「丞相…、どうしたのですか? お疲れのようですが…。」
2日続けて満足に寝れなかったためか、諸葛亮の顔色はすぐれず、眠たそうな目で懸命に筆
を動かしていた。
姜維が心配そうに顔を覗き込むが、昨晩の自慰の時に彼の名前を呼んでしまった事を思い出
したからか、すぐに目を逸らしてしまう。
「…大丈夫…、です…。」
何故あの時、彼の名前を叫んでしまったのかは諸葛亮自身も分からない。
…多分、こうして心配してくれる姜維に対して謝りたかっただけだろうと、心の片隅で思っては
いたが。
何にせよ、自慰をしていて寝不足になったと正直に話して謝る事など出来る訳がない。
「申し訳ありません…。最近、なかなか寝付けなくて……」
「…では、今日の仕事は私に任せて、丞相はお休みになって下さい。」
「え…!? でも、昨日も……」
自分の仕事をやってもらったのに…と言おうとしたのを遮るように、姜維はニコッと笑ってこう
続けた。
「丞相、何かあったらいつでも仰って下さい。私に出来ることでしたら、何でもしますから。」
「姜維…」
屈託のない顔で笑う姜維を見て、胸が痛んだ。
昨日の行為が酷くいけない事のように思え、姜維の顔をまともに見ることも出来なかった。
「いつもすみません…、姜維…。」
謝罪の言葉を絞り出すように言うと、諸葛亮はフラフラと政務室を出ていった。


「っ…!」
部屋の扉を開けると、そこにはまた布に包まれた荷物が置かれていた。
ゆっくり休もうと決意したのに、それを嘲笑うかのような仕打ちに軽い眩暈を感じた。
それでも、その中身が気になって仕方がない自分が嫌になってしまう。
「(姜維…、ごめんなさい…、私……)」
心の中で謝罪をしながら、おぼつかない足取りで荷物に近づき、慣れた手つきで開け始める。
蓋を開けて箱の中身を見たその瞬間、諸葛亮は驚いたような表情になり、手から蓋を落として
しまう。
「そ、そんな……、あぁ……」
そこに入っていたのは、今までの玩具とは違う、男性器を象った露骨な形をしている物だった。
長さは昨日の玩具と同じくらいだが、太さは少なくとも諸葛亮が普段使っている羽扇の柄より
はある。
それに加え、イボのような凸凹が一面に付いており、性具の快感を知っている者であれば見た
だけで身体が疼いてしまうような形状だ。
「(これ……、太くて…、それに…、こんなにイボが……)」
諸葛亮は震える手を伸ばして、その玩具を手に取った。
持ち手の所にあるスイッチを引き上げると、男性器の形をした部分が勢いよくうねり始めた。
「(あ…あぁ…、凄い…! こんなモノに…掻き回されたら……)」
すっかりその気になってしまったのか、諸葛亮はその玩具を大事そうに寝台の上に乗せると、
引き出しから香油を取り出し枕元に置いた。
そして自身も寝台の上に横たわると、着物の裾を捲って恥ずかしい場所を露わにする。
「(っ……、いけない…、止めないと…私…、また…姜維に、迷惑を……)」
姜維の事を思い出してこの衝動を抑えようと試みるが、諸葛亮の身体はそんな理性の抵抗に
はお構いなしだった。
頭の中では駄目だと言っていても、手が下半身に伸びてしまう。
「(ごめんなさい…、姜維…。)」
香油をたっぷりと塗った指を肛門に擦りつけるように動かし、受け入れる準備を始める。
今までに入れたことのない太さの物を入れるのだから…と、いつもよりも念入りにそこを拡げて
いく。
「んっ…、う…うぅ……」
指が3本入るくらいに拡げた所で一旦指を抜き、玩具を手に取った。
「(本当に…、こんな太い物が入るのでしょうか…)」
万遍なく香油を塗した玩具を、恐る恐る肛門に押し付ける。
そこに直接触れさせた事で、昨日の玩具とは違うその質量がありありと分かる。
さすがに諸葛亮も躊躇しているのか、手が震えていて、なかなか押し込めないでいた。
「(い…や…、怖い…っ!)」
その太さも勿論恐怖の対象だが、それ以上に、これを入れてしまったら本当にまともではいら
れなくなってしまうのではないか…という恐怖の方が強かった。
「い…、嫌ぁ…、姜維…、助けて…! このままでは…、私……」
こんな事をしながら愛弟子に助けを求めるような言葉を口走る自分に愕然とした。
…いや、助けを求めた事に驚いたのではない。
この火照った体を姜維に慰めて欲しい、と思っていた事に気付いてしまったからだ。
「違う…、そんな……」
慌てて否定しようとするが、それでも姜維の笑顔が浮かんできて余計に意識してしまう。
それどころか、姜維に慰めてもらっている情景まで思い浮かべてしまい、諸葛亮は何が何だか
分からなくなって涙ぐんだ。
「私…っ…、何て事を…!」
そうしている間にも、香油の効能によって身体の奥が疼いてくる。
その疼きが我慢出来るものではない事は、前回使った時に嫌というほど思い知らされている。
「うぅ…、何とか…しなければ……」
深い呼吸を繰り返しながら身体の力を抜き、意を決したように手に力を込める。
すると、じわじわと肛門が押し広げられ、先端の部分が少しずつ飲み込まれていく。
「っ…! 凄い…、拡がる…っ!」
太い物で窄まりをこじ開けられるその感覚に、諸葛亮の尻たぶがブルブルと震える。
それでも思ったよりは痛みを感じなかったようで、さらに手に力を込めて先端を潜り込ませにか
かる。
「っく……、もう…少し…、あ、ああぁっ…!!」
ぐちゃ…と湿っぽい音が響き、一番太い部分は呆気なく飲み込まれた。
痛みは少しあったが、それよりも快感の方がずっと強かった。
「う…、あぁ……、は…、入った……」







先端の部分さえ入ってしまえば、あとはゆっくり押し込んでいくだけで良い。
持ち手をしっかりと握り、腸内をかき分けるように慎重に入れていく。
敏感になった腸内をイボに擦られるのが堪らないのか、諸葛亮は時折身体を小さく震わせた。
「これ…で…、全部……」
玩具は持ち手の部分を残して全て飲み込まれ、諸葛亮が荒い呼吸を繰り返すたびに僅かに
上下している。
「(凄い…、中…が…、いっぱいで……)」
今までに経験した事のない強い圧迫感が、香油の効果と相まって彼に快感を与える。
少し動かしただけでも凄まじい快感に襲われ、声が漏れてしまう。
「あぁっ…! 擦れる…ぅ…!」
おもむろに出し入れを始めると、イボと雁の部分が腸内の敏感な場所を擦り、断続的に強い
刺激が走る。
「ひぃ…っ…、あ…、あぁっ…!」
一番敏感な部分に雁が擦れるたび、諸葛亮の身体は痙攣したように震え、だらしなく開いた口
からは甘い声が漏れ出す。
「ぁ…うぅ……、姜維…っ…、もっと……」
諸葛亮は罪悪感を感じながらも、姜維に身体を慰めてもらっている場面を思い浮かべながら
手を動かしていた。
姜維にしてもらっている、と思うだけでも身体が疼いて、思わず手の動きも激しくなる。
「(こんな事をしてごめんなさい、姜維…。でも、私…、貴方の事……)」
『丞相、何かあったらいつでも仰って下さい。私に出来ることでしたら、何でもしますから。』
つい先程姜維に言われた言葉が、頭の中で響く。
「(…でも…、こんな…事…、言えない…! 言ったら…、嫌われてしまう…。)」
いくらなんでも、自分の身体を慰めて欲しい…などと言えるわけがない。
ましてや、どこの誰が置いていったかも分からない玩具で自慰をするような自分を、姜維が受
け入れてくれるはずがない。
自分が疎んじられる場面を想像してしまったのか、不意に諸葛亮の目から涙が零れる。
「う…ううぅ……、姜維…っ……」
『丞相、どうしたのですか? …続きをしましょう。』
それでも、先程から頭の中にいる姜維は嫌な顔ひとつせず、にこっと笑って次の行動を促す。
諸葛亮は嫌な想像を振り払うように、妄想の中にいる姜維の言葉通りに手を動かし始める。
「姜維…」
震える指を持ち手のスイッチに掛けて恐る恐る引き上げると、無機質な音が響き、体内に挿入
した部分がグリグリとうねり始めた。
「んうぅ…っ!!」
ごつごつとしたものに敏感な部分を容赦なく抉られ、諸葛亮は思わず呻き声を上げる。
だが、その声は苦しさから出た物ではなく、強い快感を感じての事だった。
「やぁ…っ…! だめ…、おかしく…なる……」
そう言いつつも、更に快感を求めるかのようにスイッチを引き上げていく。
一際大きな機械音と共に玩具が激しく動き出すと、諸葛亮の身体が小さい痙攣を繰り返し始
める。
「ぐ…、うあぁ…っ、凄い……」
玩具をくわえ込んでいる場所から背骨を伝って脳に激しい快感が伝わり、次第に何も考えられ
なくなっていく。
それなのに、姜維の姿だけはしっかりと脳内に残っていて都合のいい言葉を優しく囁いてくる。
『イッてもいいですよ。丞相のイクところ、見ていてあげますから。』
「っく…、あぁ…っ…! 姜維…、好き…です、姜維…っ!!」
諸葛亮は無我夢中で愛弟子への想いを叫びながら絶頂を極め、がくんと寝台へ横たわる。
達したのと同時に体内から抜け出た玩具が、敷布の上でうねりながら暴れていた。
「ぁ……、っ…、姜維……」
意識が朦朧とする中、諸葛亮は動き続ける玩具を再び手に取っていた。





オナニーの最中に自分の気持ちに気付く孔明って…エロくて良いと思うんだよねw
でもこの行為をしているのは真っ昼間なんだよ丞相!(その分夜は早く寝れるw)(死)

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