんに嫉妬する姜維さんを書きたかった。
郭淮さんは覇ニーを泣かせて興奮する変態(S)だというのがウチの設定です!
で、姜維さんもSだから、郭淮さんの気持ちが分かっちゃう部分もあって複雑っていうねw

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