「…せ、せんせぇ〜……」
いつものように化学準備室へとやってきた夏侯覇だったが、普段とは様子が違っていた。
心なしか顔が赤くなっていて、呼吸も荒くなり足元もおぼつかないようだった。
しかし郭淮にはその理由が分かっているため、特に動じる事もなく普段通りに応対する。
「お待ちしておりました。さぁ、こちらへ。」
「ぁ…うっ…、もう…だめぇ……」
夏侯覇は椅子に座ったままの郭淮に縋り付くように抱きつき、肩先に顔を埋めた。
郭淮はそんな夏侯覇を抱きしめて背中を撫で、その手を徐々に下方に下ろしていく。
「あ…っ、んひぃっ!!」
ユニフォームのパンツの上から肛門の辺りを探るように圧されると、夏侯覇は過剰なまでの反
応を示した。
「ふふ…、良い反応ですね。」
「や、やだぁ…、せんせぇ…、お尻の…道具…、取ってぇ…!」
夏侯覇が言っているのは、所謂エキスパンダーベルトと呼ばれる器具だ。
ベルトに男性器を模した物が括り付けられていて、その男根の形をした部分を挿入しベルトを
腰に固定するだけで肛門調教が出来るという代物だ。
振動等の特別な機能は付いていないが、調教によって貪欲になった身体ではそれが逆に辛か
ったようだ。
「うぅ……、イキたい…っ! 先生の…おチ●ポ…、お尻に欲しいよぉ…!」
自慰を禁じられた上で朝から放課後までずっと器具を装着させられていた事により、夏侯覇の
身体はずっと焦らされた状態になっていたのだ。
そんな状態から開放されたいと必死に訴えるが、郭淮はその懇願を一蹴する。
「…今すぐは駄目です。後で上げますからもう少し我慢して下さい。」
「そ、そんなぁ……」
残念そうに目を伏せた夏侯覇に、郭淮は自分の足元に座るようにと指示を出し、盛り上がった
股間を指さしながら命令を下した。
「まずは貴方のお口で搾り取って下さい。」
「…は、はい…。」
夏侯覇はおずおずと手を伸ばし、ズボンと下着をずらして硬くなった肉棒を取り出した。
「ん……」
そのまま先端に唇を軽く押し付け、舌を出して鈴口を舐め上げる。
そして、口を開けて先端の部分だけを頬張り、雁の辺りを重点的に刺激し始める。
「んっ…、く…、んん…っ……」
教えられた事を駆使して懸命に肉棒を咥える姿に興奮したようで、郭淮の肉棒は一段と硬さを
増していた。
「…良いですよ、そのまま奥まで咥えて下さい。」
「ん…、ふ…うぅ……」
夏侯覇が硬度の増した肉棒を根元まで口内に迎え入れると、郭淮の身体を電流のような快感
が突き抜ける。
「く…っ!」
郭淮が快感のあまり発した呻きが部屋に響くと、夏侯覇の奉仕に一層熱が入る。
竿の部分を口腔に収めたまま舌先で尿道口やくびれの部分を強く抉り、滲み出てきた先走り
の液を軽く吸い上げる。
「んむ…っ、ん…んん……」
じゅるじゅると音を立てて肉棒に吸い付きながら、空いている手を竿の下の方に伸ばす。
指先で陰嚢を確かめるようにつつき、掌で包み込んで軽く揉み込む。
「うぅ…!」
郭淮は得も言われぬ感覚に思わず声を漏らし、そそり立った肉棒の先端から更に多量の液を
滲ませた。
夏侯覇はその液をこぼさないよう飲み込みつつ、力加減に気を付けながら陰嚢を転がし刺激
を与える。
「んく…、ふうぅ…っ……」
少しだけ力を込めて陰嚢を握ると、肉棒がその快感を表すようにビクビクと脈打ち始める。
「うぁっ…、夏侯覇殿っ…!」
すると夏侯覇は、ここぞとばかりに陰嚢を揉み込み、頭を揺り動かしながら肉棒を強く吸い上
げた。
「んうぅ…、じゅるっ、ちゅぅ……」
「夏侯覇殿…っ、もう……」
その言葉を聞いた夏侯覇が肉棒を一際深く咥え込んだ瞬間、熱い粘液が肉棒から一気に吹
き出した。
「んんん…っ!! っく…、んぐっ……」
「くぅっ…!」
郭淮は夏侯覇の頭を両手で固定し、彼の喉の奥まで肉棒を押し込み欲望を叩き付ける。
それでも夏侯覇は嫌がる事なく寧ろ積極的にそれを迎え入れ、恍惚とした表情のまま流し込ま
れる液を呑み込んでいった。
「んっ…く…、ごくっ…、ぷは……」
全てを呑み込んだ所で一旦口を離し、深呼吸をしてから再び舌を這わせ肉棒を清めていく。
「……良く出来ました。もう良いですよ。」
郭淮がそう言って頭を撫でると、夏侯覇は何かを求めるような眼差しを向ける。
「…分かっています。では、御褒美を上げますから、床に蹲ってお尻を突き出して下さい。」
「ぁ……」
夏侯覇はパッと表情を明るくすると、言われた通り床に這い蹲り、郭淮に向けて尻を突き出し
た。
郭淮は差し出された尻をユニフォームの上から撫でつつ、パンツと下着を脱がしていく。
「んっ…!」
郭淮の手が器具を固定しているベルトに触れただけで、夏侯覇の身体が反応して震える。
「(…相当切羽詰まっているようですね。ここで一度イかせてあげましょうか。)」
ベルトを手早く外し、男性器を模した物を固定している部分に手を掛ける。
長い間自分の内部を苛んでいた物が少しずつ引き出されていくと、夏侯覇は安心したように息
を吐いた。
しかし、それは半分ほど引き出された所で止まり、再び腸内に潜り込んでいった。
「ひうぅ…っ!?」
予期せぬ所で強い刺激を与えられ、夏侯覇は背筋を仰け反らせながら叫び声を上げた。
郭淮はそれに構わず手の動きを速め、ぐちゃぐちゃと内部を掻き混ぜて夏侯覇を絶頂へと追
いつめていく。
「うぁっ…! そ、それ…、だめぇ…、せんせぇ…、あ…ああぁっ…!!」
断末魔のような叫びが部屋に響いたかと思うと、小さな身体がガクガクと震え、床に白く濁った
液が叩き付けられた。
精を吐き出した事でやっと悶々とした状態から解き放たれた夏侯覇は、笑みすら浮かべながら
その解放感に浸っていた。
「ぁ…、あぁ……」
夏侯覇の身体から力が抜けた所を見計らって器具を抜き取ると、肛門が寂しげにヒクヒクと蠢
き始めた。
「…おや、達したばかりなのにこんなに物欲しそうにして…。」
郭淮はそう言いつつも嬉しそうに笑い、すっかり硬さを取り戻した肉棒をそこに押し付ける。
腰をしっかりと押さえながら先端を埋め込むと、夏侯覇は身体を大きく震わせながらそれを迎
え入れた。
「んあぁ…っ!! 先生の…おチ●ポ…、入ってくるぅ…!!」
そのまま一気に根元まで肉棒を埋め込むと、腸壁が更なる快楽を求めるようにねっとりと絡み
つく。
「…動かしますよ。」
ぐいぐいと締め付けてくる粘膜を振り払うように抽送を始めると、不意に夏侯覇の口から絞り出
すような嬌声が漏れ、内部がグッと圧力を高めた。
「ぅ…あぁ…、っ…、んひぃ……」
「っ…!? これは……」
腸内が敏感になっていた所為か、少し抽送をされただけでも激しい快楽を感じ、射精を伴わな
い絶頂に達してしまったようだ。
「あ…ぁ……、せんせぇ…、俺……」
自分の身に何が起こったのか理解出来ない夏侯覇が不安げに振り返ると、郭淮は宥めるよう
に彼の頭を撫でる。
「器具を使った事で身体が敏感になっているだけです。…心配せず私に身を委ねて下さい。」
すると夏侯覇は、身体の力を抜いて郭淮を受け入れるように自ら尻を突き出した。
「よしよし…、良い子ですね。」
郭淮はそれを見て満足げに笑うと、再度腰を手で押さえ抽送を始めた。
「んぁ…っ! あっ、うぅ……」
肉棒が出し入れされる度に口から嬌声が漏れ、内部もそれに合わせるように収縮する。
郭淮は暫くその感触を味わうように肉棒を動かしていたが、不意に勢いを緩め抽送を緩慢なも
のにしてしまった。
「あ……、あぅ…、せんせぇ…?」
夏侯覇の中は催促するかのように蠢き、肉棒を奥に誘い込むようにまとわりついていく。
郭淮はその反応を感じ取りつつも、あえて緩慢な動きを続けた。
「んうぅ…、ふぁ…、あぁっ……」
熱を持った腸内は肉棒を突き入れられればそれを味わおうと収縮し、抜こうとすれば引き止め
るように絡みつく。
「ふふ…。随分と貪欲に咥え込んでいますねぇ。」
夏侯覇が物足りないと感じている事は承知の上で、更に煮え切らない感覚を味わわせて焦ら
していく。
「っ……、せんせぇ…! もう、やだぁ…!! い、イキたい…! 先生のおチ●ポで…、もっと
お尻ズボズボして…、イかせてぇ…っ!!」
ついに我慢しきれなくなった夏侯覇は、頭を振りながら泣きそうな声で抽送をせがみ始めた。
その必死な姿を見て、郭淮は調教の成果を感じるより先に申し訳ないと思ってしまう。
「…少し意地悪しすぎてしまいましたね、すみません。」
郭淮はそう言うと、夏侯覇の望み通り腸の奥深くまで肉棒を打ち込んだ。
「うあぁ…っ!!」
散々焦らされて敏感になっていた粘膜はそれにすぐ反応し、夏侯覇を先程と同じ射精を伴わな
い絶頂に追いやった。
郭淮は絶頂によって生じた腸内の締め付けを味わいつつ、腰を打ち付け更に内部を責め立て
ていく。
「ひぁ…! お、お尻…いいっ、気持ちいい…っ!!」
抽送の勢いが激しくなるとそれに比例して嬌声が大きくなり、腰が郭淮の動きに合わせるよう
にくねくねと揺れ始める。
「はひぃ…、先生の…おチ●ポ…、好きなのぉ…っ!!」
夏侯覇の発した言葉と腸内の締め付けが相乗し、郭淮の射精欲が急速に膨らんでいく。
「夏侯覇殿…っ!」
分泌液が泡立つ位に激しく腸内を掻き混ぜ、射精欲が限界に達した所で一際強く腰を押し付
けた。
「ひ……、ああぁーーっ!!」
腸内に射精された瞬間、夏侯覇は身体をピンと硬直させてそのまま床に精を吐き出した。
「あ…、あはは……、先生の…チ●ポ汁…、いっぱい…v」
夏侯覇はそう呟いたのと同時に身体を弛緩させ、再び床に突っ伏した。
快感が強すぎたのか、彼は白目を剥いたまま口をだらしなく開いて涎を垂らし、譫言のように
郭淮を呼びながらビクビクと身体を痙攣させていた。
「んぅ……、せん…せぇ…、せんせぇ……」
「(…これは…、少々やりすぎましたか…。)」
自分で作り出してしまった惨憺たる光景に、さすがの郭淮も反省をする。
一方夏侯覇はと言うと、郭淮の反省など露知らず、未だ引かない絶頂の余韻に浸っていた。





ちょっとマニアックな器具を使用。入れっぱなしで授業とか仕事とかってシチュ良いよね。
どんなモノか知りたい方は本文中にある名称で検索すればすぐ見つかると思います。

戻る