※かなり調教が進んでいる感じの夏侯覇のお話です。鍾会も少し絡んできます。
これも夏侯覇より先に鍾会が姜維に懐いている、時系列がちょっと変な話です。
乳首ピアスを施す描写がありますので、苦手な方は気を付けて下さい。



「姜維……」
扉を叩く音が聞こえると、姜維は自ら扉を開けて夏侯覇を中に招き入れた。
「お待ちしていました。…こちらに来て下さい。」
フラフラと危なげな足取りで歩く夏侯覇を軽く支えながら、寝台の上にその身体を横たえた。
「…では、早速見せていただきましょうか。」
「うぅ……、恥ずかしい…」
夏侯覇は顔を真っ赤にしながら、姜維に背を向けるようにして尻を突き出し、おずおずと着物
の裾を捲り上げた。
すると、本来慎ましく窄まっている部分に、それをこじ開けるように玩具がねじ込まれている様
子が姜維の眼前に晒された。
それは数日前姜維が夏侯覇に贈った、男性器を模した玩具だった。
「言われた通りに…、今日一日中入れっぱなしにしてたら…、辛くて……」
「ふふっ、でもちゃんと我慢していたんですね。」
持ち手の部分を軽く押すようにして刺激すると、夏侯覇の身体がそれに合わせて震える。
どうやら、一日中入れていたというのは嘘ではないようだ。
「っ…、うぁ…っ…!」
「だいぶ敏感になっていますね。」
そのまま持ち手を掴んで、絶頂させないぎりぎりの強さで出し入れを繰り返す。
玩具の凸凹が腸内を擦るたび、夏侯覇は体を震わせて喘ぎを漏らした。
「ひぁっ…! や、やだ…、姜維…、あっ…!!」
「…何ですか?」
「こんな…玩具じゃ…、やだ…! 俺…、姜維のチ●ポで…イキたい…!」
「…それなら、少し待って下さい。」
姜維は一旦玩具から手を離すと、寝台の横の引き出しを漁り始めた。
暫くすると、不安そうに後ろの様子を伺っていた夏侯覇の眼前に縄が突き付けられた。
「これで手を縛るので、じっとしていて下さい。」
「え…っ!? そ、そんな事しなくても…、俺、逃げたりしないのに……」
「まぁまぁ、良いじゃないですか。」
姜維は不満げな夏侯覇を適当に宥めながら、手を後ろに回させてそのまま縄で縛ると、その
上に覆い被さった。
「では、お望み通りに……」
その時、不意に扉を叩く音が聞こえ、夏侯覇の身体がビクッと震えた。
「っ…!?」
「(…何だ? こんな時間に…。)」
返事をせずに暫く待っていると、再び扉を叩く音がして、聞き覚えのある声が姜維を呼んだ。
「伯約…!」
その声を聞いた途端、今まで不機嫌そうに扉を睨んでいた姜維の表情が何かを企むような笑
みに変わった。
「(鍾会殿でしたか…、そういえば、最近相手をしていませんでしたねぇ。)」
ここ最近姜維は夏侯覇に付きっきりだったため、その間相手をしてもらえなかった鍾会が我慢
出来ず訪ねてきたのだ。
「伯約…っ! どうして、来てくれないんだ…! 私…、ずっと待っているのに…!!」
今にも泣き出しそうな声を発しながら思い切り扉を開け放ち中へ駆け込んだ鍾会だったが、中
の様子を目にした途端、その場に固まってしまった。
「え……?」
「すみません鍾会殿。最近忙しかったもので。」
茫然と立ち尽くす鍾会に対し、姜維は平然とした口調で話しかけた。
鍾会は唖然として言葉も出ない様子だったが、寝台の上にいるのが夏侯覇だと分かると、憎
悪の表情を浮かべて鋭く叫んだ。
「…夏侯覇っ!? き、貴様…、伯約から離れろっ!!」
「待って下さい、鍾会殿。…そういう訳にはいきません。これは、私が好きでやっている事です
から。」
姜維がそう言うと、鍾会は怯えたような表情になり、震えながら2人を交互に見やる。
「何…言ってるんだ、伯約……、っ…!! まさか…!」
「さすが、鍾会殿は理解が早くて助かります。…お察しの通り、夏侯覇殿にも私の奴隷になって
もらいました。」
「そんな…、伯約……」
鍾会は姜維の言葉を聞いて、その場にへたり込んでしまった。
一方夏侯覇はというと、先程から何も言えず隠れるように敷布に顔を埋めている。
だが、姜維はそんな2人の様子も気にする事なく、笑みを浮かべながら夏侯覇の手を引っ張っ
て体を起こさせた。
「っ…、姜維…!? 何…っ……」
「折角ですから、鍾会殿に見ていてもらいましょう。」
それだけ告げると、姜維は寝台に腰掛けて膝の上に夏侯覇を座らせ、鍾会の方に向かって両
足を大きく開かせる。
「や、やだ…! 姜維っ!!」
夏侯覇は何とか逃れようと藻掻くが、両手を拘束されているため簡単に押さえ込まれてしまう。
「あははっ…、手を縛っておいて良かった。」
思わぬ所で手を縛ったことが役に立ち、姜維は思わず声を出して笑った。
そんな姜維とは対照的に、夏侯覇は恥辱からか目に涙を浮かべていた。
「やだ…、こんな…、見られるなんて…っ!」
「夏侯覇殿、言う事を聞いて下さらないなら、私のモノは入れてあげませんよ。…鍾会殿もちゃ
んとこちらを見て下さい。」
ずっと俯いていた鍾会が顔を上げると、姜維はその目を見据えて命令を下す。
「夏侯覇殿の身体がどんな風になっているか、言ってみて下さい。」
「な…っ!? そ、そんな……」
鍾会は慌てて目を逸らすが、姜維に諭すように名前を呼ばれると、それに逆らえず恐る恐る視
線を戻した。
「ほら、この辺りがどうなっているのか言って下さい。」
そう言いながら、姜維は夏侯覇の中に入ったままになっていた玩具に手を掛ける。
それをグリグリと円を描くように動かすと、夏侯覇の身体は嬉しそうに震えた。
「あ…っ、んんっ…!」
鍾会はそれを見ながら、悔しそうに唇を噛み締めていた。
その嫉妬心からか、鍾会は思わずといった調子で夏侯覇を辱める台詞を口にした。
「…こんなに毛深いのは見たことがないな。穴の周りまで生えてるなんて、正直驚いた。」
「っ……!」
「あはは…! 最初にそれを言うとは、鍾会殿はさすがですね。」
一番聞きたかったことを鍾会が口にしたからか、姜維は満足げに笑った。
「お尻の毛はわざとそのままにしてもらっているんです。折角ですからね。」
姜維はそう言って玩具を引き抜くと、その毛が見えやすいように尻たぶを手で広げてみせた。
「うぅ……、恥ずかしい…っ……」
その様子を鍾会がまじまじと見つめたのを確認すると、姜維はその拡げた肛門に自分のモノ
を宛った。
「あっ…!」
夏侯覇には勿論見られる恥辱もあるが、一日中焦らされていたも同然の身体では抵抗する事
も出来なかった。
一方、鍾会はその様子を複雑そうな表情で見つめていた。
「嫌だ…、伯約…っ! 伯約のは…、私の……」
「鍾会殿はまだそこで見ていて下さい。…いいですね?」
少し怒気を含んだ声でそう言われ、鍾会は悔しげに夏侯覇を睨みながら押し黙った。
姜維はそんな鍾会を満足そうに眺めると、夏侯覇に視線を移す。
「…それでは入れますね。鍾会殿、しっかり見ていて下さい。」
「ぁ…、伯約…っ!!」
声に抑えきれない嫉妬を滲ませる鍾会に見せつけるように、姜維は夏侯覇の中に自分のモノ
を埋め込んでいった。
「んっ…く……、うぅ……」
「…どうしました? いつものように大きな声を出して良いんですよ?」
鍾会の視線が気になって大っぴらに喘ぎ声を出せないのか、夏侯覇はぶんぶんと頭を振って
喘ぎを抑えている。
しかし、一気に奥まで貫かれると、たまらず身体を仰け反らせて叫んでしまう。
「ひあぁ…っ!!」
「我慢は身体に毒ですよ? 夏侯覇殿。」
散々焦らされた上、他人の視線に晒され身体が昂っているのだろうか、括約筋がいつも以上
に肉棒を締め上げる。
腸壁も待ち構えていたかのようにネットリと絡みつき、肉棒に吸い付いていく。
「動かしますよ。」
「あぁっ……、来て…、姜維…っ…、うあぁ…っ!」
夏侯覇が急かすような言葉を発すると、姜維は鍾会に見せつけるように尻たぶを広げたまま
抽送を始める。
肉棒が抜き差しされるその光景を見ながら、鍾会はもじもじと太股を摺り合わせていた。
「あ…、あんなに…、拡がって……」
「ふあぁ…、姜維…っ、だめぇ…、すぐイッちゃうよぉ…!」
「…まったく、2人ともいやらしいですねぇ。」
姜維はニヤニヤと笑いながらそう呟くと、突然抽送を止めてしまった。
「え…っ!? 何で…、姜維…っ!!」
「まだイかせてあげません。」
「そ、そんな…、俺…もう…、おかしくなる…ぅ……」
夏侯覇は目に涙を浮かべながら、自分から腰を揺すっている。
このまま焦らされ続けたら本当に狂ってしまうとでも言いたげだ。
「…改めて確認しますが、夏侯覇殿は私の性奴隷になることに異存はありませんね?」
「勿論だ…! 俺…、姜維のこと…大好きだから、何でもするっ…!」
「…分かりました。では、貴方は私の物という事で宜しいですね。…証人もいますから、もう戻
れませんよ。…ね?」
「……っ」
そのやりとりを複雑な表情で見ていた鍾会に、姜維が同意を求めるように視線を向ける。
鍾会は少し戸惑ったが、彼に逆らうことは出来ず、目を伏せながら頷いた。
「では、鍾会殿も納得したみたいですので、最後の仕上げといきましょうか。」
すると姜維は、片方の手で夏侯覇の身体を支えるようにしながら胸の突起を抓み、もう片方の
手で懐を探り何かを取り出す。
そして、その取り出した物をツンと尖っている胸の突起に近づけた。
「…? 姜維、何だそれ…?」
「あぁ、これですか? これはピアスの穴を開ける道具ですよ。貴方に贈り物をしたいので。」
さらりと告げられ、一瞬理解が追いつかなかったのか、夏侯覇は怪訝な顔をして後ろを振り返
った。
「え…? それ…、どういう……」
「分かりやすく言えば、乳首に穴をあけて飾りを付けるという事ですよ。」
姜維がその目を見ながらキッパリと言うと、夏侯覇はようやく言われたことの意味を理解できた
ようだ。
「な…っ!? い、嫌だ…! そんな所に付けるなんて…ッ!!」
「っ…、伯約ッ!! そんな…、そんなの嫌だ!! 嫌だ嫌だ、やめてくれ…っ!!」
夏侯覇につられて、それまで項垂れていた鍾会も何かに怯えるように叫んだ。
しかし、2人のそんな声にも姜維は全く取り合わない。
「どうしたのですか、鍾会殿まで。…それより夏侯覇殿、先程何でもすると言いましたよね?」
「っ……、で、でも……、そんな…、痛いの…は…、やだ…っ……」
夏侯覇はその大きな瞳に涙を溜めながら、必死に声を絞り出した。
それに続いて、鍾会も震える声で姜維に訴える。
「…夏侯覇だって、嫌がってるじゃないか…!! だから…、止めてやってくれ…! それだけ
は…、」
そんな鍾会の哀願の言葉を途中で遮るかのように、姜維はぴしゃりと言い放った。
「鍾会殿、貴方は夏侯覇殿に嫉妬しているから止めさせたいだけでしょう。そんなに“仲間”が
増えるのが嫌ですか?」
「…っ!!」
姜維に強い口調で言われ、鍾会は思わず胸の辺りを着物の上から押さえた。
そこには、今まさに姜維が夏侯覇に付けようとしている物と同じ飾りがすでに付いていた。
盲目的に姜維を愛している鍾会にとっては、姜維の所有物になった証である飾りを別の人間
に、しかも目の前で付けられる事が我慢ならなかったのだろう。
「でも、私はやめるつもりはありませんから。…あ、夏侯覇殿、動くと余計な怪我をしますよ。暴
れなければすぐに終わりますから。」
そう言うと姜維は、夏侯覇の胸の突起を器具で挟み込み、躊躇うことなく持ち手を握り込んだ。
がちゃっ…と音がすると、間髪入れず夏侯覇の悲鳴が部屋中に響いた。
「うああぁっ!! い、痛い! 痛いっ!!」
鍾会はそんな光景に耐えられないとばかりに、目をギュッと瞑り耳を塞いで縮こまっていた。
一方、姜維はその悲鳴を心地よさそうに聞きながら、開けた穴に飾りを施していく。
そして、もう片方にも器具を押し当てて穴を開け、同じように飾りを通した。
「……っく…、ひっ…く……、痛…い…、痛い…よ…、姜維…っ……」
「大丈夫、もう終わりましたよ。…すみません、とても痛かったでしょうが…どうしても貴方にこれ
をプレゼントしたかったのです。」
姜維はにこっと笑うと、大粒の涙を零しながら嗚咽を漏らす夏侯覇を宥めるように頭を撫でた。
「…では、そろそろイかせてあげますね。」
夏侯覇の腰を手で支え、ずっと入れたままになっていた肉棒で奥を突くと、それに反応して身
体が痙攣する。
胸の突起にはまだ強い痛みがあるのだろうが、焦らされ続けた粘膜の方は快感を感じてしまう
ようだ。
「ぁ…! うぅ……、それ…だめぇ…、姜維……」
制止する言葉に構わず、姜維は夏侯覇の中を更に擦り上げる。
腸内の感じる場所を執拗に抉られ続け、痛みより快感が強くなったのか、嗚咽が少しずつ嬌
声に変わっていった。
「ひっく…、ぐす…っ……、ぁ…、ああぁ…っ、そこ…は…、ひぃっ…!」
「っ…、相変わらず凄い締め付けですね…。」
その締め付け具合で絶頂が近い事を悟ると、姜維は手加減抜きで夏侯覇の中を突き上げ始
める。
「んひぃっ…!! ふ、深い…っ…、チ●ポ凄いっ…!」
抽送の度に寝台がぎしぎしと軋み、その激しさを物語っている。
いつの間にか、震えて縮こまっていた鍾会も顔を上げてその光景に見入っていた。
「(す、凄い…、あんなに…激しく……)」
「あぁんっ…、凄いぃ…、奥…っ…、気持ち良い…っ!!」
再びどっぷりと快感に浸かってしまった夏侯覇は、鍾会の視線も気にせず浅ましいお強請りを
口にする。
「姜維…っ、中…に…、んぁっ…、中に出してぇ…!」
「ふふっ…。そうですか、それでは遠慮なく。」
夏侯覇の身体を激しく揺さぶり、痛いほどに締め付ける内部を蹂躙していく。
射精欲が限界まで達した瞬間、姜維は自分のモノを根元まで埋め込み、そのまま精を放った。
「……っ!」
「ぃ…、イクぅ…! あ、ああぁ…っ!!」
夏侯覇が浅ましく絶頂を味わっている最中、鍾会の身体もブルブルと震えていた。
腸内に熱い飛沫を受けて絶頂に達する感覚を知っているからこそ、夏侯覇が強い快感を感じ
ているのが分かるのだろう。
「ぁ……、伯約のが…、彼奴の…中に……」
2人の結合部分から白く濁った液が漏れ出すのを、鍾会は放心状態で見ていた。
全てが終わると、姜維は夏侯覇の身体を寝台にそっと横たえ、座り込んだまま動けないでいる
鍾会に歩み寄った。
「伯…約……?」
「…鍾会殿、ずっと放っておいて申し訳ありませんでした。こちらで一緒に楽しみましょう?」
「……」
鍾会は少しの間拗ねたように俯いていたが、姜維が手を差し出してもう一度謝ると、顔を上げ
その手を見つめた。
暫くして鍾会がおずおずと自分の手を出すと、姜維はその手を引き寄せて鍾会の身体を抱き
とめた。
「っ…、伯約……」
「(姜維……)」
夏侯覇は寝台に身体を横たえたまま、そんな2人の様子を複雑な心持ちで眺めていた。





こうして夏侯覇さんは姜維さんの奴隷になったとさ、めでたしめでたし(?)
寝込みを襲った話の続きっぽい様な、違うようなw
姜維の奴隷仲間としての夏侯覇と鍾会の微妙な関係が上手く書けないよぅ。

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