「あっ、お客さん! 焦らないで下さいよ、俺は逃げませんから。」
性急に飛びかかってきた客の男に対し、夏侯覇はやんわりと制止するように手を翳す。
「でも俺…、店員さんとヤリたくて昨日からムラムラしっぱなしだったんだよぉ〜!」
「それは嬉しいですけど…、乱暴にはしないで下さいね?」
そう言うと夏侯覇は、自らの両手を尻たぶに添え、目の前の男に見せつけるように広げた。
「お…、相変わらず凄い毛だねぇ。」
「うぅ…、お客さんっ! いつもそう言って俺のことからかって…、もうっ!!」
夏侯覇は顔を真っ赤にしながら、拗ねたようにそっぽを向いてしまう。
「あはは、ごめんごめん、毛のこと気にしてる店員さんが可愛くてさ。」
男はばつが悪そうに謝ると、カウンター横に置いてあったローションを手に取った。
すると夏侯覇は、いつまでも拗ねているわけにはいかないとばかりに男の方へ向き直り、行為
をするために必要な質問を投げかける。
「あ、今日はどうします? ゴムは?」
「今日はゴムいらないよ、生でヤらせてくれ。」
「分かりました!」
夏侯覇は満面の笑みを浮かべ、男がローションを肉棒に塗りたくる様子を見ながら、今か今か
と挿入を待ち構えている。
「よし、じゃあ入れるぜ。」
「はいっ!」
了承の返事を聞くと、男は自分のモノを肛門に宛い、ゆっくりと沈めていった。
「あぁ…っ!」
そこは既に何人もの男が出入りしていたためか、何の抵抗もなく肉棒を咥え込んだ。
「んっ…! 凄い…、相変わらず、大きいですね…。」
この日一番の太さの肉棒に、夏侯覇は思わず舌なめずりをする。
男の方も一物には自信があるらしく、腰を動かしながら得意げに笑っている。
「へへっ…、気持ちよくしてやるぜ、店員さんv」
「はい、お願いします…、っ…、あんっ…!」
太い肉棒が根元まで埋め込まれると、夏侯覇は心地よさそうに体を震わせた。
腸内は何度も脈打つように蠢き、入れられたモノをギュッと包み込んでいる。
男が腰を前後に振って抽送すると、肉棒の感触を味わうように粘膜が収縮し始める。
「あうぅ…、大きいよぉ…、俺の中…いっぱいになってるぅ…!」
「うっ…、すげぇ良い具合だぜ、店員さん…っ!」
男は我慢できないとばかりに、激しく腰を動かし始める。
太いモノで中を思い切り擦られ、夏侯覇は嬌声の混じった悲鳴を上げた。
「ひあぁ…っ! だ、だめです…、そんな、んぁ…っ!!」
「…ごめん、店員さん! 止められねぇ!」
男は腰をぐいぐいと押し付けるように動かし、夏侯覇の身体の奥まで蹂躙していく。
奥を何度も突くと、腸内が肉棒を強く包み込み、抜こうとしても抜けない位に吸い付く。
「んぅ…っ、だめぇ…、こんな…、あぁんっ…、激しすぎるぅ…!」
そう言いつつも夏侯覇は嬉しそうな笑みを浮かべ、口の端から涎を垂らしながら悦んでいた。
すると、その様子を見ていた周りの客達が、各々自分のモノを取り出して扱き始めた。
「くそっ…、こんなもの見せられてじっとしていられるかってんだ!」
「全くだぜ! 店員さんエロすぎる…っ!」
そんな光景を見ても夏侯覇は全く動じず、それどころかますます嬉しそうな表情を浮かべるだ
けだった。
「んんっ…、見てオナニーするだけなら…、タダですからぁ…、あぁ…ん…v」
夏侯覇はそう言うと、再び自分の中を擦り上げるモノに意識を集中した。
自らもゆるゆると尻を動かし、男の動きに合わせるようにしている。
肉棒が奥まで押し込まれる度、それに呼応するかのように夏侯覇の口から喘ぎ声が漏れる。
「あんっ、そ、そこ…、ひうぅ…、んっく…、あぁ……」
夏侯覇のモノの先端からは透明な液が滲み出ていて、その喘ぎが演技では無い事を証明して
いた。
「…やっぱあんた最高だぜ、店員さん。」
「あ…あぁっ…、う、嬉しいですぅ…、んぅ…、ふあぁ……」
夏侯覇はひたすら快楽を求め、肉棒を締め付けながら強請るように尻を揺する。
「それじゃあ、そろそろ出すぜ…。」
「は、はい…ッ! 中に…、いっぱい出して下さい…!!」
男は夏侯覇の太股に手を添えると、射精をするために大きく腰を動かし始めた。
その貪るような激しい動きには耐えられず、夏侯覇も体を震わせながら上り詰めていく。
「んひぃ…っ! もっと…、っ…、もっと…して下さい…、ああっ…、貴方のチ●ポで…イかせて
下さいっ…!!」
「よし…分かったぜ…! うっ…、出すぞ…っ!!」
男は腰を押し付けるようにして自分のモノを奥まで突き入れ、そこにめがけて精を解き放った。
「あ…ぁっ…、い、イクぅ…、中に…出されて…、イクうぅ…っ!!」
夏侯覇は腸内に熱い飛沫を受けたのとほぼ同時に、身体を小刻みに痙攣させながら達した。
総身を震わせながら、腸内をグッと締め付けて肉棒から精を絞り取るような動きを繰り返して
いる。
「うぉっ…! すげえ…締まるっ…!」
男は自分のモノを締め付けてくる粘膜の感覚に酔いしれながら、最後の一滴まで絞り出した。
「っく…、ふぅ……、良かったぜ。ありがとな、店員さん。」
「ぁ…、えへへ…、俺も、気持ちよかったですぅ…v」
全部出し切った男が肉棒を抜いて離れると、他の客達が待ち構えていたかのように夏侯覇に
向かって精を放った。
白く濁った液が、夏侯覇の顔や服に飛び散りカウンターの上も汚していった。
「ふあぁ……、こんなに…いっぱい…、嬉しい…v」
夏侯覇は嬉しそうに笑いながら精液を受け止め、恍惚とした表情で宙を見つめていた。
…そんな夏侯覇を遠くから値踏みするように見ていた人物がいた事に、その場にいた客も店
員も誰も気付いていなかった。
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