※内容が特殊なので最初だけワンクッション。淫乱ドM孔明がオナニーする話です。
時代無視の玩具登場だけでなく全体的にオカシイですが、それでも大丈夫な人は↓どうぞ。
































「これは…?」
仕事を終え自室に戻ると、見覚えのない荷物が机の上に置いてあった。
自分に黙って置いていくなんて、何か危ない物でも入っているのではないか…とも思ったが、大
事な物の可能性も無いわけではない。
諸葛亮は警戒しながらもその包みに手を伸ばし、布をはぎ取った。
「……?」
布の中から出てきたのは、小振りな桐の箱だった。
箱を注意深く観察してみたが何も書かれておらず、軽く振るとカタカタと何かがぶつかり合う軽
い音がした。
「…開けてみるしかありませんね。」
どうやら危ない物ではなさそうだと思ったのか、諸葛亮はあっさりと箱の蓋を開けてしまう。
「…えっ…?」
緩衝材と思われる丸めた紙に埋もれるように、ピンク色の物が入っていた。
卵形の部分からコードが伸びていて、リモコン型の物と繋がっている。
「っ…!」
それが自慰に使う道具であると理解した途端、諸葛亮は思わず顔を赤くしてしまった。
「だ、誰がこんなものを…!」
そう言いながらも、諸葛亮はその玩具から目を離せないでいた。
…こういう物がある事は知っていたし興味もあったが、物が物だけに、買うのはさすがに気が
引けた。
欲しくても手にすることが出来なかった物が今こうして手元にあるのだから、気持ちが高揚して
しまうのも無理はない。
「…でも、こんな、誰が置いて行ったか分からない物など……」
冷静になって考えてみれば、こんな事は単なる悪戯としか思えない。
そうでなければ、自分の性癖を知っている誰かが置いていった事になるから、そちらの方が問
題だ。
「いえ、まさか…そんな事は……」
誰にも話した事がないのだから、誰も知らないはずだ。
諸葛亮は軽く頭を振り、箱の蓋を無造作に放り投げると、寝間着に着替え始めた。
「……」
着替えが終わり寝台に入ろうとした時、あの箱が視界に入ってしまい、思わず動きが止まって
しまった。
「(いけません、こんな不審なもの…使っては……)」
そう言いつつも、諸葛亮はふらふらと箱に近づきその中身に手を伸ばしてしまう。
恐る恐る手に取り、卵形になっている部分を熱っぽい目でじっと見つめる。
「(でも、一回くらいなら……)」
結局その性具の誘惑には勝てなかったのか、一度だけだからと自分を納得させて、それを手
に持ったまま寝台に横たわった。
震える指でスイッチに手をかけ、軽く捻ると、無機質な機械の音と共に卵形の部分が振動を始
めた。
「あ…、本当に…動くのですね…。」
玩具を持った手を胸元に滑り込ませ、胸の突起にそっと押し当ててみる。
「っん……」
敏感な部分に振動が伝わり、思わず声を漏らしてしまう。
上下に動かして擦ったり、強く押しつけたりすると、もっと刺激して欲しいと言わんばかりに硬く
尖ってくる。
「はぁ…っ……」
胸の突起から名残惜しそうに玩具を離したかと思うと、その手を下半身に伸ばし、既に硬くなっ
ていたモノの先端に滑らせた。
「あぁっ…!」
少し振動を強め、尿道の辺りを重点的に刺激すると、今までにない感覚が背筋を伝っていく。
快楽を感じている事を示す透明な液が、ぬるぬると玩具にまとわりついて濡れ光っている。
「っく…、ぅ……」
彼の顔はすっかり上気していて、その玩具の刺激に夢中になってしまっているのが伺える。
目は虚ろで、だらしなく開いた口からは喘ぎ声が漏れている。
「ぁ…、ひぅっ…!」
振動を続ける玩具が肛門に達すると、諸葛亮の口から一際大きな声が漏れた。
慌てて口元を手で覆い隠して声を押し殺し、先走りの液でぬめるその玩具で窄まりの部分をな
ぞるようにして刺激を与える。
「(あぁ…、押しつけるだけでこんなに感じるのに…、入れたりしたら……)」
期待と不安を入り混じらせながら、玩具を握る指先に力を込め、括約筋を押し広げていく。
「ぅ…、ん…っ、あひっ…!!」







ぐちゅ…といやらしい音が響き、振動部分が全て腸内に収まった。
玩具を飲み込んだ肛門はひくひくと痙攣し、腸内で振動する感触を味わっているようだった。
「あっ…、中が…、痺れて……」
今まで恐る恐る指で弄っていただけだったその部分に与えられる甘美な刺激は、諸葛亮の理
性を着実に削り取っていく。
「ふぁ…っ、もっと…、強く…っ…!」
震える指をスイッチに伸ばし、「強」の方へ一気に捻った。
「ひぃっ…! あ、あぁっ…!!」
その暴れるような強い振動に腸壁を揺さぶられ、諸葛亮の身体がガクガクと痙攣を始める。
「(だ、だめ…、こんな…、強すぎる…っ!!)」
あまりに刺激が強すぎたからか、諸葛亮は狼狽えながらその玩具を抜こうとする。
しかし、括約筋の辺りで引っかかり、上手く引き抜くことが出来ない。
焦って強く引っ張るが、それによって敏感な出口付近に強い振動が与えられ、肛門が更に強く
閉じてしまう。
「い…やぁ…、抜けない…っ……」
落ち着いてスイッチを切れば良いのだろうが、意識が混濁している今の状態では、そこまで思
い至る事は出来ないだろう。
諸葛亮の頭の中はもう、真っ白になる寸前だった。
「んぅ…っ…、早く…、あ…っ、抜かないと……」
上からも下からも涎を垂らしながら、まごつく手でコードを引っ張る姿は何とも滑稽に見える。
「あ…うぅっ…、も、もう少し…で……」
それでも懸命に引っ張っていると、肛門が少しずつ内側から広げられていき、卵形の部分が顔
を出した。
「んひぃ…! で、出る…っ、出るぅ……、んあぁ…っ!!」
粘膜の擦れる音を響かせながら玩具が飛び出すのと同時に、諸葛亮は絶頂に達していた。
身体をピンと弓なりに反らしたかと思うと、すぐに糸が切れたようにガクンと頽れた。
「っ…、っ……!!」
焦点の合わない目からは生理的な涙が零れ、身体は小さな痙攣を繰り返している。
「はぁ…、はぁ……」
暫くの間、玩具の振動音と諸葛亮の荒い息づかいだけが部屋に響いていた。





孔明一人遊びシリーズのプロローグ的お話でした。
変な孔明で申し訳有りませぬ…。ちなみに、前シリーズの調教モノとは関係有りませんです。

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